【アニメ『恋は雨上がりのように』中高年の私がこの作品から受けた刺激】 [動画・アニメ]
映画とかドラマとか音楽とか小説とか。
いろいろな作品から心が刺激を受けて「背中を押され」たり、「ささくれていた心が癒され」たり、ってことあると思います。
私は映画やアニメを観るのが好きで良く観ますが、最近は小説はめっきり読まなくなってしまいました。
そして映画やアニメを観る時に求めるのは「エンターテイメント」なので、あまりメッセージ性の強いドラマを観ることは多くはありません。
でも時には作者の思いが伝わってきて心に響くことを感じることがあります。
無料会員から脱退しそびれてずっと加入し続けているAmazonプライムでビデオが観放題なので時間を見つけてはビデオで映画を観たりしています。
先日、アマゾンから推奨されるアニメ作品のレビューを見たら、好評価の作品があったので観てみました。
とても丁寧に作り込まれたアニメですっかり引き込まれてしまいました。
『恋は雨上がりのように』は「17歳の女子高生が45歳の冴えない中年バツイチファミレス店長に恋をする」、というお話です。
詳しい紹介や私の感想は記事にしてまとめてみましたので、下記の記事をご参考にしてみて下さい。
「恋は雨上がりのように」大人が大人らしくなれたらいいなと思わせるアニメ
題材だけ見ると奇をてらったふわふわしたアニメ作品の様な印象ですが、登場人物の心情を丁寧に描いていて大人が見ても(むしろおっさんの方がこの作品に多く反応しているようです)鑑賞に堪えられる作品だと感じました。
今回はこの作品で私が影響を受けたことについてお伝えしようと思います。
この作品で45歳の近藤店長は他の社員、パートのおばさん、学生バイト達から、「うだつが上がらない」ダメサラリーマンとして描かれています。
そしてその辺を本人も自覚していて常に控えめに行動する癖がついています。
しかし物語が進んでいくうちにこの店長は若い頃、純文学に傾倒し小説家を目指していたという過去があることがわかってきます。
そしてその夢は細々ではあるけど、実は「現在進行形」であるらしいことも垣間見えます。
でも店長はうだうだと夢を捨てきれず、だからと言ってその諦めきれない夢を必死に追っている訳ではない自分に強い劣等感とか挫折感を抱えて自分を卑下しながら生きていくことで日常とのバランスをとっているようなところも見え隠れします。
小説家として売れっ子となっている学生時代の友人・ちひろにも劣等感を持っていて理由もないのに疎遠になっています。
自分のことを「素敵」だと言ってくれる女子高生・あきらの言葉も嬉しい反面、劣等感を逆なでされるような居心地の悪さも感じています。
そんな「静かにひっそりと」生きていこうと決めているいるかの様な店長でしたが、自分に対して何の躊躇もなくぶつかってくるあきらの若いまっすぐさに触れるうちに少しずつ気持ちに変化が現れます。
ずっと忘れていた以前の自分が持っていた情熱とか熱い想いが少しずつ呼び起こされていくようです。
女子高生・あきらは陸上のエース選手だった自分がケガで走れなくなってしまい落ち込んでいた時に励ましてくれた店長に恋をしてしまうのですが、ファミレス仲間が知らない店長の一面を知っていくうちに、知的でとても優しい心情を持っている店長の人柄に惹かれていきます。
店長のあまりにも自分を拒む姿勢に疎ましく思われていると落ち込みもしますが、若さゆえの行動で店長と気持ちが通じていきます。
ある日、ファミレスの軒先のツバメの巣をヒナの巣立ちを待って撤去した時のエピソードを店長が教えてくれます。
「一羽だけなかなか飛び立たなくてねぇ。ヒヤヒヤしたもんだけど無事みんな巣立っていったよ。」
その話を聞いたあきらはこんな風に店長に尋ねます。
「もしも、仲間と一緒に飛び立てなかったら、そのツバメはどうなってしまうんでしょうか?」
毎日かつての陸上部の仲間が部活に励んでいる姿を横目に見ながら、それを避けるようにしてきたあきらは自分だけが取り残されてしまう様な寂しさと焦りのような気持ちが複雑に入り混じっていて思わず口をついてそんな質問を聞くともなく店長に投げかけます。
店長はその心情を察してこんな風に答えます。
「飛び立てなくてもその地に留まって得る幸せもあるかもしれないね、仲間たちのことも忘れて。」
「でもそのツバメの飛び立たなかった理由がただの諦めであったとしたら、きっと空を見上げることになる。」
「ずっと、永遠に。」
あきらは「なんちゃってね。」と照れながらはぐらかす店長にこう言います。
「私は店長の言葉が聞けて嬉しいです。」
「店長の言葉をもっと聞きたいですし、いつか店長の言葉を読んでみたいです。」
「店長がメモを取るのはいつか書く小説のためですよね。」
店長はあきらの言葉を聞いてどぎまぎして言います。
「こんな俺の?」
あきらは店長をまっすぐ見つめてこう言います。
「そんな店長だからです。」
「それから本当に飛ぶことを諦めたツバメはきっと空を見上げることも忘れてしまうでしょうから。」
あきらは自分のことを尋ねながら、店長が迷いながらも自分の道を進み続けていることを尊敬していることを伝えたいと思っているようです。
店長は心の中で呟きます。
「ツバメは知っている。雨の当たらぬ場所は陽の当たらぬ場所だと…。」
まだ店長の書く小説を読んだこともないあきらはこう伝えます。
「私、店長の書く小説、きっと好きです。」
あきらは迷いながらも自分なりに模索する気持ちの整理に寄り添ってくれている店長の人柄のにじみ出る言葉が何より好きなんだと思います。
そしてそのことに何のためらいもなくまっすぐにそのことを伝えてくるのです。
あきらにとっては「何でも知ってる大人」である店長かもしれませんが、店長もまた、揺らぐ気持ちの中で生きていて、あきらのまっすぐな言葉のひとつひとつが店長の心を大きく動かしているのです。
二人の間柄は「かけがえのない存在」になっていきます。
この作品で「二人の恋」という面では7話にクライマックスを迎えます。
7話の中で自分に強い恋心を抱いていることが決して偽物ではないということを店長も受け入れます。
あきらのあまりにもまっすぐな恋心が表現されていて、またそれに優しく答えようとする店長の包容力が素敵に描かれ二人の恋愛の形に感動してしまいます。
