【実写版「進撃の巨人」公開初日!ネタバレなしで感想&観賞の心構え】 [動画・アニメ]
観に行って来ました!
実写版の進撃の巨人!
面白かった!!
ワクワクしながら観させてもらいました。
今回は個人的な感想とともにネタバレしない程度に作品の紹介と『こんな風に観たらいいよ』ってご提案もしてみたいと思います。
初めて実写化の話を聞いた時には半信半疑で無謀な挑戦、そんな風に思っていました。
実際、当初の計画から公開まで監督が変更になるなど紆余曲折を経ての公開です。
観てみた感想は、
『実写でもできるんだ!』
超大型巨人だって『リアル??』に再現!
なかなかの迫力でした。
立体起動装置だってスピード感あふれていてカッコよかったです!
そして一番気になった巨人たち。
よくできていました。
まぬけな容貌と怖さが同居した「あの感じ」がよく出ていました。
個人的には『声』だけはもうちょっと工夫して欲しかったところですかね。
あの無言でにこにこしながら残酷なことをできるところが恐怖を倍増していたところがありましたから…。
また草原が広がる雄大な風景。
実写版ではこのヨーロッパ調とは少し異なります。
アニメでは「綺麗な風景」が続きますが、エレンたちが暮らしているのも「貧民街」の様なごちゃごちゃとしている下町の様なところ。
この世界観は映画では冒頭のシーンから登場します。
あたかも「これはアニメとは違いますからね!」と宣言するように。
巨人に興奮するあのノリはまさにハンジさん。
しかも『声そっくり!』
早い段階からリヴァイ兵長の代わりに『シキシマ』なる人物が登場して原作とは登場人物が異なることが伝えられていました。
アニメの声優陣の迫真の演技が焼き付いている私にとっては全般的には物足りなさが否めませんが、原作とは異なる登場人物、そしてキャラ設定も良かったと思います。
ミカサのポジションも大きく異なり物語序盤での意外な展開に唖然としてしまいましたが、先が読めないストーリー展開になっていてアニメの焼き直しではない分、楽しめます。
なかなかの配役で『ミカサ感』が出ていました。
限られた時間で収めなければならない劇場映画では登場人物も絞らなければなりませんが、訓練兵時代の同期として登場した『ジャン』が最も原作・アニメと違っていたかな?
ジャンの熱狂的なファンはもしかしたらがっかりするかもしれませんが、私の中ではこれもアリかなって観てました。
ジャンと言えば、前半のゲスいキャラから口が悪いながらも仲間を意識して成長していく人間味を感じさせてくれるキャラクターへと変わっていくところが魅力ですが、今回はエレンの仇役としてのポジションに終始していたので、後編の『END OF THE WORLD』での活躍に期待したいと思います。
実写版のキャラクターランキングへ
そして実写版を観てもどうしてもアニメとの比較をしたくなるのが人情。
私もそんな一人ですが、映画を観る前に試写会での感想が綴られているネット上の記事を参考にして決めたんです。
『アニメとは比較しようとしない』
ってこと。
これはアニメはクォリティが高くて実写版は低いから最初から諦めておく、とかそんなことじゃありません。
そもそも時間的な制約がある劇場映画では原作やアニメの様に細部までじっくりと、しかも広範囲に描くことができない面があります。
キャラクターもあまり登場させ過ぎてしまうと収拾つかなくなってしまいますからね。
今回は原作者の諌山さんからの強い要請もあってオリジナル脚本を作りこんだと聞いていましたので、
『原作やアニメとは違うどんな世界が繰り広げられるんだろう?』
そういう観点で臨もうって心に決めていました。
ですからとっても強い思い入れがあるアニメ作品『進撃の巨人』とは違う、
『実写版 進撃の巨人』を心おきなくワクワクしながら楽しむことができました。
既にこのブログの記事をお読みの方は感じるかもしれません。
「この記事もアニメと比較しているじゃないか?」と。
確かに「アニメとの違い」は私にとって大事な点です。
ですが、「アニメと異なるからと言って」それが即「この映画はダメだ」という結論には至りません。
先述の通り、役者の演技力など私にとっては残念だと思う点もありますが、全体、特にストーリーやキャラクターの設定が原作通りになっていないのは、むしろ「判っているストーリー」をなぞるような映画を見せられるよりもずっと映画に集中できます。
そう、この映画に集中して楽しむために絶対必要なのが、『原作・アニメをなぞろうとしないこと』だと思います。
それを予め意識すると違った感想になるような気がしています。
進撃ファンは是非ご参考にして頂けたらと思います。
ですから、この映画で初めて進撃の巨人に触れる方がどの様に感じるのか、想像力を働かすしかありません。
原作を再構成した実写版のストーリーは映画という上映時間が限られた状況を克服するために色々な設定を変更して部分的に省略をしながらも結構な要素を盛り込んでいると思います。
そのためかなり目まぐるしいストーリー展開になっている気がします。
既に原作を知っている者には類推できそうなことも初見の方には「どういう意味?」ってことが多そうな気がするのです。
原作をなぞるような構成になっていないことを加味すると漫画かアニメを観てからこの映画を観ると「置いてきぼり」を食うことなく観られるような気がします。
「予習」をしないと楽しめない映画なんて観客を馬鹿にしたもので、この映画は決してそんなことはないとは思いますが、アニメを観るとより楽しめるかなぁって勝手に想像してみました。
アニメを全編観た私は絶対観ない映画ですが、未見の方なら劇場版アニメを観てみるのもいいのかな?
