【目のつけどころを間違えた? シャープの下請け企業の行方は?】 [ピックアップ!]
厳しい経済環境の中、苦境が続いているシャープの話題が連日報道されています。
本日は「インテル、入ってる!」でおなじみのアメリカの半導体メーカー、インテルから400億円規模の出資を受ける交渉をしていることが報じられました。
吉永さゆりのCMでお馴染みの液晶テレビ『AQUOS』はブランドを確立した感がありましたが、地デジ化移行が完了しすっかり収益を生まないものになってしまったようですね。
『亀山モデル』という、電化製品にブランドを持ち込んだまでは良かったですが、『海外には出ない!』宣言したことがすっかり裏目に出てしまったようですね。
大規模なリストラを敢行しても追いつかず下方修正を余儀なくされています。
ところで、ある記事でシャープの下請け企業の数についてみる機会がありました。
「一次下請先」は1868社で、さらに一次下請先と取引を行う「二次下請先」は1万0103社ということです。
約1万2千社の下請け企業で働く労働者は67万人余りということです。
自動車産業はすそ野が広い産業だとは思っていましたが電機メーカーであるシャープ1社でもこんなに多くの企業が関わっているのだというのは知りませんでした。
労働者の家族構成を仮に平均2名としても130万人へ影響があるとも言えます。
もちろん完全にシャープ製品に依存している会社もあればそうでない会社もあるでしょうから、その影響度は様々だとは思います。
現在の日本はシャープやパナソニックだけが不況にあえいでいるわけではありませんので130万人という数にはあまり意味はないのかもしれません。
しかしながら1社が傾くと、こんなにも影響力があるということはすごいことだと単純に思ってしまいます。
大企業の経営トップというのは自分の肩にこういうことを乗っけて日々過ごしているかと思うと、それもまたすごいことだと思いました。
私自身、会社の希望退職を募るときの受付スキームを作る係りになり応募が殺到しても対処できるようにあれこれプランを練ったのを思い出します。
もう2度とあんな仕事はしたくはないものです。
『目のつけどころがシャープ』のキャッチフレーズで、王道を行く大手先発メーカーとは一味違ったニッチな感じが私は結構好きでした。
しかもシャープペンシルを作った会社だというのも子供時代に知り、こんなに普及しているものを作った会社ってすごい!って思ってもいました。
ちなみにシャープペンシルって当初は金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)という商品名だったそうです。
とても地味ですね(^_^;)
これをシャープペンシルに変更してアメリカで爆発的な大ヒットとなったようですね。
電卓や電子レンジを発明したりオリジナリティのある会社だったのだと思います。
左右どちらからも開く冷蔵庫とかシャープペンシルとか、シャープってユニークで夢のある会社ってイメージがありました。
液晶も世界シェアを席巻して実際2008年には最高益を出していたのに、今は大企業も浮き沈みが本当に激しいことを感じないわけにはいきません。
ちょっと前まで従業員1人当たりの利益の多さを知って『任天堂』ってスゴイ!って思っていましたが、今は赤字にあえいでいて出口が見えないみたいです。
銀行だって破たんしますし生き残るためには昔では考えられないような組み合わせの合併も沢山行われていて本当に企業を取り巻く環境って目まぐるしいです。
誰も数年後を予測なんてできないような状況です。
日本はこれからは『良き時代』をお手本にして進むことはできないんだと思います。
『働く』ってことも働く者ひとりひとりが、大げさな言い方をすると『哲学』を持ってないと厳しい時代なのかな?って考えたりします。
本日は「インテル、入ってる!」でおなじみのアメリカの半導体メーカー、インテルから400億円規模の出資を受ける交渉をしていることが報じられました。
吉永さゆりのCMでお馴染みの液晶テレビ『AQUOS』はブランドを確立した感がありましたが、地デジ化移行が完了しすっかり収益を生まないものになってしまったようですね。
『亀山モデル』という、電化製品にブランドを持ち込んだまでは良かったですが、『海外には出ない!』宣言したことがすっかり裏目に出てしまったようですね。