しかしながら、ここから先二人の恋が発展するかというとそういうわけではありません。
むしろこのツバメのエピソードのようにお互いかけがえのない存在になり、お互いを高めていくことにつながっていく関係になり純粋な恋愛的要素のエピソードはほとんど無くなり完結へと向かいます。
そんななか、店長は中途半端だった小説と真剣に向き合うことを決意します。
ちょっと照れながら小説を書き始めていることを語ります。
「文学に寄り添い生きると交わした自分との約束、これだけは果たしたいと思ってる。ふふっ」
そしてさりげなく帰り際のあきらに声を掛けます。
「もしかしたら…橘さんにもあるんじゃない?忘れている自分との約束が。」
立ち止まっているあきらの背中を優しく押してあげます。
そして、親友がいくら心を砕いても動かなかったあきらでしたが、店長の優しい言葉が心を動かして一歩を踏み出してみようと思い始めます。
あきらの溢れるほどの恋心というきっかけで二人を結びつけたお話ですが、この作品から「雨宿り」のように留まっている人が一歩をどうやって踏み出すか、それを人とのつながりで感じていくことの素晴らしさみたいなもの感じさせてくれます。
そして私自身この点が強く心に突き刺さり、心が揺さぶられました。
私もときどき現在の「好きなことをしていない自分」を想って心にさざ波が起きたりします。
でも日常との折り合いを付けるために心の奥底に封印したりして過ごしてきました。
でもこの作品を見て、やっぱりきちんと向き合いたいって思うようになりました。
この物語は最後には二人がきちんと「雨宿り」から雨上がりの空の下に歩き出していくところで完結しています。
私の雨宿りは今もなお続いていますが、私もその一歩を踏み出せるように、自分から逃げないようにしたいって、今思っています。。
ご興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。
公式サイト
TVアニメ「恋は雨上がりのように」| 公式サイト
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Amazonプライム『恋は雨上がりのように』
私の感想記事
「恋は雨上がりのように」大人が大人らしくなれたらいいなと思わせるアニメ
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いろいろな作品から心が刺激を受けて「背中を押され」たり、「ささくれていた心が癒され」たり、ってことあると思います。
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でも時には作者の思いが伝わってきて心に響くことを感じることがあります。
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先日、アマゾンから推奨されるアニメ作品のレビューを見たら、好評価の作品があったので観てみました。
とても丁寧に作り込まれたアニメですっかり引き込まれてしまいました。
『恋は雨上がりのように』は「17歳の女子高生が45歳の冴えない中年バツイチファミレス店長に恋をする」、というお話です。
詳しい紹介や私の感想は記事にしてまとめてみましたので、下記の記事をご参考にしてみて下さい。
「恋は雨上がりのように」大人が大人らしくなれたらいいなと思わせるアニメ
題材だけ見ると奇をてらったふわふわしたアニメ作品の様な印象ですが、登場人物の心情を丁寧に描いていて大人が見ても(むしろおっさんの方がこの作品に多く反応しているようです)鑑賞に堪えられる作品だと感じました。
今回はこの作品で私が影響を受けたことについてお伝えしようと思います。
この作品で45歳の近藤店長は他の社員、パートのおばさん、学生バイト達から、「うだつが上がらない」ダメサラリーマンとして描かれています。
そしてその辺を本人も自覚していて常に控えめに行動する癖がついています。
しかし物語が進んでいくうちにこの店長は若い頃、純文学に傾倒し小説家を目指していたという過去があることがわかってきます。
そしてその夢は細々ではあるけど、実は「現在進行形」であるらしいことも垣間見えます。
でも店長はうだうだと夢を捨てきれず、だからと言ってその諦めきれない夢を必死に追っている訳ではない自分に強い劣等感とか挫折感を抱えて自分を卑下しながら生きていくことで日常とのバランスをとっているようなところも見え隠れします。
小説家として売れっ子となっている学生時代の友人・ちひろにも劣等感を持っていて理由もないのに疎遠になっています。
自分のことを「素敵」だと言ってくれる女子高生・あきらの言葉も嬉しい反面、劣等感を逆なでされるような居心地の悪さも感じています。
そんな「静かにひっそりと」生きていこうと決めているいるかの様な店長でしたが、自分に対して何の躊躇もなくぶつかってくるあきらの若いまっすぐさに触れるうちに少しずつ気持ちに変化が現れます。
ずっと忘れていた以前の自分が持っていた情熱とか熱い想いが少しずつ呼び起こされていくようです。
女子高生・あきらは陸上のエース選手だった自分がケガで走れなくなってしまい落ち込んでいた時に励ましてくれた店長に恋をしてしまうのですが、ファミレス仲間が知らない店長の一面を知っていくうちに、知的でとても優しい心情を持っている店長の人柄に惹かれていきます。
店長のあまりにも自分を拒む姿勢に疎ましく思われていると落ち込みもしますが、若さゆえの行動で店長と気持ちが通じていきます。
ある日、ファミレスの軒先のツバメの巣をヒナの巣立ちを待って撤去した時のエピソードを店長が教えてくれます。
「一羽だけなかなか飛び立たなくてねぇ。ヒヤヒヤしたもんだけど無事みんな巣立っていったよ。」
その話を聞いたあきらはこんな風に店長に尋ねます。
「もしも、仲間と一緒に飛び立てなかったら、そのツバメはどうなってしまうんでしょうか?」
毎日かつての陸上部の仲間が部活に励んでいる姿を横目に見ながら、それを避けるようにしてきたあきらは自分だけが取り残されてしまう様な寂しさと焦りのような気持ちが複雑に入り混じっていて思わず口をついてそんな質問を聞くともなく店長に投げかけます。