あくまでも想像のお話ですので、未見の方はちょっとだけ参考にしてみて下さい。
石原さとみ演じるハンジさんが主役となるこのスピンオフドラマも楽しみですねぇ。
「これは巨人たちに平和を破壊されてから10ヶ月が経過した頃の物語」
『反撃はこれからだ!』
実写版映画では描くことが出来なかった、巨人を駆逐する”3つの鍵”が明らかになる―。
『 心 《信じる心》』
『 技 《立体機動の発明》』
『 体 《戦闘技術の体得》』
第1話「反撃の幕開け」
巨人研究に打ち込むハンジさん。そして立体起動装置開発秘話。
第2話「希望の弓矢」
弓矢で闘う芋女サシャ。そして起きる事件とは?
第3話「自由への旅立ち」
訓練に明け暮れるフクシとリル。
8月15日から配信開始だということです。
宜しかったら投票お願いします <(_ _)>
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まだまだ投票受付中です。よろしかったら「清き1票」を!
2016年6月3日現在の投票総数:877票
2016年6月3日現在の投票総数:2,519票
実写版の進撃の巨人!
面白かった!!
ワクワクしながら観させてもらいました。
今回は個人的な感想とともにネタバレしない程度に作品の紹介と『こんな風に観たらいいよ』ってご提案もしてみたいと思います。
この記事の目次
実写版にした進撃の巨人はどうだったの?
「本当に進撃の巨人なんて実写版でできるの?」初めて実写化の話を聞いた時には半信半疑で無謀な挑戦、そんな風に思っていました。
実際、当初の計画から公開まで監督が変更になるなど紆余曲折を経ての公開です。
観てみた感想は、
『実写でもできるんだ!』
超大型巨人だって『リアル??』に再現!
なかなかの迫力でした。
立体起動装置だってスピード感あふれていてカッコよかったです!
そして一番気になった巨人たち。
よくできていました。
まぬけな容貌と怖さが同居した「あの感じ」がよく出ていました。
個人的には『声』だけはもうちょっと工夫して欲しかったところですかね。
あの無言でにこにこしながら残酷なことをできるところが恐怖を倍増していたところがありましたから…。
実写版で描かれる世界観
原作・アニメでは中世ヨーロッパを思わせる風景が続きます。また草原が広がる雄大な風景。
実写版ではこのヨーロッパ調とは少し異なります。
アニメでは「綺麗な風景」が続きますが、エレンたちが暮らしているのも「貧民街」の様なごちゃごちゃとしている下町の様なところ。
この世界観は映画では冒頭のシーンから登場します。
あたかも「これはアニメとは違いますからね!」と宣言するように。
魅力のキャラクターたちはどうだったの?
今回のキャラで際立っていたのはなんていっても石原さとみ演じる『ハンジさん』でしょう。巨人に興奮するあのノリはまさにハンジさん。
しかも『声そっくり!』
早い段階からリヴァイ兵長の代わりに『シキシマ』なる人物が登場して原作とは登場人物が異なることが伝えられていました。
アニメの声優陣の迫真の演技が焼き付いている私にとっては全般的には物足りなさが否めませんが、原作とは異なる登場人物、そしてキャラ設定も良かったと思います。
ミカサのポジションも大きく異なり物語序盤での意外な展開に唖然としてしまいましたが、先が読めないストーリー展開になっていてアニメの焼き直しではない分、楽しめます。
なかなかの配役で『ミカサ感』が出ていました。
限られた時間で収めなければならない劇場映画では登場人物も絞らなければなりませんが、訓練兵時代の同期として登場した『ジャン』が最も原作・アニメと違っていたかな?
ジャンの熱狂的なファンはもしかしたらがっかりするかもしれませんが、私の中ではこれもアリかなって観てました。
ジャンと言えば、前半のゲスいキャラから口が悪いながらも仲間を意識して成長していく人間味を感じさせてくれるキャラクターへと変わっていくところが魅力ですが、今回はエレンの仇役としてのポジションに終始していたので、後編の『END OF THE WORLD』での活躍に期待したいと思います。
実写版のキャラクターランキングへ
進撃ファンが実写版を観るにはこんな心構えがいい?
