【職務経歴書「突っ込みどころ」は「直しどころ」】 [転職成功方程式]
職務経歴書や履歴書を書いたときに内容を確認したい箇所としては、「転職の動機」とか、「志望動機」などが挙げられると思います。
これらをチェックするときに大事なのは、「ストーリー」がきちんと成立しているかどうかということです。
異業種とか、職種変更の転職する場合、特にこのストーリーの成立の整合性確認は大事なところです。
例えば、「転職の動機」を「給料が安すぎるのでアップさせたい」だった時に…
転職は通常、今までのキャリアがリセットされてしまうために、給料アップに対して不利になります。
更に業種や職種が変更となれば通常は更に不利に働くことも想定されます。
それでも、給料アップを狙うのであれば、
「当初は別に給料が安くても長い目で見てスキルアップが収入アップにつながる職種を選びました」
とか、
「今までの業界は労働集約的産業で構造的に低賃金が当たり前の業界でした。営業スキルの高さを活かして、恒常的な低賃金業界ではない新たな分野で挑戦して、収入アップを狙いたいと考えている。」
などと、必ず、転職理由と志望動機がつながっている必要があります。
そのなかで、業界やその職種だけでなく、「何故、その会社だったのか」ということもきちんと述べられている必要があるので相手を知らなければなりません。
じっくりターゲットを絞って自分の希望条件に見合うところをいろいろな情報に基づき分析できるのであれば問題ありませんが、そんなに慎重にやっていては時間がかかってしまいます。
特に転職活動期間に制限があるようなケースでは紹介された会社で特に断る理由が見つからなければドンドン応募する方が現実的です。
そうなると、「決定的な御社の光っていると思った理由」なんて無いケースは山ほどあります。
ですから後づけでもいいから何かしら「光るところ」を見つけていく作業が必要となるわけです。
前述の例のように、収入アップの必要があって業界水準より高い企業であれば、ストーリー的に申し分ありませんが、そうそううまくはいきませんので、「何か」を探していくわけです。
例えば、研修制度が充実している会社なら、
「意欲を持って自分を高めて収入に結び付けたいと考えております。貴社の研修制度を積極的に活用して貢献できる人材になりたいと思いました。」
とか…。
そして、一度書いてみたら、自分が意地悪な突っ込みの好きな面接官になったつもりで読んでみるのです。
面接想定問答集などは特にこの方法は有効です。
「給料が安くて前職を辞めようとしているのにどうしてうちみたいな給料が低い募集条件の会社に応募してきたの?」
なんて突っ込みたくなる内容になっていないか?
「最初は低い年収でも成果を上げて、年収アップを狙います」
って答えることを想定していても書類の場合は表現されてないと説得力に欠けます。
また、「うちは給料は定期昇給もないし、厳しいよ」
なんてことも次の句に出てくるかもしれませんので、
「ノーリサーチ」、
つまりは明確な調査結果を持っていない情報をストーリーの中に組み込むのも危険です。
この「つじつま」が合っていて、なおかつ、相手から「積極性がある」とか、「将来性がある」とか、「論理的な思考の持ち主」だ、などの高評価を得るためには、練られたストーリーに乗っているかどうかは大変重要だと思います。
特に私の場合、異業種・異職種の過去の転職についても、できる限りマイナスにならないような工夫をする必要性もあり、このストーリー作りに時間をかけました。
別に、「嘘をでっちあげる」ということではありません。
相手が見た時の「私像」を作りこみ、その良さを最大限引き出す表現をしながら資料を作成し面接でアピールすることだと思います。
その時に、「突っ込みどころ満載の職務経歴書」になっていないか?
よく検証することが大事になってきます。
特に作った自分より、周りの方が突っ込み上手になりますので家族に
「ちょっと意地悪な面接官になったつもりで読んでみてくれる?」
ってお願いして読んでもらうと効果的なチェックができるかもしれません。
是非、お試しください。
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これらをチェックするときに大事なのは、「ストーリー」がきちんと成立しているかどうかということです。
異業種とか、職種変更の転職する場合、特にこのストーリーの成立の整合性確認は大事なところです。
例えば、「転職の動機」を「給料が安すぎるのでアップさせたい」だった時に…
転職は通常、今までのキャリアがリセットされてしまうために、給料アップに対して不利になります。
更に業種や職種が変更となれば通常は更に不利に働くことも想定されます。
それでも、給料アップを狙うのであれば、
「当初は別に給料が安くても長い目で見てスキルアップが収入アップにつながる職種を選びました」
とか、
「今までの業界は労働集約的産業で構造的に低賃金が当たり前の業界でした。営業スキルの高さを活かして、恒常的な低賃金業界ではない新たな分野で挑戦して、収入アップを狙いたいと考えている。」
などと、必ず、転職理由と志望動機がつながっている必要があります。
そのなかで、業界やその職種だけでなく、「何故、その会社だったのか」ということもきちんと述べられている必要があるので相手を知らなければなりません。
じっくりターゲットを絞って自分の希望条件に見合うところをいろいろな情報に基づき分析できるのであれば問題ありませんが、そんなに慎重にやっていては時間がかかってしまいます。
特に転職活動期間に制限があるようなケースでは紹介された会社で特に断る理由が見つからなければドンドン応募する方が現実的です。
そうなると、「決定的な御社の光っていると思った理由」なんて無いケースは山ほどあります。
ですから後づけでもいいから何かしら「光るところ」を見つけていく作業が必要となるわけです。
前述の例のように、収入アップの必要があって業界水準より高い企業であれば、ストーリー的に申し分ありませんが、そうそううまくはいきませんので、「何か」を探していくわけです。
例えば、研修制度が充実している会社なら、
「意欲を持って自分を高めて収入に結び付けたいと考えております。貴社の研修制度を積極的に活用して貢献できる人材になりたいと思いました。」
とか…。
そして、一度書いてみたら、自分が意地悪な突っ込みの好きな面接官になったつもりで読んでみるのです。
面接想定問答集などは特にこの方法は有効です。
「給料が安くて前職を辞めようとしているのにどうしてうちみたいな給料が低い募集条件の会社に応募してきたの?」
なんて突っ込みたくなる内容になっていないか?
「最初は低い年収でも成果を上げて、年収アップを狙います」
って答えることを想定していても書類の場合は表現されてないと説得力に欠けます。
また、「うちは給料は定期昇給もないし、厳しいよ」
なんてことも次の句に出てくるかもしれませんので、
「ノーリサーチ」、
つまりは明確な調査結果を持っていない情報をストーリーの中に組み込むのも危険です。
この「つじつま」が合っていて、なおかつ、相手から「積極性がある」とか、「将来性がある」とか、「論理的な思考の持ち主」だ、などの高評価を得るためには、練られたストーリーに乗っているかどうかは大変重要だと思います。
特に私の場合、異業種・異職種の過去の転職についても、できる限りマイナスにならないような工夫をする必要性もあり、このストーリー作りに時間をかけました。
別に、「嘘をでっちあげる」ということではありません。
相手が見た時の「私像」を作りこみ、その良さを最大限引き出す表現をしながら資料を作成し面接でアピールすることだと思います。
その時に、「突っ込みどころ満載の職務経歴書」になっていないか?
よく検証することが大事になってきます。
特に作った自分より、周りの方が突っ込み上手になりますので家族に
「ちょっと意地悪な面接官になったつもりで読んでみてくれる?」
ってお願いして読んでもらうと効果的なチェックができるかもしれません。
是非、お試しください。
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