【日本を駆け巡った「口裂け女」 そして「麺会(めんかい)」が「MENKAI」になる日】 [コラム集 「TAWAGOTO」]
昔、「口裂け女」の話が全国で駆け巡ったのを覚えていますでしょうか?
『ポマード』という言葉に弱く、この言葉を浴びせると退散するというのもありました。
まぁ、日本の都市伝説の中では強烈に全国に広まった都市伝説界の『横綱』と言えるでしょう。
小学生の私たちの周りでは完全にこの話を信じてしました。
もちろん私も信じていました。
そして、ある日誰かが言ったのです。
「口裂け女を捕まえに行こう!」
私は内心「え~~!何でぇぇ?」って気持ちでしたが、みんなが行こうって言ったら一人だけ弱気の発言はできないと、みんなの出方を伺っていました。
たぶん、みんな私と同じような感じだったんだと思います。
そして誰も反対意見は出せずに『口裂け女捕獲作戦』が可決されました。
「どこに行けばいいんだ?」
もっともな質問に誰かが何の根拠もなく答えました。
「山にいるよ。」
みんなが心配していたことを誰かが言ってくれました。
「でも口裂け女は100メートルを6秒で走るんだぜ。追いかけられたらどうする?」
「そんなのロケット花火で撃退すればいいだよ。それにポマードって言えば逃げるだろ?」
当時、私たちは山で戦争ごっこをして遊んでいました。
山に何故か置いてあったたくさんの鉄管の一つをバズーカ砲に見立ててロケット花火の撃ち合いをして爆竹の手榴弾で相手を攻撃するという、子供にしては本格的な「サバイバルゲーム」をしていたので勇ましくなっていたのです。
結局、日曜日にその作戦が決行されることになり、みんなで山に入りました。
しかし山に行ったところで当然手がかりすらなく単なるハイキングになってしまいました。
でも、だからと言って、
「なんだ、口裂け女なんかいないじゃないか!」
と、言う出す者もいるわけではなく、ただ捕獲できずに帰ってきました。
ただ、それまで、
「どうしたら逃げられるか?」
「いつ出没するのか?」
「どこにいると遭遇しやすいのか?」
と、いろいろ興味を持って語られていましたが、捕獲作戦失敗を契機に急速に口裂け女の話題性が薄らいでいった、そんな感じだったように記憶しています。
さて、口裂け女はその噂の伝搬範囲や伝搬速度、話の具体性などから、時々『噂の伝搬』とか『口頭伝承』みたいなものを論じるときに取り上げられます。
話はまたまた変わりますが、我が家ではときどきどうでもいいようなことを真面目に議論することがあります。
先日の我が家の家族会議で話が出たのが、娘の『麺会(めんかい)』についてです。
娘はうどん専門店、丸亀製麺の大ファンで「ぶっかけとろろうどん」「とろ玉うどん」がお気に入りです。
そんな娘が友人たちとの間で時々主催しているのが『麺会』です。
休日にみんなで集まり丸亀製麺でうどんを食べて帰ってくる、これが『麺会』です。
言ってみれば、うどんに限定した(娘のなかでは丸亀製麺に限定しているようですが)女子会でしょう。
時々、友達から「『麺会』やらないの?」なんて、リクエストメールが来るようで結構好評なイベントのようです。
さて家族会議ではまずこの『麺会』という言葉が『女子会』のように一般的に普及した言葉かどうかということが議論になりました。
早速、ググってみるとどうもパッとした検索結果にならず「ありそうだけどない」『まだ認知されていない娘の造語』ということになりました。
そこで次の議題に移りました。
『麺会』という言葉を『女子会』みたいに世間に流行らすことができないかってことです。
現在は、口裂け女の時代と違い、『ネット』という伝搬速度の速いツールがあります。
いろんなことがあっという間に、日本に、いえ、世界的に広まる可能性を持っています。
もしかしたら「MOTTAINAI」みたいに『MENKAI』として世界に通ずる言葉になる可能性だって秘めているわけです。
そこで決議されました。
「よし!『麺会』を流行らせよう!」
ということで、私はこの言葉をブログなどネットで「普通に」使うことで普及させようということになったわけです。
というわけで麺会についての記事を書いたりするときには『普通に』使ってみようと思ってます。
もし既に麺会を実施していたり、やってみようかな?って方がいましたら『麺会』というネーミングを是非使ってみて下さい。
(^o^)
ワープロで変換しても「面会」と同程度に変換される用語として普及するぐらいまでになったら思い白いなって思ってます。
そして、Wikipediaの「語源」の欄に
『有名ブロガー「はる」の娘のお気に入りのイベントがその由来。』
なんて書かれて、更に‥‥
『特に丸亀製麺でうどんを食べるのが正式な麺会として認定されるという意見もある。』
なんて書かれたらとても面白いと思っています。
そして、その伝搬経路を巡って後年の偉い学者さんがいろいろと論じてくれたらもっと面白いと思っています。
どうです?一枚かみません?(笑)
