【ケンとメリー 愛のスカイライン ~私の車遍歴】 [クルマ・バイク]
高校3年生で、クルマの免許を取って、もう30年近く運転しています。
私が初めて運転したクルマは、「ケンとメリーのスカイライン」
通称「ケンメリ」
発売当時はとても人気のクルマでしたが、我が家に来たのはもう発売されてから15年くらい経ってからです。
以前お知らせしたと思いますが、私の父は自動車修理工場で働いており、お客さんがいらなくなったクルマを限りなくタダに近い値段で下取りして乗っていました。
私が高校生の時に乗っていたのが、このケンメリです。
横田基地の外人さんはよくポンコツクルマに乗っていましたが、我が家の『ケンメリ』も彼らの乗っている車に劣らずポンコツでした。
シルバーの車体でしたがボンネットは日焼けで既に色がはがれていました。
私は父に借りて時々このケンメリに乗っていましたが、よくバッテリーが上がり駐車場から出られないことにも遭遇しました。
いつもエンジンを掛ける時にドキドキしたものです。
それでも大学時代にこの車で彼女とドライブにも行きました。
今はパワーステアリングが当たり前ですが、このケンメリはパワステがなく、めちゃくちゃハンドルが重くて車庫入れには苦労しました。
いわゆる『内ハンドル』で切らないと切り返しなんかとてもできず夏場は車庫入れすると汗だくです。
もちろんトランスミッションはオートマではなくマニュアルです。
父親が次に下取りしてきたのがこのクルマです。
トヨタ マークⅡ
現在のマークⅩの前身ですね。でもこれも「発売後15年落ち」くらいの奴です。
今度のはボディカラーが白でしたのでボンネットの色はげはありませんでしたが、我が家に来たときは前オーナーが全く掃除をしておらず、私が必死に掃除をしました。
車内からはいろんなものが出てきましたが、助手席の下から食べかけの団子の串があったのはちょっと唖然としました。
当時でもマークⅡクラスですとオートマが普通の時代でしたがマニュアルミッションです。
私はマニュアルが好きなので別に良かったですが、かなり珍しがられました。
既にモデルチェンジしたマークⅡで人気があったのはハードトップでしたが我が家のはバリバリのセダンでまさに『箱』でした。
現在だとタクシーぐらいしか見ない形ですね。
ミラーもフェンダーミラーで違和感ありありでしたが、
こちらも私は見やすくて結構気に入ってました。
やっとハンドルもパワステになり車庫入れも楽になり窓もパワーウィンドウになりました。
サスペンションがヤワヤワでボヨンボヨンなのも結構楽しかったです。
さて、その頃は兄と私、子ども二人が自分のお金でクルマを買わないもんだから、父が子供用にという感じでもう一台クルマを買おうとしていました。
父親は人様にクルマを売っときながら、
『クルマなんざ、金食うだけだから買わない方がいい』が口癖でした。
子どもたちにも「クルマは乗った方がいいが買わない方がいい」といった感じで適当に見つけてくるのです。
ちょうど私たち兄弟のいとこのお姉さんが買い換えたいからと下取りに出したいクルマがあったのです。
しかも今度のは、めちゃめちゃ古いわけではなく、当時若者に人気があった、
カローラレビン ハッチバックです。
私は父親に「是非、買おう!」と俄然勧めました。
そして我が家にレビンがやってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、レビン、トレノの兄弟車種は走り屋御用達のクルマです。
『頭文字(イニシャル)D』という漫画の主人公が乗っているのは白のトレノで、
我が家にやってきたのは、赤のレビンです。
ただ走り屋たちが乗っていたのは、『AE86』、ハチロクレビンとかハチロクトレノですが、我が家のは『AE85』でした。
これは車両の型式ナンバーからそう呼ばれていました。
見た目はカラーリング以外はほとんど一緒なのですが、エンジンが全然違うのです。
ですから、ちょっと『なんちゃってレビン』的ではあったのですが、なんせそれまで『色はげ 「リキステ」ケンメリ』や『箱型マニュアルマークⅡ』に乗っていた私です。
もう夢のようでした。
これならデートも楽しいってもんです。
やっぱりドアミラーではなくフェンダーミラーでしたしパワーウィンドウがついてなくて装備的には1歩後退してしまいましたが、『親父、ありがとう!』って感じです。
ちなみに最近、トヨタから発売された『86』はこの時代の若者の人気車種にあやかってのことです。
まぁ私の中ではこんな丸みを帯びた車は86とは全く別物に感じてしまいますが…。
さて、そんな私も実家を巣立ち一人暮らしを始めるようになりクルマなしの生活がずっと続きました。
