【『進撃の巨人』6つのエッセンス<3> 劇中の音楽】 [動画・アニメ]
〔3〕劇中の音楽
【エッセンス3】
劇中の音楽
前回はオープニングテーマの『紅蓮の弓矢』について書きましたが、今回はアニメ『進撃の巨人』の劇中の音楽について触れたいと思います。私はこの作品の音楽に魅了されました。
衝撃のシーンに心揺さぶられる音楽が…
ただ最初に私の心に刺さったのは、その後立体機動装置を操るシーンで登場したようなCoolな音楽でも、雄大な風景にマッチしたBGMでもなく、第1話のラストシーンのBGMでした。先日の記事で、『トラウマになった』と表現した衝撃のシーンです。
もちろん映像も衝撃的だったのですが、私の心にこのシーンが突き刺さったのは間違いなく、この音楽のせいでもあるのです。
主人公エレンは、がれきに足を挟まれて身動きできない母カルラをミカサと共に助けようとしますが、どうにもできない中、破られた壁から侵入してくる巨人たちが迫ってきます。
母カルラは仮に助け出しても走れない自分が足手まといになることを悟り、エレンに自分を置いて逃げるように諭します。
そこにやってきた知り合いの兵士ハンネスは、結果的にカルラの懇願を聞き入れる形で、二人の子供を抱えてカルラを置いて逃げていくのです。
自分の母親が恐ろしい巨人につかまっている姿を目の当たりにするエレン。
そして、カルラは逃げていくハンネスの背中に向かって「ありがとう…」と言い、子供たちが生き延びてくれることを祈るのですが…。
溢れる涙を抑えられず、嗚咽と共に吐き出した言葉…。
「行かないで…。」
この時のエレンと母親カルラの絞り出すような心情を投影したかのような悲しげな音楽…。
もう耳に焼き付いてしまうほどの悲壮な旋律…。
そして…、
無残にもカルラが巨人の餌食になった後、空に舞う血しぶきをバックに悲壮な音楽が一転して曲調が変わり、恐怖の旋律になるのです。
この後、どんな地獄が待っているのか…、そんな予感をさせるような恐怖の旋律…。
私はこの音楽を浴びた後、何とも言いようのない感覚に覆われました。
もう、このシーンにはこのBGMしかあり得ない…そんな気すらしてきます。
この様に心情に合ったBGMが随所に散りばめられていて、このアニメの世界観を形作っていて引き込まれていきます。
ミカサの心情を浮き彫りにする音楽
このアニメではこの様に音楽に心揺さぶられるシーンが沢山あるのですが、その中でも私はこのシーンが好きです。第7話でのミカサのシーンです。
行き詰った状況から脱出するために巨人に立ち向かうことで活路を見出そうと立体機動装置で巨人と戦うミカサでしたが、既にエレンの死を知り冷静さを欠いた行動はすぐに地上で巨人と対峙しなければならない窮地に追い込まれます。
エレン無き後、ミカサは愛する『家族』を失うことに抗うことができず、一旦は生きることを諦めてしまいます。
でも、エレンのことを思い出したときに、脳裏でミカサに「闘え!」と叫ぶエレンがミカサに生への意識を回復させます。
そして、もう一度、巨人と戦うことを決意したミカサの目の前で巨人に向かうもう1体の巨人を目の前にして…
ミカサがその不思議な光景を回想した時にバックに流れる音楽がとても印象的でした。
この巨人はミカサの最愛の『家族』エレンが巨人化したものだったのでした。
もちろん、この時のミカサにはそんなことは到底想像もつかない状況だったのですが、ミカサはエレンの死の直後で失意であるにも関わらず、この巨人の姿を見て『高揚した』とつぶやきます。
まるで、エレンの死に直面したミカサに一条の光が射しているかのような旋律…。
私はこの時のミカサの心情にとてもぴったりのBGMだったと思っています。
進撃の巨人の音楽を担当しているのは?
この様に心情を描くような素敵なBGMがある一方で歌詞のある挿入歌もなかなか良いです。このアニメには、これらのBGMも欠かせない大きな要素のひとつです。
こんな素敵な音楽を私たちに聴かせてくれるのはどんな人なのかな?って思って調べてみました。
音楽を担当しているのは、澤野弘之さんという方です。
東京出身、1980年生まれの素敵なお兄さんでした。
私はアニメの音楽に関する業界に明るくないので全く知らない方なのですが、その世界では実績のある方の様です。
アニメという作品は沢山のスタッフにより力を集結して作り上げるものだと思いますが、他のスタッフ同様、音楽担当の澤野氏もこの作品に情熱を注いで取り組まれた結果が結実しているのではないかと勝手に想像しております。
⇒ 『進撃の巨人』の素敵なBGM ~澤野弘之さんてどんな人?
