【著作権の解禁 「ブラックジャックによろしく」の試み】 [ピックアップ!]
先日、Yahoo!のニュースを見ていたら、
「ブラックジャックによろしく」が2次利用フリーに 商用・非商用問わず自由に利用可能
という記事が目に留まり、読んでみてびっくりしました。
コミック「ブラックジャックによろしく」の作者、
佐藤秀峰氏が人気コミックの2次利用を無料で解禁するということでした。
2次利用とは、パクリ、パロディ何でもありのようで、著作権を完全に放棄するということのようです。
しかも記事には既に自身の電子コミックは無料で読めるようになっているということでした。
早速そのサイトを覗いていました。(現在はサイトは存在しません)
佐藤秀峰 日記
そこにはご本人のコメントが書いてありましたが、確かに2次利用を解禁するのは間違いないようです。
私は、タイトルぐらいしかこの漫画のことを知りません。
どの程度、人気があるのかもよくわかりませんが、私がタイトルを知っているぐらいなのできっとそこそこメジャーな作品であることは想像がつきます。
そんな人気コミックを無料で2次利用を解禁するって、何が目的なんだ?
って素朴に疑問に思いました。
日記を読んでみると…
彼はインターネットと著作権で守られた漫画などの作品は「相性が悪い」と考えているようです。
確かにコピペで簡単に複製できてしまいます。
インターネットはハードウェアの高性能化も相まって動画すら簡単に複製して拡散が可能なメディアです。
この様にネットの浸透した現代で著作物の販売を生業としている人であれば誰もがそのことに関心があるのが当たり前です。
でも普通であれば、「著作権が守られる様な仕組みは一体どうすればいいか?」と考えるのでしょう。
そこを彼は著作権で守るという方法以外で「著作で利益を上げる」方法を模索してみたいと考えたようです。
彼は結果を予測して行う試みではなく、「実験」として今回の著作権の解禁を「試して」みるようです。
私は単純に面白いなって思いました。
そしてスゴイ人だなって思いました。
何かを革新的に変えていくときってこの様な大胆な発想と行動力って必要な気がします。
是非トラブルや圧力などがなく実験が実験足りうるように事が進むことを望みます。
そして、どの様な結果を生むのかに注視していきたいと思っています。
この発表をしただけですごい反響のようですので宣伝効果だけでもかなりのものではないかと思います。
私みたいにタイトルぐらいしか知らなかった人間が無料の作品を読んでいるうちに大ファンになって電子書籍で彼の他の作品を買うかもしれませんので…。
現在、YAHOO!JAPANブックストアでは全巻無料配信で読むことができます。
ちなみに「ブラックジャックによろしく」は、時間があるときに一気に読破しようと目論んでいます。
「ブラックジャックによろしく」が2次利用フリーに 商用・非商用問わず自由に利用可能
という記事が目に留まり、読んでみてびっくりしました。
コミック「ブラックジャックによろしく」の作者、
佐藤秀峰氏が人気コミックの2次利用を無料で解禁するということでした。
出典:「YAHOO!JAPANブックストア」
2次利用とは、パクリ、パロディ何でもありのようで、著作権を完全に放棄するということのようです。
しかも記事には既に自身の電子コミックは無料で読めるようになっているということでした。
早速そのサイトを覗いていました。(現在はサイトは存在しません)
佐藤秀峰 日記
そこにはご本人のコメントが書いてありましたが、確かに2次利用を解禁するのは間違いないようです。
私は、タイトルぐらいしかこの漫画のことを知りません。
どの程度、人気があるのかもよくわかりませんが、私がタイトルを知っているぐらいなのできっとそこそこメジャーな作品であることは想像がつきます。
そんな人気コミックを無料で2次利用を解禁するって、何が目的なんだ?
って素朴に疑問に思いました。
日記を読んでみると…
彼はインターネットと著作権で守られた漫画などの作品は「相性が悪い」と考えているようです。
確かにコピペで簡単に複製できてしまいます。
インターネットはハードウェアの高性能化も相まって動画すら簡単に複製して拡散が可能なメディアです。
この様にネットの浸透した現代で著作物の販売を生業としている人であれば誰もがそのことに関心があるのが当たり前です。
でも普通であれば、「著作権が守られる様な仕組みは一体どうすればいいか?」と考えるのでしょう。
そこを彼は著作権で守るという方法以外で「著作で利益を上げる」方法を模索してみたいと考えたようです。
インターネットはコピー&ペーストで1つの情報をどこまでも拡散することができるメディアです。
情報をより多くの人々で共有し、より便利に活用できるように設計されています。
そして、この設計思想は著作権という考え方と真っ向から対立するものです。
著作権とは大きく言えば、著作者の利益を守るための権利です。
漫画であれば、多くの人に読まれれば読まれるだけ、著者に利益がもたらされるようにするのが著作権の考え方です。
多くの人にコピペで拡散できるインターネットとは相性が良くないのかもしれません。
では、漫画はインターネットに進出すべきではないのでしょうか。
僕はそうは思いません。
より多くの人に無料で拡散、共有されることで、作品の著者にも利益が入る仕組みができないでしょうか。
彼は結果を予測して行う試みではなく、「実験」として今回の著作権の解禁を「試して」みるようです。
私は単純に面白いなって思いました。
そしてスゴイ人だなって思いました。
何かを革新的に変えていくときってこの様な大胆な発想と行動力って必要な気がします。
是非トラブルや圧力などがなく実験が実験足りうるように事が進むことを望みます。
そして、どの様な結果を生むのかに注視していきたいと思っています。
この発表をしただけですごい反響のようですので宣伝効果だけでもかなりのものではないかと思います。
私みたいにタイトルぐらいしか知らなかった人間が無料の作品を読んでいるうちに大ファンになって電子書籍で彼の他の作品を買うかもしれませんので…。
現在、YAHOO!JAPANブックストアでは全巻無料配信で読むことができます。
ちなみに「ブラックジャックによろしく」は、時間があるときに一気に読破しようと目論んでいます。
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