店長はその心情を察してこんな風に答えます。
「飛び立てなくてもその地に留まって得る幸せもあるかもしれないね、仲間たちのことも忘れて。」
「でもそのツバメの飛び立たなかった理由がただの諦めであったとしたら、きっと空を見上げることになる。」
「ずっと、永遠に。」
あきらは「なんちゃってね。」と照れながらはぐらかす店長にこう言います。
「私は店長の言葉が聞けて嬉しいです。」
「店長の言葉をもっと聞きたいですし、いつか店長の言葉を読んでみたいです。」
「店長がメモを取るのはいつか書く小説のためですよね。」
店長はあきらの言葉を聞いてどぎまぎして言います。
「こんな俺の?」
あきらは店長をまっすぐ見つめてこう言います。
「そんな店長だからです。」
「それから本当に飛ぶことを諦めたツバメはきっと空を見上げることも忘れてしまうでしょうから。」
あきらは自分のことを尋ねながら、店長が迷いながらも自分の道を進み続けていることを尊敬していることを伝えたいと思っているようです。
店長は心の中で呟きます。
「ツバメは知っている。雨の当たらぬ場所は陽の当たらぬ場所だと…。」
まだ店長の書く小説を読んだこともないあきらはこう伝えます。
「私、店長の書く小説、きっと好きです。」
あきらは迷いながらも自分なりに模索する気持ちの整理に寄り添ってくれている店長の人柄のにじみ出る言葉が何より好きなんだと思います。
そしてそのことに何のためらいもなくまっすぐにそのことを伝えてくるのです。
あきらにとっては「何でも知ってる大人」である店長かもしれませんが、店長もまた、揺らぐ気持ちの中で生きていて、あきらのまっすぐな言葉のひとつひとつが店長の心を大きく動かしているのです。
二人の間柄は「かけがえのない存在」になっていきます。
この作品で「二人の恋」という面では7話にクライマックスを迎えます。
7話の中で自分に強い恋心を抱いていることが決して偽物ではないということを店長も受け入れます。
あきらのあまりにもまっすぐな恋心が表現されていて、またそれに優しく答えようとする店長の包容力が素敵に描かれ二人の恋愛の形に感動してしまいます。
しかしながら、ここから先二人の恋が発展するかというとそういうわけではありません。
むしろこのツバメのエピソードのようにお互いかけがえのない存在になり、お互いを高めていくことにつながっていく関係になり純粋な恋愛的要素のエピソードはほとんど無くなり完結へと向かいます。
そんななか、店長は中途半端だった小説と真剣に向き合うことを決意します。
ちょっと照れながら小説を書き始めていることを語ります。
「文学に寄り添い生きると交わした自分との約束、これだけは果たしたいと思ってる。ふふっ」
そしてさりげなく帰り際のあきらに声を掛けます。
「もしかしたら…橘さんにもあるんじゃない?忘れている自分との約束が。」
立ち止まっているあきらの背中を優しく押してあげます。
そして、親友がいくら心を砕いても動かなかったあきらでしたが、店長の優しい言葉が心を動かして一歩を踏み出してみようと思い始めます。
あきらの溢れるほどの恋心というきっかけで二人を結びつけたお話ですが、この作品から「雨宿り」のように留まっている人が一歩をどうやって踏み出すか、それを人とのつながりで感じていくことの素晴らしさみたいなもの感じさせてくれます。
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でもこの作品を見て、やっぱりきちんと向き合いたいって思うようになりました。
この物語は最後には二人がきちんと「雨宿り」から雨上がりの空の下に歩き出していくところで完結しています。
私の雨宿りは今もなお続いていますが、私もその一歩を踏み出せるように、自分から逃げないようにしたいって、今思っています。。
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【実写版「進撃の巨人」公開初日!ネタバレなしで感想&観賞の心構え】 [動画・アニメ]
観に行って来ました!
実写版の進撃の巨人!
面白かった!!
ワクワクしながら観させてもらいました。
今回は個人的な感想とともにネタバレしない程度に作品の紹介と『こんな風に観たらいいよ』ってご提案もしてみたいと思います。
初めて実写化の話を聞いた時には半信半疑で無謀な挑戦、そんな風に思っていました。
実際、当初の計画から公開まで監督が変更になるなど紆余曲折を経ての公開です。
観てみた感想は、
『実写でもできるんだ!』
超大型巨人だって『リアル??』に再現!
なかなかの迫力でした。
立体起動装置だってスピード感あふれていてカッコよかったです!
そして一番気になった巨人たち。
よくできていました。
まぬけな容貌と怖さが同居した「あの感じ」がよく出ていました。
個人的には『声』だけはもうちょっと工夫して欲しかったところですかね。
あの無言でにこにこしながら残酷なことをできるところが恐怖を倍増していたところがありましたから…。
また草原が広がる雄大な風景。
実写版ではこのヨーロッパ調とは少し異なります。
アニメでは「綺麗な風景」が続きますが、エレンたちが暮らしているのも「貧民街」の様なごちゃごちゃとしている下町の様なところ。
この世界観は映画では冒頭のシーンから登場します。
あたかも「これはアニメとは違いますからね!」と宣言するように。
巨人に興奮するあのノリはまさにハンジさん。
しかも『声そっくり!』
早い段階からリヴァイ兵長の代わりに『シキシマ』なる人物が登場して原作とは登場人物が異なることが伝えられていました。
アニメの声優陣の迫真の演技が焼き付いている私にとっては全般的には物足りなさが否めませんが、原作とは異なる登場人物、そしてキャラ設定も良かったと思います。
ミカサのポジションも大きく異なり物語序盤での意外な展開に唖然としてしまいましたが、先が読めないストーリー展開になっていてアニメの焼き直しではない分、楽しめます。
なかなかの配役で『ミカサ感』が出ていました。
限られた時間で収めなければならない劇場映画では登場人物も絞らなければなりませんが、訓練兵時代の同期として登場した『ジャン』が最も原作・アニメと違っていたかな?
