【笑いと涙と感動で溢れる 観たら元気が出るおススメのインド映画!「きっと、うまくいく」】 [映画]
インド映画って真剣に観たことが無かったんですが、今回とても素晴らしい映画を観たのでご紹介したいと思います。
学生さんが「勉強って何のためにするの?」とか「進路に迷った時」に観たら何かを感じ取れるんじゃないかな?って思います。
また仕事や人生にちょっと疲れた大人は笑いと涙と感動の詰まった2時間51分で人生をリフレッシュできる映画だと思います。

そんなこともあって真剣にインド映画を観たことはありませんでした。
ただインドは映画の年間制作本数がアメリカを凌ぐ1,000本以上で「ボリウッド映画」という言葉があるほどの映画大国であることは知っていたのでいつか観てみたいなとは思っていました。
私のインド映画のイメージはこんな感じです。
このふんだんなダンスシーンの合間にストーリーが展開するような…。
ちなみに上の動画の二人は私はMAD動画で何度も観たことがあります。
どんな曲にもマッチしてしまう不思議な汎用性を備えた「最強のダンス動画」です。
日本にインド映画を知らしめた「ムトゥ 踊るマハラジャ」という映画の影響が大きいのかもしれませんね。
でも「インド映画ってそれだけではないこと」がこの映画を観て良くわかりました。
この映画「きっと、うまくいく」も既に2013年に公開されており大ヒットした映画なのでご存知の方も多いかもしれません。
ですが私の様に特に映画情報をチェックしていない単なる映画好きで「時間があったら映画を観る」ような人にはスルーされているかも知れないなと思います。
私は以前アマゾンプライムがキャンペーンをしていて「無料期間が過ぎたら解約すればいいや」って「ノリ」で申し込んだクチです。
アマゾンの策にまんまとはまり、解約し忘れて年会費を取られてしまったのです。
まぁ、時々アマゾンで買い物するので送料無料になるし、映画も観放題だからいいか、って感じで消極的にアマゾンプライムの有料会員になっています。
ですからときどき「いい映画ないかなぁ?」ってアマゾンプライムの「Amazonビデオ」のコーナーを覗いて次に観る映画を物色しています。
あまり新しい映画が無くて聞いたことあるタイトルが沢山あるなかで、「ホントに暇で暇でしょうがなかったら観てみたいなぁ」って映画は沢山あるのですが、なかなか「よしっ!次の週末に観ようっ!」て決めるまでに至る映画って無かったんですよね。
私は「ウォッチリスト」に登録するかどうかの判断基準に結構カスタマーレビューを参考にしているのですが、この映画「きっと、うまくいく」はカアマゾンプライムビデオのスタマーレビューでダントツで高得点だったので私の目に留まりました。
少ないレビューだと「オール5」って作品もありますが、この作品は約150名のレビューのうち、星4つが5人、星3つが2人、星1つが2人であとの人は全て最高点である星5つをつけていたんですよね。
レビューを読んでも絶賛の嵐だったので私を「よしっ!次の週末に観ようっ!」って気にさせてくれたんですよね。
2010年インドアカデミー賞では史上最多の16部門を受賞したインド映画では大評価された作品でもあります。
上の公式の広告動画がイマイチだからという評価もあるようですが、確かにこの動画はまったくこの映画の良さを伝え切れていないですね。
確かにこの映画はコメディでハチャメチャな笑いが良さの一つではありますが、本当の良さは貫かれたメッセージをサラリと、でも人々の琴線に触れるように緻密に織りなすストーリーの妙にあると思います。
そこが全く伝わってこないこの動画はちょっと残念だったかもしれません。
スティーヴン・スピルバーグが「3回も観るほど大好きだ」と絶賛したという話やブラッド・ピットが「心震えた」とのコメントが残っているそうですが、それらが海外の反応して取り上げられていることからも大きな話題とはなっていないのかな?って感じがします。
ちょっと勿体ない気がします。
3人の大学生の青春劇を主軸に物語が進むことからそう名付けられています。
邦題の『きっと、うまくいく』は本作のキーワードである“Aal Izz Well”(アール・イーズ・ウェル)を訳したものです。
日本のある映画祭では『3バカに乾杯!』という題名で上映されたらしいですが、「きっと、うまくいく」という邦題は良いネーミングでは無かったかな?って思います。
「3バカ」と言われる3人の大学生の青春ストーリーとその10年後の3バカのうちの「2バカ+1名」のロードムービーが適度に交差する作りになっています。