なんせ、クルマを買うお金なんてないし…。
それは結婚してからもずっと続き、マイボウルを持って自転車でボウリング場に通うことになるわけです。
⇒ 【家族でボウリング】
そんな我が家にやっとクルマがやってきました。
私が生まれて初めて買ったクルマ…。
トヨタ ターセルです。
とても地味なクルマです。
私はクルマは実用派ですのでコストパフォーマンス重視です。
妻も乗るのであまり大きなクルマにもできません。
まぁカローラを更に小型化したトヨタ最小セダンという位置づけです。
私、結構気に入っていました。
できればマニュアルミッションが良いのですが、妻が乗るので初めてオートマ車に乗ることになりました。
『10年以上は絶対乗り続けるぞ!』って意気込んでいたのですが、一度思い切りバックで鉄の杭にぶつけたせいか車検時にウン10万円も修理にかかると言われ泣く泣く買い換えしました。
それが現在も乗っているコレトヨタ ベルタです。
これはターセルの後継車(プラッツ)の後継車です。
位置づけはターセルと同様、カローラの小型版、トヨタ最小セダンです。
我が家はみんな小柄な一家ですからちょうど良いです。
こちらも私は気に入っています。
シンプルで良いです。
コストパフォーマンスも良いです。
私には『実用車はセダン』というこだわりがあります。
『ワンボックスタイプはクルマではない』みたいな思いがあります。
(あくまでも個人の好みですので…)
ちなみに私が若い頃、乗りたくて仕方なかったクルマは…
コレ!
トヨタ セリカXX(ダブルエックス) です。
デザインは私の中では理想です。
今のクルマは丸みを帯びたものばかりですが角ばった感じが最高にいいです。
私の中では『カッコいいクルマ』の代名詞です。
ボンネットが無駄に長く、いかにも燃費も悪く実用的ではまったくありませんが、とっても乗りたかったクルマです。
今も実は乗りたいクルマですので、いつか2台クルマを持てる身分になったら程度の良い中古を探して手に入れたいと密かに思っています。
このセリカダブルエックスは、その後『スープラ』という名前でモデルチェンジした後、姿を消してしまい残念です。
今は、ワンボックスカーが人気なのでこういうスポーツカーって流行らないんでしょうね。
⇒ 【カッコいいクルマ セリカXX】
私が初めて運転したクルマは、「ケンとメリーのスカイライン」
通称「ケンメリ」
発売当時はとても人気のクルマでしたが、我が家に来たのはもう発売されてから15年くらい経ってからです。
以前お知らせしたと思いますが、私の父は自動車修理工場で働いており、お客さんがいらなくなったクルマを限りなくタダに近い値段で下取りして乗っていました。
私が高校生の時に乗っていたのが、このケンメリです。
横田基地の外人さんはよくポンコツクルマに乗っていましたが、我が家の『ケンメリ』も彼らの乗っている車に劣らずポンコツでした。
シルバーの車体でしたがボンネットは日焼けで既に色がはがれていました。
私は父に借りて時々このケンメリに乗っていましたが、よくバッテリーが上がり駐車場から出られないことにも遭遇しました。
いつもエンジンを掛ける時にドキドキしたものです。
それでも大学時代にこの車で彼女とドライブにも行きました。
今はパワーステアリングが当たり前ですが、このケンメリはパワステがなく、めちゃくちゃハンドルが重くて車庫入れには苦労しました。
いわゆる『内ハンドル』で切らないと切り返しなんかとてもできず夏場は車庫入れすると汗だくです。
もちろんトランスミッションはオートマではなくマニュアルです。
父親が次に下取りしてきたのがこのクルマです。
トヨタ マークⅡ
現在のマークⅩの前身ですね。でもこれも「発売後15年落ち」くらいの奴です。
今度のはボディカラーが白でしたのでボンネットの色はげはありませんでしたが、我が家に来たときは前オーナーが全く掃除をしておらず、私が必死に掃除をしました。
車内からはいろんなものが出てきましたが、助手席の下から食べかけの団子の串があったのはちょっと唖然としました。
当時でもマークⅡクラスですとオートマが普通の時代でしたがマニュアルミッションです。
私はマニュアルが好きなので別に良かったですが、かなり珍しがられました。
既にモデルチェンジしたマークⅡで人気があったのはハードトップでしたが我が家のはバリバリのセダンでまさに『箱』でした。
現在だとタクシーぐらいしか見ない形ですね。
ミラーもフェンダーミラーで違和感ありありでしたが、
こちらも私は見やすくて結構気に入ってました。
やっとハンドルもパワステになり車庫入れも楽になり窓もパワーウィンドウになりました。