ジャンの熱狂的なファンはもしかしたらがっかりするかもしれませんが、私の中ではこれもアリかなって観てました。
ジャンと言えば、前半のゲスいキャラから口が悪いながらも仲間を意識して成長していく人間味を感じさせてくれるキャラクターへと変わっていくところが魅力ですが、今回はエレンの仇役としてのポジションに終始していたので、後編の『END OF THE WORLD』での活躍に期待したいと思います。
実写版のキャラクターランキングへ
そして実写版を観てもどうしてもアニメとの比較をしたくなるのが人情。
私もそんな一人ですが、映画を観る前に試写会での感想が綴られているネット上の記事を参考にして決めたんです。
『アニメとは比較しようとしない』
ってこと。
これはアニメはクォリティが高くて実写版は低いから最初から諦めておく、とかそんなことじゃありません。
そもそも時間的な制約がある劇場映画では原作やアニメの様に細部までじっくりと、しかも広範囲に描くことができない面があります。
キャラクターもあまり登場させ過ぎてしまうと収拾つかなくなってしまいますからね。
今回は原作者の諌山さんからの強い要請もあってオリジナル脚本を作りこんだと聞いていましたので、
『原作やアニメとは違うどんな世界が繰り広げられるんだろう?』
そういう観点で臨もうって心に決めていました。
ですからとっても強い思い入れがあるアニメ作品『進撃の巨人』とは違う、
『実写版 進撃の巨人』を心おきなくワクワクしながら楽しむことができました。
既にこのブログの記事をお読みの方は感じるかもしれません。
「この記事もアニメと比較しているじゃないか?」と。
確かに「アニメとの違い」は私にとって大事な点です。
ですが、「アニメと異なるからと言って」それが即「この映画はダメだ」という結論には至りません。
先述の通り、役者の演技力など私にとっては残念だと思う点もありますが、全体、特にストーリーやキャラクターの設定が原作通りになっていないのは、むしろ「判っているストーリー」をなぞるような映画を見せられるよりもずっと映画に集中できます。
そう、この映画に集中して楽しむために絶対必要なのが、『原作・アニメをなぞろうとしないこと』だと思います。
それを予め意識すると違った感想になるような気がしています。
進撃ファンは是非ご参考にして頂けたらと思います。
ですから、この映画で初めて進撃の巨人に触れる方がどの様に感じるのか、想像力を働かすしかありません。
原作を再構成した実写版のストーリーは映画という上映時間が限られた状況を克服するために色々な設定を変更して部分的に省略をしながらも結構な要素を盛り込んでいると思います。
そのためかなり目まぐるしいストーリー展開になっている気がします。
既に原作を知っている者には類推できそうなことも初見の方には「どういう意味?」ってことが多そうな気がするのです。
原作をなぞるような構成になっていないことを加味すると漫画かアニメを観てからこの映画を観ると「置いてきぼり」を食うことなく観られるような気がします。
「予習」をしないと楽しめない映画なんて観客を馬鹿にしたもので、この映画は決してそんなことはないとは思いますが、アニメを観るとより楽しめるかなぁって勝手に想像してみました。
アニメを全編観た私は絶対観ない映画ですが、未見の方なら劇場版アニメを観てみるのもいいのかな?
あくまでも想像のお話ですので、未見の方はちょっとだけ参考にしてみて下さい。
石原さとみ演じるハンジさんが主役となるこのスピンオフドラマも楽しみですねぇ。
「これは巨人たちに平和を破壊されてから10ヶ月が経過した頃の物語」
『反撃はこれからだ!』
実写版映画では描くことが出来なかった、巨人を駆逐する”3つの鍵”が明らかになる―。
『 心 《信じる心》』
『 技 《立体機動の発明》』
『 体 《戦闘技術の体得》』
第1話「反撃の幕開け」
巨人研究に打ち込むハンジさん。そして立体起動装置開発秘話。
第2話「希望の弓矢」
弓矢で闘う芋女サシャ。そして起きる事件とは?
第3話「自由への旅立ち」
訓練に明け暮れるフクシとリル。
8月15日から配信開始だということです。
宜しかったら投票お願いします <(_ _)>
過去に2回アニメのお気に入りキャラクターのアンケートを行いました。
まだまだ投票受付中です。よろしかったら「清き1票」を!
2016年6月3日現在の投票総数:877票
2016年6月3日現在の投票総数:2,519票
実写版の進撃の巨人!
面白かった!!
ワクワクしながら観させてもらいました。
今回は個人的な感想とともにネタバレしない程度に作品の紹介と『こんな風に観たらいいよ』ってご提案もしてみたいと思います。
この記事の目次
実写版にした進撃の巨人はどうだったの?
「本当に進撃の巨人なんて実写版でできるの?」初めて実写化の話を聞いた時には半信半疑で無謀な挑戦、そんな風に思っていました。
実際、当初の計画から公開まで監督が変更になるなど紆余曲折を経ての公開です。
観てみた感想は、
『実写でもできるんだ!』
超大型巨人だって『リアル??』に再現!
なかなかの迫力でした。
立体起動装置だってスピード感あふれていてカッコよかったです!
そして一番気になった巨人たち。
よくできていました。
まぬけな容貌と怖さが同居した「あの感じ」がよく出ていました。
個人的には『声』だけはもうちょっと工夫して欲しかったところですかね。
あの無言でにこにこしながら残酷なことをできるところが恐怖を倍増していたところがありましたから…。
実写版で描かれる世界観
原作・アニメでは中世ヨーロッパを思わせる風景が続きます。また草原が広がる雄大な風景。
実写版ではこのヨーロッパ調とは少し異なります。
アニメでは「綺麗な風景」が続きますが、エレンたちが暮らしているのも「貧民街」の様なごちゃごちゃとしている下町の様なところ。
この世界観は映画では冒頭のシーンから登場します。
あたかも「これはアニメとは違いますからね!」と宣言するように。
魅力のキャラクターたちはどうだったの?