主人公はちょっと変わり者だけど、とにかく自分を貫く強さを持っていて他の二人をいつの間にか導いてしまうほどの「何か」を持っている、お決まりの「敵役」は3人が入学した大学の学長と点取り虫の嫌味な学生ですが、この二人もストーリーを進めていくうえでとても重要な役どころです。
この映画はストーリーや構成が良く練られていて、観ていてわかり易く、それでいて伏線など貼り方も絶妙だと思いました。
特にハリウッド映画の様な「息つく暇もないアクションの連続」という様な手法ではなく観る者を飽きさせないところが楽しいです。
でも、それが一辺倒というわけではありません。(ちょっと長めですが…)
それが映画の主題ではありませんが、インドの社会問題として学歴偏重、競争至上的な社会の蔓延、若者の自殺の多さなどが随所に訴えられており、それらをエンターテインメントの中にほどよく溶け込ませるのに、ハチャメチャな笑いや音楽のシーンなどが一役買っているように思います。
あまり重くならず、かと言って観た人にそのことが残るような適度なバランスがこの映画にはあるように思います。
3時間近い上映時間は確かに飽きさせない工夫が必要かもしれませんし、興行的には厳しいかもしれません。
でも3時間あればこのくらい、ストーリー展開に幅を持たせることができて、しかもダンスシーンも入れて多少の「遊び」の部分も含んで楽しい映画が作れるのかなぁって思いました。
これは割といつも映画を観ていて思うのですが、映画後半のクライマックス付近の描写が急ぎ過ぎていて「もう少しゆっくりエピソードを重ねるような作りだと読後感が違うのになぁ」って思います。
この映画はその点で観客を満足してくれる気がします。
観終わった後に本当に満足して「伸びが出来るような」映画です。
何と言っても主人公「ランチョー」のキャラクターの魅力です。
いつも飄々とした主人公って割と多いですが、このランチョーは友達思いで涙もろいところが素敵です。
そしてとにかくいつもその時できることを一生懸命にできるところ、いつの間にか周りにいる人間を好きにさせてしまう魅力の持ち主です。
また「3バカ」の残りの2人もとてもいい味出した演技が光っています。
ランチョーを演じた役者 アーミル・カーンはインドでは有名な俳優の一人だということですが、この映画を是非ともやりたいとして44歳にもかかわらず「体を絞る」と約束してその配役をゲットしたという話もあるそうです。
またこの映画の雰囲気が笑いを随所にちりばめたライトな感覚を大事にしつつ、社会問題を散りばめても違和感のない映画を両立しているところが素晴らしいです。
「きっと、うまくいく」と連呼する歌に合わせて踊りながら叫ぶシーンがあった後に、とても最悪でシリアスな出来事が起こります。
決していつも楽天的に生きられる世界ではないことをきちんと描写して、この映画が能天気なお笑い映画ではないことを暗示しつつ、でもほんわかした面を損なわず全編楽しい気持ちを持ちながら感動的に涙も流せる、といった映画いに仕上がっています。
またストーリー展開がきちんと伏線を回収するつくりになっていて、特に学長の言葉のほとんどが後々何かしらの暗示になっていて心地よく腑に落ちるようなところも好きなところです。
笑いの描写やセリフの言い回しはハリウッド映画の様な洗練されたところはないかもしれませんが、アジア人にとってはむしろこっちの方がしっくりくるのではないかと感じることもあります。
なんか「どこまで気の利いたセリフを役者に吐かせられるかの競争」をしている感を感じるハリウッド映画よりも良いかなって気がしてきました。
そして何と言ってもこの映画には心に沁みる言葉が沢山出てきます。
中でも、主人公ランチョーの友情厚い行動に後押しされて行動を起こした2バカの行動、父親に進路について告げるシーン、就職の面接を受けるシーンは感動で涙が自然にこぼれてしまいます。
そしてその後に2人揃ってパンツを見せながらランチョーに見せる舞いはその下品な絵面なのに感動しちゃう、そんなところがこの映画の魅力です。
2時間50分の映画だからこそ、こんなにも盛りだくさんの内容を詰め込めるのだと思いますが、無理やりに詰め込めた感も無く、ハチャメチャに進んでいるようで計算されたストーリー展開がとても心地いいのです。
「物事を難しく考えるな」、好きなこと、自分の力を発揮できる分野に進めばそれが自分の幸せにつながる、そんなことを再認識させられます。
分からない将来について必要以上に不安に感じて、目の前にある大切なことをおろそかにする愚を忌ましてもくれます。
それらが主人公が寄り添うように優しく胸に語り掛けてくるようで作り手の優しさのようなものを感じる映画でした。
進路に悩む学生さんや人生の壁にぶつかっている社会人は一度この映画を観て、自分の人生を見つめるきっかけにしてはいかがでしょうか?