マスクをした若い女性が、学校帰りの子供に「わたし、きれい?」と訊ねてくる。「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けていた、というもの。「きれいじゃない」と答えると鎌や鋏で斬り殺される、と続く。
『ポマード』という言葉に弱く、この言葉を浴びせると退散するというのもありました。
まぁ、日本の都市伝説の中では強烈に全国に広まった都市伝説界の『横綱』と言えるでしょう。
小学生の私たちの周りでは完全にこの話を信じてしました。
もちろん私も信じていました。
そして、ある日誰かが言ったのです。
「口裂け女を捕まえに行こう!」
私は内心「え~~!何でぇぇ?」って気持ちでしたが、みんなが行こうって言ったら一人だけ弱気の発言はできないと、みんなの出方を伺っていました。
たぶん、みんな私と同じような感じだったんだと思います。
そして誰も反対意見は出せずに『口裂け女捕獲作戦』が可決されました。
「どこに行けばいいんだ?」
もっともな質問に誰かが何の根拠もなく答えました。
「山にいるよ。」
みんなが心配していたことを誰かが言ってくれました。
「でも口裂け女は100メートルを6秒で走るんだぜ。追いかけられたらどうする?」
「そんなのロケット花火で撃退すればいいだよ。それにポマードって言えば逃げるだろ?」
当時、私たちは山で戦争ごっこをして遊んでいました。
山に何故か置いてあったたくさんの鉄管の一つをバズーカ砲に見立ててロケット花火の撃ち合いをして爆竹の手榴弾で相手を攻撃するという、子供にしては本格的な「サバイバルゲーム」をしていたので勇ましくなっていたのです。
結局、日曜日にその作戦が決行されることになり、みんなで山に入りました。
しかし山に行ったところで当然手がかりすらなく単なるハイキングになってしまいました。
でも、だからと言って、
「なんだ、口裂け女なんかいないじゃないか!」
と、言う出す者もいるわけではなく、ただ捕獲できずに帰ってきました。
ただ、それまで、
「どうしたら逃げられるか?」
「いつ出没するのか?」
「どこにいると遭遇しやすいのか?」
と、いろいろ興味を持って語られていましたが、捕獲作戦失敗を契機に急速に口裂け女の話題性が薄らいでいった、そんな感じだったように記憶しています。
さて、口裂け女はその噂の伝搬範囲や伝搬速度、話の具体性などから、時々『噂の伝搬』とか『口頭伝承』みたいなものを論じるときに取り上げられます。
話はまたまた変わりますが、我が家ではときどきどうでもいいようなことを真面目に議論することがあります。
先日の我が家の家族会議で話が出たのが、娘の『麺会(めんかい)』についてです。
娘はうどん専門店、丸亀製麺の大ファンで
そんな娘が友人たちとの間で時々主催しているのが『麺会』です。
休日にみんなで集まり丸亀製麺でうどんを食べて帰ってくる、これが『麺会』です。
言ってみれば、うどんに限定した(娘のなかでは丸亀製麺に限定しているようですが)女子会でしょう。
時々、友達から「『麺会』やらないの?」なんて、リクエストメールが来るようで結構好評なイベントのようです。
さて家族会議ではまずこの『麺会』という言葉が『女子会』のように一般的に普及した言葉かどうかということが議論になりました。
早速、ググってみるとどうもパッとした検索結果にならず「ありそうだけどない」『まだ認知されていない娘の造語』ということになりました。
そこで次の議題に移りました。
『麺会』という言葉を『女子会』みたいに世間に流行らすことができないかってことです。
現在は、口裂け女の時代と違い、『ネット』という伝搬速度の速いツールがあります。
いろんなことがあっという間に、日本に、いえ、世界的に広まる可能性を持っています。
もしかしたら「MOTTAINAI」みたいに『MENKAI』として世界に通ずる言葉になる可能性だって秘めているわけです。
そこで決議されました。
「よし!『麺会』を流行らせよう!」
ということで、私はこの言葉をブログなどネットで「普通に」使うことで普及させようということになったわけです。
というわけで麺会についての記事を書いたりするときには『普通に』使ってみようと思ってます。
もし既に麺会を実施していたり、やってみようかな?って方がいましたら『麺会』というネーミングを是非使ってみて下さい。
(^o^)
ワープロで変換しても「面会」と同程度に変換される用語として普及するぐらいまでになったら思い白いなって思ってます。
そして、Wikipediaの「語源」の欄に
『有名ブロガー「はる」の娘のお気に入りのイベントがその由来。』
なんて書かれて、更に‥‥
『特に丸亀製麺でうどんを食べるのが正式な麺会として認定されるという意見もある。』
なんて書かれたらとても面白いと思っています。
そして、その伝搬経路を巡って後年の偉い学者さんがいろいろと論じてくれたらもっと面白いと思っています。
どうです?一枚かみません?(笑)
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