【住宅ローン 借り換え 私の場合】 [マイホーム購入術]
私は2005年10月に現在住んでいる自宅を購入しました。
キャッシュなど持っているわけもなく住宅ローンを組みました。
私の転職活動の記事をご覧になっていただくとわかりますが、この年の3月に転職したばかりですぐその年の10月には家を買ってしまいました。
⇒ 【会計事務所から経理職への転職 ~4~】
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一応、ローンの規定は勤続3年以上なんてハードルがあったりしますが、結構こういうルールって交渉次第でどうにかなるもんです。
比較的、経理マンというのは堅い仕事と見てもらえるのかもしれません。
私が勤務していた人材ビジネスは当時は上り調子で絶好調だったので比較的印象が悪くなかったのかもしれません。
良く不動産屋さんを訪ねると言われますが不動産業の営業マンってローンでは印象悪いらしいですね。
歩合給だったりするので収入が安定しないという理由で審査が厳しいと言っていました。
(まぁ、これも一種のセールストークだったのかもしれませんが…)
まだ新しい会社で年末調整すらしておらず源泉徴収票も発行されていないので収入の証明が難しいです。
そのため既にもらっていた給与明細、給与入金口座の通帳のほかにその年の収入の見込みを会社から提出してもらいました。
この辺は経理部にいたので人事部長への依頼も比較的簡単で良かったです。
不動産屋さんの営業マンには、
「前職の会計事務所の源泉徴収票を出してしまったら?」
なんて、良からぬアドバイスをされましたが正攻法でいって良かったです。
当時は企業がまだ絶好調というまでには至っておらず優良な貸出先を求めて住宅ローンは各銀行とも低金利を競っていたとは言え、今ほど低金利ではありませんでした。
私は会社に出入りしていたメガバンクの一角である某都市銀行に申込みをしました。
当時の資料を見ると…
キャンペーン金利
1. 当初10年固定…2.00%(店頭金利3.50%)
2 .当初 5年固定…1.30%(店頭金利2.80%)
3. 当初 3年固定…0.95%(店頭金利2.25%)
4. 当初 2年固定…0.90%(店頭金利2.00%)
でした。
固定期間終了後は、ずっと店頭金利から0.4%優遇。
実行時の金利条件は店頭金利から1.00%優遇。
固定期間が終わってもずっと店頭金利から1.0%優遇という金利でローンを組むことができました。
固定期間を何年にするかは非常に悩みました。
金利はどんどん下がっていっていたので10年固定などにすると裏目に出そうで、結局一番短い2年固定を選択しました。
優遇後1.00%(店頭金利2.00%)でした。
但し、保証会社に支払う保証料が50万円以上かかりました。
ちなみに頭金すら貯めていなかったため全額ローン、いや諸費用も借りてしまって家の価額より200万円も多く借りてしまいました。
いわゆる『オーバーローン』ってやつです。
火災保険やら登記費用やら支払ってもお金が増えてました。(^_^;)
当時は銀行もイケイケでした。
こうして無事ローンが実行されマイホームを手に入れることができました。
ただ金利がどの様な推移を辿るかを非常に興味を持って見守っていました。
結局、金利が固定期間を終える2年後には若干上昇していました。
このまま金利が上昇してしまうと短期の固定金利では恐いと感じて10年固定金利を選択することにしました。
そのため優遇金利1.00%を差し引いても2.70%になってしまいました。
仕方がありませんが1回の返済額は結構上がってしまいました。
初回の固定期間の優遇金利で各行が競い合っていた当時、借り換えを考えないわけではありませんでしたが、抵当権抹消・設定登記費用、銀行への手数料、保証料などを勘案すると、多少金利が下がっても関係費用がかさんで効果が得られないので借り換えは諦めました。
その後は10年固定で返済額が10年は変動しませんのであまり日々の金利の動向は意識していませんでした。
ところが…。
ある日、ネットサーフィンしていて、たまたまローン比較サイトにたどり着いて…、
金利を見たら、びっくりするほど下がっています。固定金利0.85%?
やっぱり、このような情報はマメに見ていないとダメなんだなって反省しました。
これなら手数料諸々支払っても長い目で見ても得なんじゃないかな?って思えました。
それからは、いろいろな条件の銀行を比較するためエクセルでソフトを作ってシミュレーションの日々です。
⇒ 【勤続年数が短くても借りられる 住宅ローンの借り換え1】
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過去に住宅ローンの借り換えの経験があります。しかも2回…。金利の動向を正確に予測することなんて誰にもできませんが、その「動向」に対して『最適化』することはできます。その一つが『借り換え』だと思います。
2回目の借り換えの模様を実況中継風にお伝えしてきました。
「借り換えに必要なこととは?」
ご検討の方は是非ご参考にして下さい。
2回目の借り換えの模様を実況中継風にお伝えしてきました。
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