私の様にアマゾンプライムの会員なら無料で観られます。
会員で無くても540円で見られます
レンタルビデオ屋さんは安ければ100円です。
忙しい人には2時間51分という上映時間はちょっと長いですが、それに見合うものがきっと得られる映画だと思います。
是非、この素晴らしいインド映画をご覧あれ!
学生さんが「勉強って何のためにするの?」とか「進路に迷った時」に観たら何かを感じ取れるんじゃないかな?って思います。
また仕事や人生にちょっと疲れた大人は笑いと涙と感動の詰まった2時間51分で人生をリフレッシュできる映画だと思います。

インド映画と言えば…
インド映画と言えば、劇中にこってりとした「歌とダンス」が盛り込まれることで有名で私の中でもそんな先入観があってエンターテイメント性重視でストーリーは二の次という印象でした。そんなこともあって真剣にインド映画を観たことはありませんでした。
ただインドは映画の年間制作本数がアメリカを凌ぐ1,000本以上で「ボリウッド映画」という言葉があるほどの映画大国であることは知っていたのでいつか観てみたいなとは思っていました。
私のインド映画のイメージはこんな感じです。
このふんだんなダンスシーンの合間にストーリーが展開するような…。
ちなみに上の動画の二人は私はMAD動画で何度も観たことがあります。
どんな曲にもマッチしてしまう不思議な汎用性を備えた「最強のダンス動画」です。
日本にインド映画を知らしめた「ムトゥ 踊るマハラジャ」という映画の影響が大きいのかもしれませんね。
でも「インド映画ってそれだけではないこと」がこの映画を観て良くわかりました。
アマゾンプライムで出会った「きっと、うまくいく」
私は映画好きではありますが、別に「映画通」ではありませんので映画の最新事情に詳しいわけでもありません。この映画「きっと、うまくいく」も既に2013年に公開されており大ヒットした映画なのでご存知の方も多いかもしれません。
ですが私の様に特に映画情報をチェックしていない単なる映画好きで「時間があったら映画を観る」ような人にはスルーされているかも知れないなと思います。
私は以前アマゾンプライムがキャンペーンをしていて「無料期間が過ぎたら解約すればいいや」って「ノリ」で申し込んだクチです。
アマゾンの策にまんまとはまり、解約し忘れて年会費を取られてしまったのです。
まぁ、時々アマゾンで買い物するので送料無料になるし、映画も観放題だからいいか、って感じで消極的にアマゾンプライムの有料会員になっています。
ですからときどき「いい映画ないかなぁ?」ってアマゾンプライムの「Amazonビデオ」のコーナーを覗いて次に観る映画を物色しています。
あまり新しい映画が無くて聞いたことあるタイトルが沢山あるなかで、「ホントに暇で暇でしょうがなかったら観てみたいなぁ」って映画は沢山あるのですが、なかなか「よしっ!次の週末に観ようっ!」て決めるまでに至る映画って無かったんですよね。
私は「ウォッチリスト」に登録するかどうかの判断基準に結構カスタマーレビューを参考にしているのですが、この映画「きっと、うまくいく」はカアマゾンプライムビデオのスタマーレビューでダントツで高得点だったので私の目に留まりました。
少ないレビューだと「オール5」って作品もありますが、この作品は約150名のレビューのうち、星4つが5人、星3つが2人、星1つが2人であとの人は全て最高点である星5つをつけていたんですよね。
レビューを読んでも絶賛の嵐だったので私を「よしっ!次の週末に観ようっ!」って気にさせてくれたんですよね。
「きっと、うまくいく」の評価は…
本国インドでは2009年に公開されインド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画です。2010年インドアカデミー賞では史上最多の16部門を受賞したインド映画では大評価された作品でもあります。