『進撃の巨人』の劇中音楽は、オープニングテーマソングとはガラッと違った良さを持っています。
毎回、放映を楽しみにしていた方はきっと音楽も楽しみだったのではないでしょうか…。
未見の方で、第1話の衝撃のラストシーンのBGMの効果を体感したい方は視聴してみて下さい。
但し、トラウマになるかもしれませんので、大丈夫、という方限定で…。
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『進撃の巨人』 6つのエッセンス
アニメを観賞し終えて私なりの感想をまとめてみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
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【『進撃の巨人』6つのエッセンス<2>オープニングテーマソング『紅蓮の弓矢』】 [動画・アニメ]
〔2〕オープニングテーマソング『紅蓮の弓矢』
【エッセンス2】
オープニングテーマソング『紅蓮の弓矢』
そのドラマやアニメの印象づけるとても大きな要素がオープニングテーマソングだと思います。アニメ『進撃の巨人』におけるその位置づけは非常に大きなものだったと思います。
この曲の起用と気合の入ったオープニング映像は本当に大成功だったのではないでしょうか…。
映像はこのアニメの良さが凝縮しているようで毎回このオープニングを観ながらワクワクしたものです。
『進撃の巨人』には『立体機動装置』という特殊な攻撃兵器が登場します。
この動きが『進撃の巨人』の魅力の一つでもあると思うのですが、『立体機動装置』を効果的に魅せるオープニング映像ではその動きにマッチしたスピード感ある音楽で盛り上げました。
また「進む/意思を/嗤う/豚よ/家畜の安寧/虚偽の繁栄/死せる/餓狼/自由を!」の『明朝体でか文字』はエヴァンゲリオンを彷彿とさせます。
力強い歌声に合わせて画面いっぱいに表示されるのがとってもインパクトありました。
私は、ニコニコ動画にアップされた『紅蓮の弓矢の中毒動画』に本当に中毒になって何回観たことか…。
残念ながら中毒動画は視聴中止になってしまいました。公式の動画を代わりに掲載しておきます。
特にアニメの放映が開始され既にブレイクし始めてもCDの発売はだいぶ後になってからでしたので、この動画の果たした役割は大変大きかったのではないかと思います。
この曲は、
歌:Linked Horizon
作詞:Revo
作曲:Revo
編曲:Revo
となっています。
歌っている「Linked Horizon(リンクトホライズン)」の存在を私はこのアニメで初めて知りましたが、Sound Horizon(サウンドホライズン)として既に活躍する音楽ユニットだということを知りました。
その主宰が作詞作曲を手掛けるRevoさんですが、とても才能あふれる音楽家だと思います。
独特の世界観を持って音楽を表現しているようですが、とにかくこのアニメの主題歌はアニメのグレードを引き上げるのに一役買ったのは間違いないでしょうか。
そして、この曲の良さにはクォリティの他にももうひとつあります。
それは他の『エッセンス』とも繋がることなのですが、独特のバックコーラスです。
ドイツ語が多用されているのですが、実はこれがもう一つの魅力となっていたことも間違いありません。
ちなみにアニメ放映後半のシーズンではオープニングソングも『紅蓮の弓矢』から『自由の翼』へと
バトンタッチしました。
あまりにも『紅蓮の弓矢』にどっぷり浸かってしまっていたので、最初は『自由の翼』はなんとなくしっくりこなかったのですが、毎回手に汗握る展開の後半戦をこのオープニングテーマソングとともに観ていくうちにすっかり『体に染みついて』きてしまい好きになりました。
アニソンって毎回大好きな番組とともに聴きますので自然に好きになっていきますよね。
もちろん、楽曲が良いからなのは言うまでもないのですが…。
⇒ 『紅蓮の弓矢』Linked Horizonによる「進撃の巨人」OP ブレイクの嚆矢だ!
⇒ 進撃の巨人 OP 『紅蓮の弓矢』の冒頭は何て言ってる?