今回のキャラで際立っていたのはなんていっても石原さとみ演じる『ハンジさん』でしょう。巨人に興奮するあのノリはまさにハンジさん。
しかも『声そっくり!』
早い段階からリヴァイ兵長の代わりに『シキシマ』なる人物が登場して原作とは登場人物が異なることが伝えられていました。
アニメの声優陣の迫真の演技が焼き付いている私にとっては全般的には物足りなさが否めませんが、原作とは異なる登場人物、そしてキャラ設定も良かったと思います。
ミカサのポジションも大きく異なり物語序盤での意外な展開に唖然としてしまいましたが、先が読めないストーリー展開になっていてアニメの焼き直しではない分、楽しめます。
なかなかの配役で『ミカサ感』が出ていました。
限られた時間で収めなければならない劇場映画では登場人物も絞らなければなりませんが、訓練兵時代の同期として登場した『ジャン』が最も原作・アニメと違っていたかな?
ジャンの熱狂的なファンはもしかしたらがっかりするかもしれませんが、私の中ではこれもアリかなって観てました。
ジャンと言えば、前半のゲスいキャラから口が悪いながらも仲間を意識して成長していく人間味を感じさせてくれるキャラクターへと変わっていくところが魅力ですが、今回はエレンの仇役としてのポジションに終始していたので、後編の『END OF THE WORLD』での活躍に期待したいと思います。
実写版のキャラクターランキングへ
進撃ファンが実写版を観るにはこんな心構えがいい?
やっぱり進撃の巨人ファンはアニメのクォリティに感激している人が多いと思います。そして実写版を観てもどうしてもアニメとの比較をしたくなるのが人情。
私もそんな一人ですが、映画を観る前に試写会での感想が綴られているネット上の記事を参考にして決めたんです。
『アニメとは比較しようとしない』
ってこと。
これはアニメはクォリティが高くて実写版は低いから最初から諦めておく、とかそんなことじゃありません。
そもそも時間的な制約がある劇場映画では原作やアニメの様に細部までじっくりと、しかも広範囲に描くことができない面があります。
キャラクターもあまり登場させ過ぎてしまうと収拾つかなくなってしまいますからね。
今回は原作者の諌山さんからの強い要請もあってオリジナル脚本を作りこんだと聞いていましたので、
『原作やアニメとは違うどんな世界が繰り広げられるんだろう?』
そういう観点で臨もうって心に決めていました。
ですからとっても強い思い入れがあるアニメ作品『進撃の巨人』とは違う、
『実写版 進撃の巨人』を心おきなくワクワクしながら楽しむことができました。
既にこのブログの記事をお読みの方は感じるかもしれません。
「この記事もアニメと比較しているじゃないか?」と。
確かに「アニメとの違い」は私にとって大事な点です。
ですが、「アニメと異なるからと言って」それが即「この映画はダメだ」という結論には至りません。
先述の通り、役者の演技力など私にとっては残念だと思う点もありますが、全体、特にストーリーやキャラクターの設定が原作通りになっていないのは、むしろ「判っているストーリー」をなぞるような映画を見せられるよりもずっと映画に集中できます。
そう、この映画に集中して楽しむために絶対必要なのが、『原作・アニメをなぞろうとしないこと』だと思います。
それを予め意識すると違った感想になるような気がしています。
進撃ファンは是非ご参考にして頂けたらと思います。
『進撃の巨人』を全く知らない人がこの映画を観ると…
正直なところ私は既に進撃の巨人に心酔しているファンの一人です。ですから、この映画で初めて進撃の巨人に触れる方がどの様に感じるのか、想像力を働かすしかありません。
原作を再構成した実写版のストーリーは映画という上映時間が限られた状況を克服するために色々な設定を変更して部分的に省略をしながらも結構な要素を盛り込んでいると思います。
そのためかなり目まぐるしいストーリー展開になっている気がします。
既に原作を知っている者には類推できそうなことも初見の方には「どういう意味?」ってことが多そうな気がするのです。
原作をなぞるような構成になっていないことを加味すると漫画かアニメを観てからこの映画を観ると「置いてきぼり」を食うことなく観られるような気がします。
「予習」をしないと楽しめない映画なんて観客を馬鹿にしたもので、この映画は決してそんなことはないとは思いますが、アニメを観るとより楽しめるかなぁって勝手に想像してみました。
アニメを全編観た私は絶対観ない映画ですが、未見の方なら劇場版アニメを観てみるのもいいのかな?
あくまでも想像のお話ですので、未見の方はちょっとだけ参考にしてみて下さい。
実写版『進撃の巨人』スピンオフドラマ 『反撃の狼煙』
今回公開された実写版に連動したドラマが映像配信サービス「dTV」で公開されます。石原さとみ演じるハンジさんが主役となるこのスピンオフドラマも楽しみですねぇ。
「これは巨人たちに平和を破壊されてから10ヶ月が経過した頃の物語」
『反撃はこれからだ!』
実写版映画では描くことが出来なかった、巨人を駆逐する”3つの鍵”が明らかになる―。
『 心 《信じる心》』
『 技 《立体機動の発明》』
『 体 《戦闘技術の体得》』
第1話「反撃の幕開け」
巨人研究に打ち込むハンジさん。そして立体起動装置開発秘話。
第2話「希望の弓矢」
弓矢で闘う芋女サシャ。そして起きる事件とは?
第3話「自由への旅立ち」
訓練に明け暮れるフクシとリル。
8月15日から配信開始だということです。
キャラクターアンケートやってみました
実写版のキャラクターで『気になるキャラクターランキング アンケート』を作ってみました。宜しかったら投票お願いします <(_ _)>
過去に2回アニメのお気に入りキャラクターのアンケートを行いました。
まだまだ投票受付中です。よろしかったら「清き1票」を!