日本での公開
日本では2013年5月に公開され日本アカデミー賞では優秀外国作品賞を受賞してそれなりに評価されてはいるものの大ヒット映画として名前が挙がるほどではないかもしれませんね。上の公式の広告動画がイマイチだからという評価もあるようですが、確かにこの動画はまったくこの映画の良さを伝え切れていないですね。
確かにこの映画はコメディでハチャメチャな笑いが良さの一つではありますが、本当の良さは貫かれたメッセージをサラリと、でも人々の琴線に触れるように緻密に織りなすストーリーの妙にあると思います。
そこが全く伝わってこないこの動画はちょっと残念だったかもしれません。
その他の国での評価は?
アメリカのアカデミー賞や各国の映画祭で話題になったわけではない様であまり評価が高くないのかもしれませんね。スティーヴン・スピルバーグが「3回も観るほど大好きだ」と絶賛したという話やブラッド・ピットが「心震えた」とのコメントが残っているそうですが、それらが海外の反応して取り上げられていることからも大きな話題とはなっていないのかな?って感じがします。
ちょっと勿体ない気がします。
「きっと、うまくいく」はこんな映画
原題は英名で「3 Idiots」。意味としては「3バカ」と言ったところのようです。3人の大学生の青春劇を主軸に物語が進むことからそう名付けられています。
邦題の『きっと、うまくいく』は本作のキーワードである“Aal Izz Well”(アール・イーズ・ウェル)を訳したものです。
日本のある映画祭では『3バカに乾杯!』という題名で上映されたらしいですが、「きっと、うまくいく」という邦題は良いネーミングでは無かったかな?って思います。
ストーリー
ネタバレをしないでストーリーを魅力的に伝えるのはなかなか難しいですが、簡単にご紹介します。「3バカ」と言われる3人の大学生の青春ストーリーとその10年後の3バカのうちの「2バカ+1名」のロードムービーが適度に交差する作りになっています。
主人公はちょっと変わり者だけど、とにかく自分を貫く強さを持っていて他の二人をいつの間にか導いてしまうほどの「何か」を持っている、お決まりの「敵役」は3人が入学した大学の学長と点取り虫の嫌味な学生ですが、この二人もストーリーを進めていくうえでとても重要な役どころです。
この映画はストーリーや構成が良く練られていて、観ていてわかり易く、それでいて伏線など貼り方も絶妙だと思いました。
特にハリウッド映画の様な「息つく暇もないアクションの連続」という様な手法ではなく観る者を飽きさせないところが楽しいです。
映画の演出は?
インド映画特有の「歌と踊り」のシーンも時々登場します。でも、それが一辺倒というわけではありません。(ちょっと長めですが…)
それが映画の主題ではありませんが、インドの社会問題として学歴偏重、競争至上的な社会の蔓延、若者の自殺の多さなどが随所に訴えられており、それらをエンターテインメントの中にほどよく溶け込ませるのに、ハチャメチャな笑いや音楽のシーンなどが一役買っているように思います。
あまり重くならず、かと言って観た人にそのことが残るような適度なバランスがこの映画にはあるように思います。
3時間近い上映時間は確かに飽きさせない工夫が必要かもしれませんし、興行的には厳しいかもしれません。
でも3時間あればこのくらい、ストーリー展開に幅を持たせることができて、しかもダンスシーンも入れて多少の「遊び」の部分も含んで楽しい映画が作れるのかなぁって思いました。
これは割といつも映画を観ていて思うのですが、映画後半のクライマックス付近の描写が急ぎ過ぎていて「もう少しゆっくりエピソードを重ねるような作りだと読後感が違うのになぁ」って思います。
この映画はその点で観客を満足してくれる気がします。
観終わった後に本当に満足して「伸びが出来るような」映画です。
「きっと、うまくいく」の魅力は?