次回は、3つ目のエッセンス、『音楽』についてお伝えしたいと思います。
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【『進撃の巨人』6つのエッセンス<1>『巨人』という恐怖 】 [動画・アニメ]
〔1〕『巨人』という恐怖
第1話の衝撃
ニコニコ動画で1話を観たところ、壁を壊されて人間が襲われるシーンが描かれていました。その中でも最も衝撃的だったのが、主人公エレンの母親が食われてしまうシーンです。
エレンと一緒に暮らしている少女ミカサは足が家のがれきに挟まれた母親を助けられず、結果的には自分たちの『目の前』で残虐に母親を食べられる姿を見ることに…。
血しぶきが空を舞うシーンで、何とも恐ろしいことの幕開けを想起させるBGMとともに語られるナレーション…
『その日、人類は思い出した。奴らに支配されていた恐怖を。鳥かごの中に囚われていた屈辱を。』
この第1話のラストシーンはもうトラウマになるほどの衝撃的なシーンとして焼きつきました。
現在もニコニコ動画では第1話が無料で配信されています。
未見の方でトラウマになっても構わないと言う方はご視聴してみて下さい。
この第1話には、「『進撃の巨人』という新しいアニメの『エッセンス』が凝縮されていた」
そう言っていいのではないかと思います。
ということで、その『エッセンス』を項目ごとに見ていきたいと思います。
【エッセンス1】
『巨人』という恐怖
さまざまなドラマで『敵』が登場します。特にアニメの世界では、それが「宇宙人」であったり、独立を果たした「反政府勢力」であったり、いろいろで荒唐無稽のものも多数あります。
『進撃の巨人』では『正体不明の巨人』です。
登場する巨人はAKB48の『前田敦子似』のものや『高橋みなみ似』なんてのも登場しますが、正直なところ、これだけ見たらどうみてもギャグアニメです。
にもかかわらず、シリアスに恐怖を感じます。
第1話で登場したエレンの母親カルラを食ったこの巨人の登場シーンは圧倒的な恐怖を感じます。
手前の頭はカルラを助けようとした兵士ハンネスさんですが、勇ましく突っ込んでいったにもかかわらず対峙した瞬間に足がすくみ、エレンとミカサを連れて逃げることを決意して母カルラを見殺しにしたのです。
それを観ているこちらが納得してしまうほど巨人の恐怖が伝わってくる、そこがこの作品の凄いところです。
いろいろとその効果を狙った仕掛けがあるのかもしれませんが、私が映像を観て感じたことは次のようなことです。
一つ目は『意思を感じないのに圧倒的な強さで行動してくる』ところが怖い。
二つ目は、その仕草が怖い。
例えば、カルラをつかまえる時の巨人は両手で掬うような仕草をします。
人間が魚を川から獲るような感じで…。
巨人は人間を動物の様に扱うのです。
そこが一つ目の『行動パターン』と相まってとても恐怖を感じます。
人間をこの様に扱う存在の前では人間は人間として存在できないという恐怖を感じるのです。
非道な行為や言動で人間を踏みにじる敵が登場する物語も沢山ありますが、これらの敵は怒りや憎しみや悲しみを増幅する効果がありますが、少なくとも人間は『知的生命体』として扱ってもらえます。
巨人のように人間の気持ちや行動を一切斟酌せず、知的生物として取り扱われることがない行動パターンは、恐怖を増幅する効果があります。
ホラー映画における『ゾンビ』に近いカテゴリーに属するかもしれませんが、常に笑みをたたえて緩慢に動く巨人がその風貌に似合わない行動をとるところが、『進撃の巨人』における巨人の独特な恐怖を醸し出しているところだと感じました。
次回は、2つ目のエッセンス、『テーマソング』についてお伝えしたいと思います。
次の記事はコチラ
〔2〕オープニングテーマソング『紅蓮の弓矢』
そのドラマやアニメの印象づけるとても大きな要素がオープニングテーマソングだと思います。アニメ『進撃の巨人』におけるその位置づけは非常に大きなものだったと思います。
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最も夢中になって観たアニメ『進撃の巨人』
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『進撃の巨人』 6つのエッセンス
アニメを観賞し終えて私なりの感想をまとめてみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