2016年6月3日現在の投票総数:877票
2016年6月3日現在の投票総数:2,519票
進撃の巨人 関連記事一覧
最も夢中になって観たアニメ『進撃の巨人』
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
『進撃の巨人』 6つのエッセンス
アニメを観賞し終えて私なりの感想をまとめてみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
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【「進撃の巨人」コミックスを1巻から16巻まで一気に読破してみた】 [動画・アニメ]
【グーグル検索で「スマホ対応」表示させる為に565個の記事を手直しした】で最新の情報をお伝えしましたが、4月から毎日ブログの修正に明け暮れました。
1日も休まずかなりの時間を割いてきました。
もうすぐひと段落できるところまできましたが、昨日は久しぶりにブログの操作画面を1度も開かずに過ごしました。
大分精神的にも疲れが溜まってきたので気分転換にブログのことを忘れて1日過ごすことにしました。
【今年最も話題になるアニメとみた『進撃の巨人』】でこのブログでもご紹介の通り、私はこの作品にすっかりハマってしまいました。
そのきっかけはアニメの放映であり、そのクォリティの高さに感嘆しました。
そしてその放映が終わった直後から第2期の放映を期待してコミックスもアニメ放映後のものには一切手を出さず封印してきました。
うっかり未見の情報に出くわさないようにネットでも進撃の巨人に関わる記事などには出会わないようにしてきました。
新巻が発売されるたびに盛り上がる最新ストーリーの話にも耳を閉ざし耐えてきた私です。
それもこれもアニメの素晴らしさに感激し、第2期が開始されたら少しでも最高の状態で楽しみたい、その想いがあってこそです。
次にどんなストーリーが展開されるのか?
いつもその意外性にワクワクしながら観てきたアニメをもう一度同じように楽しみたいがための苦行でした。
ずっと2期スタートを待ち望んで封印してきた私ですが…。
もう…
待ちきれません!!
読みながら頭の中ではアニメのそれぞれのシーンのBGMが流れている、そんな感じで読み進んでいきました。
そしていよいよ未見の章への突入です。
既に知ってしまったことも無くはなかったのですが、その先のストーリーは本当に予想をはるかに超えていて、しかもとっても続きが気になる内容です。
魅力的なキャラクターも登場しますが相変わらずあっさりと巨人の前で散っていってしまいますね。
それもストーリーそのものに大きく影響しない様なシーンで惜しげもなく…。
そして気になることが少しづつ明らかになり、いよいよ核心へ…。
とうとう最も気になって仕方なかった主人公エレンのお父さん、グリシャ=イェーガーの秘密にも触れられて納得です。
一気に16巻まで読んでしまいました。
そして17巻が待ち遠しい、そんなことになりました。
その中でも面白いのは『予想外の"肘"』『特に理由の無い暴力がライナーを襲う』でした。
エルヴィン・スミス団長、リヴァイ兵長、ハンジ・ゾエ分隊長の作戦立案・遂行能力の高さは次は何をするのか?と予想を超える展開を楽しみにしてくれるためになくてはならない存在です。
特にリヴァイ兵長はそのその戦闘能力の高さが際立っていましたが、足を怪我してからは実行部隊での活躍より裏方としての立ち位置でその魅力が増した感があります。
またそれを補佐し我々読者の水先案内人的な役割も担うアルミンもすっかり作戦参謀として頼りになる存在になって物語に深みを増してくれます。
マルコ・ボットの死に直面して変わっていったジャン・キルシュタインも戦術面と戦闘面を兼ね備えた存在であり人間性を最も情緒豊かに表現してくれて読者の感情移入に一役買っています。
エレンはぶれない信念の持ち主であることを貫きながらも巨人としての力が期待に応えられず苦悶しているところが複雑な壁の中の世界を描く後半の特徴です。
そしてミカサはリヴァイ兵長のことを「あのちび」と蔑むところがありながらも上司として尊重する姿勢により『兵士としてのミカサ』が描かれています。もちろん『エレン命』に変わりないミカサはそのままなところもいいです。
物語後半でもそれぞれの場面でキャラクターたちが魅力あふれる存在として活躍してくれますが、残念なのは何と言ってもオルオとぺトラですね。
あの二人がこの後半の物語に色を添えてくれたら楽しかったのに…。
過去に2回ほどお気に入りのキャラクターの投票アンケートを行いました。
現在も投票受付中ですので宜しかったらどうぞ!あなたのお好きなキャラクターは何位でしょうか?
2016年6月3日現在の投票総数:877票
2016年6月3日現在の投票総数:2,519票
1日も休まずかなりの時間を割いてきました。
もうすぐひと段落できるところまできましたが、昨日は久しぶりにブログの操作画面を1度も開かずに過ごしました。
大分精神的にも疲れが溜まってきたので気分転換にブログのことを忘れて1日過ごすことにしました。
気分転換は『進撃の巨人』一気読み!
そして気分転換に選んだのが記事タイトルにもある通り以前からやろうと思っていたこと、『進撃の巨人』の封印を解いてのコミックス一気読みです。【今年最も話題になるアニメとみた『進撃の巨人』】でこのブログでもご紹介の通り、私はこの作品にすっかりハマってしまいました。
そのきっかけはアニメの放映であり、そのクォリティの高さに感嘆しました。
そしてその放映が終わった直後から第2期の放映を期待してコミックスもアニメ放映後のものには一切手を出さず封印してきました。
うっかり未見の情報に出くわさないようにネットでも進撃の巨人に関わる記事などには出会わないようにしてきました。
常に最新巻まで揃っていた我が家
妻の入院中に暇つぶしになればと購入した『進撃の巨人』のコミックスは『アニメ放映後』も買い続けられ、我が家ではそのストーリーを知らないのは私だけ、という状況が続いていました。新巻が発売されるたびに盛り上がる最新ストーリーの話にも耳を閉ざし耐えてきた私です。
それもこれもアニメの素晴らしさに感激し、第2期が開始されたら少しでも最高の状態で楽しみたい、その想いがあってこそです。
次にどんなストーリーが展開されるのか?
いつもその意外性にワクワクしながら観てきたアニメをもう一度同じように楽しみたいがための苦行でした。
『進撃の巨人』実写版の公開迫る
そして進撃の巨人の『実写版』の制作が発表されいよいよ8月1日封切りです。ずっと2期スタートを待ち望んで封印してきた私ですが…。
もう…
待ちきれません!!