私が感じた映画の魅力をお伝えしたいと思います。何と言っても主人公「ランチョー」のキャラクターの魅力です。
いつも飄々とした主人公って割と多いですが、このランチョーは友達思いで涙もろいところが素敵です。
そしてとにかくいつもその時できることを一生懸命にできるところ、いつの間にか周りにいる人間を好きにさせてしまう魅力の持ち主です。
また「3バカ」の残りの2人もとてもいい味出した演技が光っています。
ランチョーを演じた役者 アーミル・カーンはインドでは有名な俳優の一人だということですが、この映画を是非ともやりたいとして44歳にもかかわらず「体を絞る」と約束してその配役をゲットしたという話もあるそうです。
またこの映画の雰囲気が笑いを随所にちりばめたライトな感覚を大事にしつつ、社会問題を散りばめても違和感のない映画を両立しているところが素晴らしいです。
「きっと、うまくいく」と連呼する歌に合わせて踊りながら叫ぶシーンがあった後に、とても最悪でシリアスな出来事が起こります。
決していつも楽天的に生きられる世界ではないことをきちんと描写して、この映画が能天気なお笑い映画ではないことを暗示しつつ、でもほんわかした面を損なわず全編楽しい気持ちを持ちながら感動的に涙も流せる、といった映画いに仕上がっています。
またストーリー展開がきちんと伏線を回収するつくりになっていて、特に学長の言葉のほとんどが後々何かしらの暗示になっていて心地よく腑に落ちるようなところも好きなところです。
笑いの描写やセリフの言い回しはハリウッド映画の様な洗練されたところはないかもしれませんが、アジア人にとってはむしろこっちの方がしっくりくるのではないかと感じることもあります。
なんか「どこまで気の利いたセリフを役者に吐かせられるかの競争」をしている感を感じるハリウッド映画よりも良いかなって気がしてきました。
そして何と言ってもこの映画には心に沁みる言葉が沢山出てきます。
中でも、主人公ランチョーの友情厚い行動に後押しされて行動を起こした2バカの行動、父親に進路について告げるシーン、就職の面接を受けるシーンは感動で涙が自然にこぼれてしまいます。
そしてその後に2人揃ってパンツを見せながらランチョーに見せる舞いはその下品な絵面なのに感動しちゃう、そんなところがこの映画の魅力です。
2時間50分の映画だからこそ、こんなにも盛りだくさんの内容を詰め込めるのだと思いますが、無理やりに詰め込めた感も無く、ハチャメチャに進んでいるようで計算されたストーリー展開がとても心地いいのです。
貫かれた「やりたいことをやる」ことの大切さ
この映画はランチョーという主人公を通して「勉強や仕事についてやりたいことをやる大切さ」を訴えています。「物事を難しく考えるな」、好きなこと、自分の力を発揮できる分野に進めばそれが自分の幸せにつながる、そんなことを再認識させられます。
分からない将来について必要以上に不安に感じて、目の前にある大切なことをおろそかにする愚を忌ましてもくれます。
それらが主人公が寄り添うように優しく胸に語り掛けてくるようで作り手の優しさのようなものを感じる映画でした。
進路に悩む学生さんや人生の壁にぶつかっている社会人は一度この映画を観て、自分の人生を見つめるきっかけにしてはいかがでしょうか?
私の様にアマゾンプライムの会員なら無料で観られます。
会員で無くても540円で見られます
レンタルビデオ屋さんは安ければ100円です。
忙しい人には2時間51分という上映時間はちょっと長いですが、それに見合うものがきっと得られる映画だと思います。
是非、この素晴らしいインド映画をご覧あれ!
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