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【2期が待ち遠しい アニメ 『進撃の巨人』 私の鑑賞の記録】 [動画・アニメ]
【今年最も話題になるアニメとみた『進撃の巨人』】という記事で初めて当ブログでその出会いの衝撃をご紹介した、アニメ 『進撃の巨人』。
毎週日曜日の夜は週末のフィナーレを飾るとても楽しみな時間になっていました。
残念ながら9月の末に放映が終了してしまい、現在は2期の放映開始を楽しみに待っているといったところです。
当ブログでは過去通算3回の関連記事を書いてきましたが、姉妹ブログ『はるのつぶやき』では通算60回の関連記事を書きました。
それぐらいネタに事欠かないアニメ、それが私にとっての『進撃の巨人』です。
ということで、既に放映が終了して1ヶ月近くが経ちましたが、ここで私なりの総括の記事をアップしたいと思います。
(実はすぐに書こうと思っていたのですが、ヘビーな記事になりそうな予感がして後回しにしてきて、今日まできてしまいました。)
このアニメは私にとって鑑賞するだけでない、いろいろな楽しみ方があることを教えてくれました。
深夜枠のアニメ番組は沢山やっていますので私の超高速ザッピングの餌食で普通なら素通りしてしまうところですが、その時は違いました。
私のリモコンのボタンを押す手を止めたのは、『裸の巨人』の図でした。
なんともコミカルな裸の巨人達…。
正直な感想は、「何だ?こりゃ?」でした。
「アニメもネタが尽きていろんなのが出てくるなぁ…」なんて思って、ちょっとチャンネルを変えずにそのまま何となく観ていたのです。
そしてオープニングのテーマソングもなかなかいいし…。
引き込まれるようにして観ていると…。
実はコミカルなのは巨人の姿だけで、それ以外は想像を超えたシリアスな雰囲気です。
人類存亡の危機で絶望の淵、しかも描写もまったくもって絶望感一色です。
そして主人公と思われる少年「エレン」が涙をためて言ったフレーズが印象的でした。
「あいつら…、この世から… 駆逐してやるっ!この世から1匹残らず!」
小学生の少年が言う言葉とは思えませんが、すんなりセリフとして受け入れさせちゃう、怒涛の雰囲気を持っています。
更に…
街の風景が昔のヨーロッパ風なのも印象深かったです。
雰囲気としては『フランダースの犬』のパトラッシュとネロが歩いていそうです。
映像や構成や音楽が…どうもハイクオリティなんじゃないかと思い始めていました。
30分の放映が終わった後、ネットでこの漫画『進撃の巨人』のことを調べました。
そして、テレビアニメの公式ホームページで、私が観たのは、このアニメの第2回目の放映であること、第1回目の放映はニコニコ動画で無料配信されていることを知り、さっそく1話を観ました。
そして、あの『巨人の姿』に恐怖を感じるということでこのアニメの凄さを感じました。
ということで、衝撃の1話の詳細はまた次回に…。
毎週日曜日の夜は週末のフィナーレを飾るとても楽しみな時間になっていました。
残念ながら9月の末に放映が終了してしまい、現在は2期の放映開始を楽しみに待っているといったところです。
当ブログでは過去通算3回の関連記事を書いてきましたが、姉妹ブログ『はるのつぶやき』では通算60回の関連記事を書きました。
それぐらいネタに事欠かないアニメ、それが私にとっての『進撃の巨人』です。
ということで、既に放映が終了して1ヶ月近くが経ちましたが、ここで私なりの総括の記事をアップしたいと思います。
(実はすぐに書こうと思っていたのですが、ヘビーな記事になりそうな予感がして後回しにしてきて、今日まできてしまいました。)
このアニメは私にとって鑑賞するだけでない、いろいろな楽しみ方があることを教えてくれました。
出会い
このアニメとの出会い、それは風呂上りにたまたま点けたテレビがきっかけでした。深夜枠のアニメ番組は沢山やっていますので私の超高速ザッピングの餌食で普通なら素通りしてしまうところですが、その時は違いました。
私のリモコンのボタンを押す手を止めたのは、『裸の巨人』の図でした。
なんともコミカルな裸の巨人達…。
正直な感想は、「何だ?こりゃ?」でした。
「アニメもネタが尽きていろんなのが出てくるなぁ…」なんて思って、ちょっとチャンネルを変えずにそのまま何となく観ていたのです。
ん…?