大規模なリストラを敢行しても追いつかず下方修正を余儀なくされています。
ところで、ある記事でシャープの下請け企業の数についてみる機会がありました。
「一次下請先」は1868社で、さらに一次下請先と取引を行う「二次下請先」は1万0103社ということです。
約1万2千社の下請け企業で働く労働者は67万人余りということです。
自動車産業はすそ野が広い産業だとは思っていましたが電機メーカーであるシャープ1社でもこんなに多くの企業が関わっているのだというのは知りませんでした。
労働者の家族構成を仮に平均2名としても130万人へ影響があるとも言えます。
もちろん完全にシャープ製品に依存している会社もあればそうでない会社もあるでしょうから、その影響度は様々だとは思います。
現在の日本はシャープやパナソニックだけが不況にあえいでいるわけではありませんので130万人という数にはあまり意味はないのかもしれません。
しかしながら1社が傾くと、こんなにも影響力があるということはすごいことだと単純に思ってしまいます。
大企業の経営トップというのは自分の肩にこういうことを乗っけて日々過ごしているかと思うと、それもまたすごいことだと思いました。
私自身、会社の希望退職を募るときの受付スキームを作る係りになり応募が殺到しても対処できるようにあれこれプランを練ったのを思い出します。
もう2度とあんな仕事はしたくはないものです。
『目のつけどころがシャープ』のキャッチフレーズで、王道を行く大手先発メーカーとは一味違ったニッチな感じが私は結構好きでした。
しかもシャープペンシルを作った会社だというのも子供時代に知り、こんなに普及しているものを作った会社ってすごい!って思ってもいました。
ちなみにシャープペンシルって当初は金属製繰出鉛筆(早川式繰出鉛筆)という商品名だったそうです。
とても地味ですね(^_^;)
これをシャープペンシルに変更してアメリカで爆発的な大ヒットとなったようですね。
電卓や電子レンジを発明したりオリジナリティのある会社だったのだと思います。
左右どちらからも開く冷蔵庫とかシャープペンシルとか、シャープってユニークで夢のある会社ってイメージがありました。
液晶も世界シェアを席巻して実際2008年には最高益を出していたのに、今は大企業も浮き沈みが本当に激しいことを感じないわけにはいきません。
ちょっと前まで従業員1人当たりの利益の多さを知って『任天堂』ってスゴイ!って思っていましたが、今は赤字にあえいでいて出口が見えないみたいです。
銀行だって破たんしますし生き残るためには昔では考えられないような組み合わせの合併も沢山行われていて本当に企業を取り巻く環境って目まぐるしいです。
誰も数年後を予測なんてできないような状況です。
日本はこれからは『良き時代』をお手本にして進むことはできないんだと思います。
『働く』ってことも働く者ひとりひとりが、大げさな言い方をすると『哲学』を持ってないと厳しい時代なのかな?って考えたりします。
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夏に実家のテレビがこわれたときに
AQUOSにしたんですけど、それだけでは
焼け石に水「滴」にもならないですね
ソネットのホームページスペースの件
ありがとうございました。
接続会員のパスワードがわからなくなって
書類探しています。
今はどこもブログサービスが前面に出ていますが
ニフティとかほかのプロバイダでも
こっそり提供されているのかもしれませんね
by いっぷく (2012-11-14 06:18)
いっぷくさん、こんばんは。
いえいえ、商売は積み重ねですから、きっといっぷくさんの1台も貢献しているでしょう。(って、別に私シャープの関係者ではありませんが(^_^;))
どこもホームページってブログに比べるとひっそりしているようですね。きっと更新頻度が高いブログがサービス提供側から都合が良いのでは?と勝手に想像しております。ちなみにソネットのホームページは無料領域は10MBで、有料でも50MBということでちょっと厳しいかなって思っています。
by はる (2012-11-15 02:52)