やっぱり進撃の巨人ファンはアニメのクォリティに感激している人が多いと思います。そして実写版を観てもどうしてもアニメとの比較をしたくなるのが人情。
私もそんな一人ですが、映画を観る前に試写会での感想が綴られているネット上の記事を参考にして決めたんです。
『アニメとは比較しようとしない』
ってこと。
これはアニメはクォリティが高くて実写版は低いから最初から諦めておく、とかそんなことじゃありません。
そもそも時間的な制約がある劇場映画では原作やアニメの様に細部までじっくりと、しかも広範囲に描くことができない面があります。
キャラクターもあまり登場させ過ぎてしまうと収拾つかなくなってしまいますからね。
今回は原作者の諌山さんからの強い要請もあってオリジナル脚本を作りこんだと聞いていましたので、
『原作やアニメとは違うどんな世界が繰り広げられるんだろう?』
そういう観点で臨もうって心に決めていました。
ですからとっても強い思い入れがあるアニメ作品『進撃の巨人』とは違う、
『実写版 進撃の巨人』を心おきなくワクワクしながら楽しむことができました。
既にこのブログの記事をお読みの方は感じるかもしれません。
「この記事もアニメと比較しているじゃないか?」と。
確かに「アニメとの違い」は私にとって大事な点です。
ですが、「アニメと異なるからと言って」それが即「この映画はダメだ」という結論には至りません。
先述の通り、役者の演技力など私にとっては残念だと思う点もありますが、全体、特にストーリーやキャラクターの設定が原作通りになっていないのは、むしろ「判っているストーリー」をなぞるような映画を見せられるよりもずっと映画に集中できます。
そう、この映画に集中して楽しむために絶対必要なのが、『原作・アニメをなぞろうとしないこと』だと思います。
それを予め意識すると違った感想になるような気がしています。
進撃ファンは是非ご参考にして頂けたらと思います。
『進撃の巨人』を全く知らない人がこの映画を観ると…
正直なところ私は既に進撃の巨人に心酔しているファンの一人です。ですから、この映画で初めて進撃の巨人に触れる方がどの様に感じるのか、想像力を働かすしかありません。
原作を再構成した実写版のストーリーは映画という上映時間が限られた状況を克服するために色々な設定を変更して部分的に省略をしながらも結構な要素を盛り込んでいると思います。
そのためかなり目まぐるしいストーリー展開になっている気がします。
既に原作を知っている者には類推できそうなことも初見の方には「どういう意味?」ってことが多そうな気がするのです。
原作をなぞるような構成になっていないことを加味すると漫画かアニメを観てからこの映画を観ると「置いてきぼり」を食うことなく観られるような気がします。
「予習」をしないと楽しめない映画なんて観客を馬鹿にしたもので、この映画は決してそんなことはないとは思いますが、アニメを観るとより楽しめるかなぁって勝手に想像してみました。
アニメを全編観た私は絶対観ない映画ですが、未見の方なら劇場版アニメを観てみるのもいいのかな?
あくまでも想像のお話ですので、未見の方はちょっとだけ参考にしてみて下さい。
実写版『進撃の巨人』スピンオフドラマ 『反撃の狼煙』
今回公開された実写版に連動したドラマが映像配信サービス「dTV」で公開されます。石原さとみ演じるハンジさんが主役となるこのスピンオフドラマも楽しみですねぇ。
「これは巨人たちに平和を破壊されてから10ヶ月が経過した頃の物語」
『反撃はこれからだ!』
実写版映画では描くことが出来なかった、巨人を駆逐する”3つの鍵”が明らかになる―。
『 心 《信じる心》』
『 技 《立体機動の発明》』
『 体 《戦闘技術の体得》』
第1話「反撃の幕開け」
巨人研究に打ち込むハンジさん。そして立体起動装置開発秘話。
第2話「希望の弓矢」
弓矢で闘う芋女サシャ。そして起きる事件とは?
第3話「自由への旅立ち」
訓練に明け暮れるフクシとリル。
8月15日から配信開始だということです。
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実写版のキャラクターで『気になるキャラクターランキング アンケート』を作ってみました。宜しかったら投票お願いします <(_ _)>
過去に2回アニメのお気に入りキャラクターのアンケートを行いました。
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2016年6月3日現在の投票総数:877票
2016年6月3日現在の投票総数:2,519票
進撃の巨人 関連記事一覧
最も夢中になって観たアニメ『進撃の巨人』
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
『進撃の巨人』 6つのエッセンス
アニメを観賞し終えて私なりの感想をまとめてみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
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