【2ちゃんねる『ひろゆき』氏 税の申告漏れで思う海外に移転する日本のおカネについて】 [ピックアップ!]
2ちゃんねるで有名な元管理人が国税局から申告漏れの指摘があったというニュースです。
有名人が申告漏れを指摘されることはよくあることですが、
今回は海外の法人経由で何らかの収入を受け取っていたことが指摘されたようです。
既に追徴税額約3千万円はすでに修正申告し納付を済ませたとみられていますので、大筋では指摘を受け入れていると思われます。
今回の件では実態が法人を経由していないと判断されたようですが、ここには日本の税務と高額所得者との関係の縮図があるのかもしれません。
最近テレビなどでも取り沙汰されていますが、高額所得者の日本人が所得に対する課税を嫌い資産をどんどん海外に移転し始めているという話を聞きます。
シンガポールは最高税率が低かったり資産運用益に課税されないなど、課税上、高額所得者には有利な国と評判です。
今回は『海外へ移転させたものが見せかけ』だったので法律上アウトになっていますが、『合法的に』移転することは止めることはできません。
特に日本には『金持ちは悪者』的な発想があったりする気がします。
別にお金持ちは悪者ではないと思います。
努力をしたり、リスクを取ったりした結果が所得の向上をもたらした、ということも多いと思います。
法律を犯して稼いだ人は犯罪者として法律で処罰すれば良いだけの話です。
『税金は高額所得者から取ればいい』という考え方があまり進み過ぎると、日本は『貧乏な人だけの国』になってしまうかもしれません。
従来は国際課税に関する法律が未整備だったため、海外での取引について比較的『ゆるい』法規制とその運用でした。
ですからその『盲点』をついて非合法に資産を海外に移転することが行われてきていたようですが、税務当局も年々国際課税の法整備をしているようです。
今回のニュースは、国際課税強化の広報としての効果があったのかもしれませんね。
有名人が申告漏れを指摘されることはよくあることですが、
今回は海外の法人経由で何らかの収入を受け取っていたことが指摘されたようです。
msn2013年8月24日 読売新聞より
インターネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人・西村博之氏(36)が、同掲示板を管理・運営する権利を海外法人へ「譲渡した」と公表した2009年以降も、同掲示板の広告収入約3億5000万円を受け取っていたことが関係者の話で分かった。
西村氏はうち約1億円について、東京国税局から申告漏れを指摘されたという。譲渡後も同掲示板と密接な関係だったことが、金銭面から裏付けられた。
西村氏が自身のブログで2ちゃんねるの譲渡を公表したのは09年1月。譲渡先とされたのは、シンガポールに法人登記されていた「パケット・モンスター社」だった。同年6月に出版した著書「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」では「管理人を外れ、アドバイザーもしくは単なるユーザーになった」などと記していた。
既に追徴税額約3千万円はすでに修正申告し納付を済ませたとみられていますので、大筋では指摘を受け入れていると思われます。
今回の件では実態が法人を経由していないと判断されたようですが、ここには日本の税務と高額所得者との関係の縮図があるのかもしれません。
最近テレビなどでも取り沙汰されていますが、高額所得者の日本人が所得に対する課税を嫌い資産をどんどん海外に移転し始めているという話を聞きます。
シンガポールは最高税率が低かったり資産運用益に課税されないなど、課税上、高額所得者には有利な国と評判です。
今回は『海外へ移転させたものが見せかけ』だったので法律上アウトになっていますが、『合法的に』移転することは止めることはできません。
特に日本には『金持ちは悪者』的な発想があったりする気がします。
別にお金持ちは悪者ではないと思います。
努力をしたり、リスクを取ったりした結果が所得の向上をもたらした、ということも多いと思います。
法律を犯して稼いだ人は犯罪者として法律で処罰すれば良いだけの話です。
『税金は高額所得者から取ればいい』という考え方があまり進み過ぎると、日本は『貧乏な人だけの国』になってしまうかもしれません。
従来は国際課税に関する法律が未整備だったため、海外での取引について比較的『ゆるい』法規制とその運用でした。
ですからその『盲点』をついて非合法に資産を海外に移転することが行われてきていたようですが、税務当局も年々国際課税の法整備をしているようです。
今回のニュースは、国際課税強化の広報としての効果があったのかもしれませんね。
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