そのうちにオープニングテーマが始まったのですが、先ほどのコミカルな巨人の雰囲気に似つかわしくなく何ともカッコよかったのです。そしてオープニングのテーマソングもなかなかいいし…。
引き込まれるようにして観ていると…。
実はコミカルなのは巨人の姿だけで、それ以外は想像を超えたシリアスな雰囲気です。
人類存亡の危機で絶望の淵、しかも描写もまったくもって絶望感一色です。
そして主人公と思われる少年「エレン」が涙をためて言ったフレーズが印象的でした。
「あいつら…、この世から… 駆逐してやるっ!この世から1匹残らず!」
小学生の少年が言う言葉とは思えませんが、すんなりセリフとして受け入れさせちゃう、怒涛の雰囲気を持っています。
更に…
街の風景が昔のヨーロッパ風なのも印象深かったです。
雰囲気としては『フランダースの犬』のパトラッシュとネロが歩いていそうです。
これ、いいかも…
私はこのちぐはぐな雰囲気のアニメが一気に気になりました。映像や構成や音楽が…どうもハイクオリティなんじゃないかと思い始めていました。
30分の放映が終わった後、ネットでこの漫画『進撃の巨人』のことを調べました。
そして、テレビアニメの公式ホームページで、私が観たのは、このアニメの第2回目の放映であること、第1回目の放映はニコニコ動画で無料配信されていることを知り、さっそく1話を観ました。
衝撃の第1話
第1話は衝撃でした。本当にあの『巨人の姿』からは想像できない、衝撃の映像…。そして、あの『巨人の姿』に恐怖を感じるということでこのアニメの凄さを感じました。
ということで、衝撃の1話の詳細はまた次回に…。
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最も夢中になって観たアニメ『進撃の巨人』
当ブログでもこのアニメについてお伝えしてきました。
〔動画・アニメ〕カテゴリの記事の中でもイチオシです。
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『進撃の巨人』 6つのエッセンス
アニメを観賞し終えて私なりの感想をまとめてみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
6つの視点で『進撃の巨人』の魅力を分析してみました。
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【後期がスタート!『進撃の巨人』 新OP/EDが… リヴァイが…ハンジが…】 [動画・アニメ]
アニメ『進撃の巨人』は、前期総集編の第13.5話を折り返しとして、後期に突入しました。
第14話『まだ目を見れない』が放映されました。
まずはオープニングの主題歌が変わりました。
既に中毒となった『紅蓮の弓矢』から『自由の翼』へ。
『紅蓮の弓矢』があまりにもツボにはまってしまったので、なかなかすんなりは入ってきませんが、きっとそのうちに中毒になるのでしょう。
曲調がマーチの様な感じでやたら勇ましいです。
歌詞の部分の音量が小さいのと歌詞の大半がドイツ語なので意味を理解するのは難しいです。
さて後期の最初のお話では『巨人化』したエレンの処遇を巡って世論が二分されたところから始まります。
内容については触れませんが、後期はしょっぱなから『リヴァイ兵長全開!』です
基本、イケメンだと思います。
ですが元ゴロツキだけであって言葉づかいは直接的です。
保身ともとれる発言をする保守派に対しては、「良くしゃべるな、豚野郎」と吐き捨てるように言います。
そしてとにかく強い。
叩きのめす時は徹底的に。
エレンはぼろ雑巾のように叩きのめされ、歯がリヴァイ兵長の蹴りで飛んでいきます。
ですが、強いのは腕力や巨人を殺傷する能力だけでは無いようです。
このリヴァイのエレンに対する暴力はもちろんエレンを調査兵団に入れるために審議を有利に進める策のためですが、「普通はここまでやらない」というレベルまでやっちゃいます。
それを何故、彼ができるのかと考えたときに彼の強さを思います。
自分が信じたことへのゆるぎない貫徹。
そしてリヴァイ兵長が人気キャラなのは部下に対して深い愛情を持ちつつも、ニヒルな物言いをするところなのかなって思います。
彼は以前、壁外調査で部下が巨人に殺された時にその想いを吐きます。
今回、無事、保守派の意見を抑えてエレンを調査兵団に迎えることができた後、エレンに『自分を憎むか?』と訊いています。
決して素直に謝ったりはしない。
でも想いを決して語らないわけでもない。
そんなところが何だかカッコいいんじゃないかと…。
ストレートなエレンもカッコいいですが、リヴァイもとっても魅力的なキャラクターです。
これからの二人の絡みも楽しみの一つとなりました。
ところで…
エレンをぼこぼこにしている最中に一瞬見せたリヴァイの涙…
これはどういうことだったのか…
さて、ミカサはこのエレンの姿をどの様に見ていたかと言うと…
審議の最中で神妙にしているミカサ
でも、ミカサはエレンのことを守るためにだけに生きているといっても過言ではありません。
目の前でエレンがリヴァイ兵長に足蹴にされ、膝蹴りが顔面に入るのを目の当たりにすれば…
驚くだけでは済まされません
歯を食いしばって我慢するのも…
限界が来て…
もう、臨戦態勢です
そして、いつものように…冷静沈着なアルミンに止められ…
不服ながらも目を窪ませジッと立つ…
さて後期はエンディングも変わりました。
以前の静かなエンディングとは異なりテンポの速い曲です。
前半の画像が完全に静止画だったので『とうとう作画兵団も力尽きたか…』と思いましたが、後半はなかなかカッコいい映像です。
さぁ、いよいよエレンも調査兵団に入って『人類の進撃』か? 楽しみです。
リヴァイ兵長も入れて新しくランキング投票を作りました。是非投票を!