サスペンションがヤワヤワでボヨンボヨンなのも結構楽しかったです。
さて、その頃は兄と私、子ども二人が自分のお金でクルマを買わないもんだから、父が子供用にという感じでもう一台クルマを買おうとしていました。
父親は人様にクルマを売っときながら、
『クルマなんざ、金食うだけだから買わない方がいい』が口癖でした。
子どもたちにも「クルマは乗った方がいいが買わない方がいい」といった感じで適当に見つけてくるのです。
ちょうど私たち兄弟のいとこのお姉さんが買い換えたいからと下取りに出したいクルマがあったのです。
しかも今度のは、めちゃめちゃ古いわけではなく、当時若者に人気があった、
カローラレビン ハッチバックです。
私は父親に「是非、買おう!」と俄然勧めました。
そして我が家にレビンがやってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、レビン、トレノの兄弟車種は走り屋御用達のクルマです。
『頭文字(イニシャル)D』という漫画の主人公が乗っているのは白のトレノで、
我が家にやってきたのは、赤のレビンです。
ただ走り屋たちが乗っていたのは、『AE86』、ハチロクレビンとかハチロクトレノですが、我が家のは『AE85』でした。
これは車両の型式ナンバーからそう呼ばれていました。
見た目はカラーリング以外はほとんど一緒なのですが、エンジンが全然違うのです。
ですから、ちょっと『なんちゃってレビン』的ではあったのですが、なんせそれまで『色はげ 「リキステ」ケンメリ』や『箱型マニュアルマークⅡ』に乗っていた私です。
もう夢のようでした。
これならデートも楽しいってもんです。
やっぱりドアミラーではなくフェンダーミラーでしたしパワーウィンドウがついてなくて装備的には1歩後退してしまいましたが、『親父、ありがとう!』って感じです。
ちなみに最近、トヨタから発売された『86』はこの時代の若者の人気車種にあやかってのことです。
まぁ私の中ではこんな丸みを帯びた車は86とは全く別物に感じてしまいますが…。
さて、そんな私も実家を巣立ち一人暮らしを始めるようになりクルマなしの生活がずっと続きました。
なんせ、クルマを買うお金なんてないし…。
それは結婚してからもずっと続き、マイボウルを持って自転車でボウリング場に通うことになるわけです。
⇒ 【家族でボウリング】
そんな我が家にやっとクルマがやってきました。
私が生まれて初めて買ったクルマ…。
トヨタ ターセルです。
とても地味なクルマです。
私はクルマは実用派ですのでコストパフォーマンス重視です。
妻も乗るのであまり大きなクルマにもできません。
まぁカローラを更に小型化したトヨタ最小セダンという位置づけです。
私、結構気に入っていました。
できればマニュアルミッションが良いのですが、妻が乗るので初めてオートマ車に乗ることになりました。
『10年以上は絶対乗り続けるぞ!』って意気込んでいたのですが、一度思い切りバックで鉄の杭にぶつけたせいか車検時にウン10万円も修理にかかると言われ泣く泣く買い換えしました。
それが現在も乗っているコレトヨタ ベルタです。
これはターセルの後継車(プラッツ)の後継車です。
位置づけはターセルと同様、カローラの小型版、トヨタ最小セダンです。
我が家はみんな小柄な一家ですからちょうど良いです。
こちらも私は気に入っています。
シンプルで良いです。
コストパフォーマンスも良いです。
私には『実用車はセダン』というこだわりがあります。
『ワンボックスタイプはクルマではない』みたいな思いがあります。
(あくまでも個人の好みですので…)
ちなみに私が若い頃、乗りたくて仕方なかったクルマは…
コレ!
トヨタ セリカXX(ダブルエックス) です。
デザインは私の中では理想です。
今のクルマは丸みを帯びたものばかりですが角ばった感じが最高にいいです。
私の中では『カッコいいクルマ』の代名詞です。
ボンネットが無駄に長く、いかにも燃費も悪く実用的ではまったくありませんが、とっても乗りたかったクルマです。
今も実は乗りたいクルマですので、いつか2台クルマを持てる身分になったら程度の良い中古を探して手に入れたいと密かに思っています。
このセリカダブルエックスは、その後『スープラ』という名前でモデルチェンジした後、姿を消してしまい残念です。
今は、ワンボックスカーが人気なのでこういうスポーツカーって流行らないんでしょうね。
⇒ 【カッコいいクルマ セリカXX】
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