貪るようにページをめくる
既に8巻の途中までは読み終わっていましたが、せっかく読むからには最初から読んでみたいということで昨日は1巻から読み始めてどっぷりと『進撃の巨人』の世界に浸かりました。読みながら頭の中ではアニメのそれぞれのシーンのBGMが流れている、そんな感じで読み進んでいきました。
そしていよいよ未見の章への突入です。
既に知ってしまったことも無くはなかったのですが、その先のストーリーは本当に予想をはるかに超えていて、しかもとっても続きが気になる内容です。
魅力的なキャラクターも登場しますが相変わらずあっさりと巨人の前で散っていってしまいますね。
それもストーリーそのものに大きく影響しない様なシーンで惜しげもなく…。
そして気になることが少しづつ明らかになり、いよいよ核心へ…。
とうとう最も気になって仕方なかった主人公エレンのお父さん、グリシャ=イェーガーの秘密にも触れられて納得です。
一気に16巻まで読んでしまいました。
そして17巻が待ち遠しい、そんなことになりました。
コミックスの楽しみ 巻末の予告編
巻末の予告編には『ホンモノのページ』の前に『パロディ版』が掲載されているのはファンならお馴染みですが、毎回ワクワク感との狭間のホッとする休憩タイムに楽しいひと時を与えてくれます。その中でも面白いのは『予想外の"肘"』『特に理由の無い暴力がライナーを襲う』でした。
活躍するキャラクターたち
アニメ放映後のキャラクターもその魅力は際立ちます。エルヴィン・スミス団長、リヴァイ兵長、ハンジ・ゾエ分隊長の作戦立案・遂行能力の高さは次は何をするのか?と予想を超える展開を楽しみにしてくれるためになくてはならない存在です。
特にリヴァイ兵長はそのその戦闘能力の高さが際立っていましたが、足を怪我してからは実行部隊での活躍より裏方としての立ち位置でその魅力が増した感があります。
またそれを補佐し我々読者の水先案内人的な役割も担うアルミンもすっかり作戦参謀として頼りになる存在になって物語に深みを増してくれます。
マルコ・ボットの死に直面して変わっていったジャン・キルシュタインも戦術面と戦闘面を兼ね備えた存在であり人間性を最も情緒豊かに表現してくれて読者の感情移入に一役買っています。
エレンはぶれない信念の持ち主であることを貫きながらも巨人としての力が期待に応えられず苦悶しているところが複雑な壁の中の世界を描く後半の特徴です。
そしてミカサはリヴァイ兵長のことを「あのちび」と蔑むところがありながらも上司として尊重する姿勢により『兵士としてのミカサ』が描かれています。もちろん『エレン命』に変わりないミカサはそのままなところもいいです。
物語後半でもそれぞれの場面でキャラクターたちが魅力あふれる存在として活躍してくれますが、残念なのは何と言ってもオルオとぺトラですね。
あの二人がこの後半の物語に色を添えてくれたら楽しかったのに…。
過去に2回ほどお気に入りのキャラクターの投票アンケートを行いました。
現在も投票受付中ですので宜しかったらどうぞ!あなたのお好きなキャラクターは何位でしょうか?
2016年6月3日現在の投票総数:877票
2016年6月3日現在の投票総数:2,519票
進撃の巨人 関連記事一覧
最も夢中になって観たアニメ『進撃の巨人』
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
『進撃の巨人』 6つのエッセンス
アニメを観賞し終えて私なりの感想をまとめてみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
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【 『残響のテロル』 今年のイチオシアニメになる予感】 [動画・アニメ]
ご覧になりましたでしょうか? アニメ 『残響のテロル』
『残響のテロル』公式サイトより http://terror-in-tokyo.com/
たまたまテレビを観ていて気になって観てみたら、何だか面白そうな予感。
今回観たのは放映第2回目のようです。
これってまさに『進撃の巨人』の時とおんなじです。
⇒ 【今年最も話題になるアニメとみた『進撃の巨人』】
何故か2回目の放映回が気になるのが私の癖のようです。
まったく予備知識がありませんでしたが公式サイトでいろいろ知ることができました。
フジテレビ系列の『ノイタミナ』枠での放映です。
2014年7月10日(木)25時10分が初回の放映で、今回私が観た7月17日の第2回目から毎週木曜24時50分からの放映ということです。
(既に7月24日の放映の第3話は24時59分からの9分遅れのようです)
放送局は以下の通りです。
岩手めんこいテレビ・仙台放送・秋田テレビ・さくらんぼテレビ・福島テレビ・新潟総合テレビ・テレビ静岡・東海テレビ・関西テレビ・テレビ新広島・テレビ愛媛・テレビ西日本・サガテレビ・テレビ熊本・鹿児島テレビ
これは監督の渡辺信一郎氏のオリジナル企画によるもののようです。
従ってこのアニメでその全容が明らかになるようですので、この先が楽しみになります。
分かっているストーリーは少年二人による犯行で都庁が爆破される。
しかも動画投稿サイトで犯行予告を行った上で…。
この『スピンクス』を名乗る犯人の二人の少年。
ナイン
ツエルブ
そして、二人の犯行を目撃してしまったヒロイン??
リサ
私が観た第2話はこんな予告編だったようです。
DVDの予告編動画がアップされています。
サスペンス要素が強いドラマの様ですが、設定が少年二人の犯人というところが、どういう展開なのか楽しみなところです。
しばらく動向をチェックしたいと思います。
これが次回第3話の予告編動画です。
是非、公式サイトで詳細をチェックしてみて下さい!!