第14話『まだ目を見れない』が放映されました。
まずはオープニングの主題歌が変わりました。
既に中毒となった『紅蓮の弓矢』から『自由の翼』へ。
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曲調がマーチの様な感じでやたら勇ましいです。
歌詞の部分の音量が小さいのと歌詞の大半がドイツ語なので意味を理解するのは難しいです。
さて後期の最初のお話では『巨人化』したエレンの処遇を巡って世論が二分されたところから始まります。
内容については触れませんが、後期はしょっぱなから『リヴァイ兵長全開!』です
基本、イケメンだと思います。
ですが元ゴロツキだけであって言葉づかいは直接的です。
保身ともとれる発言をする保守派に対しては、「良くしゃべるな、豚野郎」と吐き捨てるように言います。
そしてとにかく強い。
叩きのめす時は徹底的に。
エレンはぼろ雑巾のように叩きのめされ、歯がリヴァイ兵長の蹴りで飛んでいきます。
ですが、強いのは腕力や巨人を殺傷する能力だけでは無いようです。
このリヴァイのエレンに対する暴力はもちろんエレンを調査兵団に入れるために審議を有利に進める策のためですが、「普通はここまでやらない」というレベルまでやっちゃいます。
それを何故、彼ができるのかと考えたときに彼の強さを思います。
自分が信じたことへのゆるぎない貫徹。
そしてリヴァイ兵長が人気キャラなのは部下に対して深い愛情を持ちつつも、ニヒルな物言いをするところなのかなって思います。
彼は以前、壁外調査で部下が巨人に殺された時にその想いを吐きます。
今回、無事、保守派の意見を抑えてエレンを調査兵団に迎えることができた後、エレンに『自分を憎むか?』と訊いています。
決して素直に謝ったりはしない。
でも想いを決して語らないわけでもない。
そんなところが何だかカッコいいんじゃないかと…。
ストレートなエレンもカッコいいですが、リヴァイもとっても魅力的なキャラクターです。
これからの二人の絡みも楽しみの一つとなりました。
ところで…
エレンをぼこぼこにしている最中に一瞬見せたリヴァイの涙…
これはどういうことだったのか…
さて、ミカサはこのエレンの姿をどの様に見ていたかと言うと…
審議の最中で神妙にしているミカサ
でも、ミカサはエレンのことを守るためにだけに生きているといっても過言ではありません。
目の前でエレンがリヴァイ兵長に足蹴にされ、膝蹴りが顔面に入るのを目の当たりにすれば…
驚くだけでは済まされません
歯を食いしばって我慢するのも…
限界が来て…
もう、臨戦態勢です
そして、いつものように…冷静沈着なアルミンに止められ…
不服ながらも目を窪ませジッと立つ…
さて後期はエンディングも変わりました。
以前の静かなエンディングとは異なりテンポの速い曲です。
前半の画像が完全に静止画だったので『とうとう作画兵団も力尽きたか…』と思いましたが、後半はなかなかカッコいい映像です。
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投票状況をお知らせします
2016年5月24日現在
投票総数:876票
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ミリヴァイ兵長‥302票!
エレン・イェーガー‥104票!
ミカサ・アッカーマン‥90票!
ハンジ・ゾエ‥85票!
ジャン・キルシュタイン‥63票!
アニ・レオンハート‥40票!
アルミン・アルレルト‥41票!
ぺトラ・ラル‥35票!
サシャ・ブラウス‥25票!
クリスタ・レンズ‥25票!
ベルトルト・フーバー‥20票!
リコ・プレツェンスカ‥12票!
ナナバ‥12票!
エルヴィン・スミス‥10票!
ライナー・ブラウン‥9票!
イアン・ディートリッヒ‥3票!
⇒ 前期のキャラの人気投票はコチラ エレンかミカサかアルミンか?
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