⇒ 残響のテロル 公式サイトへ
『残響のテロル』公式サイトより http://terror-in-tokyo.com/
たまたまテレビを観ていて気になって観てみたら、何だか面白そうな予感。
今回観たのは放映第2回目のようです。
これってまさに『進撃の巨人』の時とおんなじです。
⇒ 【今年最も話題になるアニメとみた『進撃の巨人』】
何故か2回目の放映回が気になるのが私の癖のようです。
まったく予備知識がありませんでしたが公式サイトでいろいろ知ることができました。
フジテレビ系列の『ノイタミナ』枠での放映です。
2014年7月10日(木)25時10分が初回の放映で、今回私が観た7月17日の第2回目から毎週木曜24時50分からの放映ということです。
(既に7月24日の放映の第3話は24時59分からの9分遅れのようです)
放送局は以下の通りです。
岩手めんこいテレビ・仙台放送・秋田テレビ・さくらんぼテレビ・福島テレビ・新潟総合テレビ・テレビ静岡・東海テレビ・関西テレビ・テレビ新広島・テレビ愛媛・テレビ西日本・サガテレビ・テレビ熊本・鹿児島テレビ
これは監督の渡辺信一郎氏のオリジナル企画によるもののようです。
従ってこのアニメでその全容が明らかになるようですので、この先が楽しみになります。
分かっているストーリーは少年二人による犯行で都庁が爆破される。
しかも動画投稿サイトで犯行予告を行った上で…。
この『スピンクス』を名乗る犯人の二人の少年。
ナイン
ツエルブ
そして、二人の犯行を目撃してしまったヒロイン??
リサ
私が観た第2話はこんな予告編だったようです。
DVDの予告編動画がアップされています。
サスペンス要素が強いドラマの様ですが、設定が少年二人の犯人というところが、どういう展開なのか楽しみなところです。
しばらく動向をチェックしたいと思います。
これが次回第3話の予告編動画です。
是非、公式サイトで詳細をチェックしてみて下さい!!
⇒ 残響のテロル 公式サイトへ
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【1回聴くと忘れないこのメロディ 『墓穴』~あべりょう~ 地下室氷河期委員会っていったい何だ?】 [動画・アニメ]
たまたまyoutubeの動画を検索していて、広告枠に映った動画に目を奪われてしまいました。
テレビ番組のエンディングに使用されている曲のようですが、とにかく 『墓穴を~掘ってぇいる~♪墓穴を掘っている~♪』っていうフレーズが耳に残ってしまうこのメロディ…。
現在の日本の状況を鋭く風刺していると思うのですが、とっても面白いアニメーションも相まって面白い『作品』に仕上がっています。
『墓穴』 あべりょう
この作者の『あべりょう』とはどんな人なんでしょうか?
『墓穴』という曲では、歌詞が『若者の味方』的だったので、『良い人』なのかと思ったら意外にそうでもなく攻撃する時に容赦ない感じでその対象も多岐に渡り主張が何なのかがつかみづらそうです。
実際私がこの動画を観るきっかけになったのは、おそらく本人が出稿したであろう、『youtube広告』です。
広告はこの動画が流れるだけで何のテロップもコメントもなく、広告の趣旨は自分の歌を宣伝するためなのか?
いろいろ関連動画を観てみると…
こんな動画もあります。
『日本の子供が嫌い』 あべりょう
歌詞も映像もかなりヤバいものもあり、とても地上波には載せられないものも含んでいるようです。
メディアにも受け入れられていうようで複数のテレビ番組でテーマソングに起用されたり、『ヒツジ旅』という曲がコンビニのファミリーマートの店内放送でオンエアされたりしています。
ネット界では既にしつこいCM戦略で嫌われ気味のようですが、意外にほそぼそとネットを駆使して活動を続けてるってわけでもなさそうです。
楽曲を売るためのキャッチアップの為の活動なのか、主義主張のための手段が楽曲なのか、判りかねますが、これらを受け入れるには私の器は足りないみたいですね。
このあべりょう氏が主宰?している団体?が『地下室氷河期委員会』、なんだか凝ったつくりになっているサイトも存在しています。
⇒ 地下室氷河期委員会ホームページ
中身はほぼ純粋に自身の作品を販売する目的になっています。
特に主義主張は感じられません。
いろいろネットでも情報がないか調べてみましたが、そこそこテレビなどにも露出しているにも関わらず、その正体は明かされていないみたいです。
『ちょっと観』だったら結構楽しめますので、『ちょっとだけ』観てみて下さい。(笑)
⇒ 【既得権を守る労働組合が若者の雇用を奪う?】
テレビ番組のエンディングに使用されている曲のようですが、とにかく 『墓穴を~掘ってぇいる~♪墓穴を掘っている~♪』っていうフレーズが耳に残ってしまうこのメロディ…。
現在の日本の状況を鋭く風刺していると思うのですが、とっても面白いアニメーションも相まって面白い『作品』に仕上がっています。
『墓穴』 あべりょう
この作者の『あべりょう』とはどんな人なんでしょうか?
『墓穴』という曲では、歌詞が『若者の味方』的だったので、『良い人』なのかと思ったら意外にそうでもなく攻撃する時に容赦ない感じでその対象も多岐に渡り主張が何なのかがつかみづらそうです。
実際私がこの動画を観るきっかけになったのは、おそらく本人が出稿したであろう、『youtube広告』です。
広告はこの動画が流れるだけで何のテロップもコメントもなく、広告の趣旨は自分の歌を宣伝するためなのか?
いろいろ関連動画を観てみると…
こんな動画もあります。
『日本の子供が嫌い』 あべりょう
歌詞も映像もかなりヤバいものもあり、とても地上波には載せられないものも含んでいるようです。
メディアにも受け入れられていうようで複数のテレビ番組でテーマソングに起用されたり、『ヒツジ旅』という曲がコンビニのファミリーマートの店内放送でオンエアされたりしています。
ネット界では既にしつこいCM戦略で嫌われ気味のようですが、意外にほそぼそとネットを駆使して活動を続けてるってわけでもなさそうです。
楽曲を売るためのキャッチアップの為の活動なのか、主義主張のための手段が楽曲なのか、判りかねますが、これらを受け入れるには私の器は足りないみたいですね。
このあべりょう氏が主宰?している団体?が『地下室氷河期委員会』、なんだか凝ったつくりになっているサイトも存在しています。
⇒ 地下室氷河期委員会ホームページ
中身はほぼ純粋に自身の作品を販売する目的になっています。
特に主義主張は感じられません。
いろいろネットでも情報がないか調べてみましたが、そこそこテレビなどにも露出しているにも関わらず、その正体は明かされていないみたいです。
『ちょっと観』だったら結構楽しめますので、『ちょっとだけ』観てみて下さい。(笑)
⇒ 【既得権を守る労働組合が若者の雇用を奪う?】
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