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【「ネットって便利!」の落とし穴を埋められるからこその仕事ってあると思う】 [仕事]

私の仕事人生にネットが本格的に参入してきたのは…

パソコンとコーヒーとスマホ001.jpg


パソコンが一人一台割り当てられたのは会計事務所に入所したときが初めてでした。

旅行会社時代は、われわれ営業マンは日程表などをワープロで作るのにワープロ専用機2台を10人くらいで取り合いしていたので、一人一台のPCは「スゴイ!」って思いました。

当時はインターネットはつなぎ放題ではなく従量課金であったし、やっとADSLが導入されたばかりで大量のデータを一気にダウンロードするのは不向きな時代でした。

そのためPCは会計や税務のソフトを動かすためのものでインターネットもメールも使っていませんでした。

そのうちに、つなぎ放題が当たり前になり通信速度も速くなりしょくばでインターネットすることも解禁になりメールも連絡手段の一つとなりました。

(まだ、添付ファイルのやり取りなどは主流ではありませんでした)

それまでは法律の解釈などでわからないことがあれば、税務六法とか税務通信などの書籍で調べるのが当たり前でしたがネットが普及するとそれはそれは便利になりました。

ネットは辞書であり、百科事典であり、意見交換の場となるのですから…

でも、一つだけ注意したいのが、出典によっては不確かな情報があるということです。

真偽が定かでない情報を掴まないこと、というより、正確な情報に修正する作業が大事というところでしょうか…

ネットを駆使している人には当たり前かもしれませんが、ついつい易きに流れ、裏づけを取るのが億劫になってしまうこともあります。

私は会計事務所時代に所長から「必ず裏は法律の条文から取れ」と厳しく指導されていたので、ネットは「あたりを付ける」のに便利に使ってはいましたが、所長への報告をするときは条文を示して「この条文に基づいて処理しました」というようにしていました。

図書館001.jpg

もちろん国税庁のホームページにあるタックスアンサーなどは公式見解ですからネットの情報をそのまま使っても問題はありません。

しかしながら当時のタックスアンサーはとても貧弱でしたので、ほとんど条文などにあたらないと解決しないことばかりでした。

税務の場合、法律が絡みますので特にこのようなことは大事だと思いますが、法律が絡まないことでも、やはり鵜呑みにすると危険なことはたくさんあると思います。

特に「不確かな情報に基づく正義感」は、私は最も危険なものだと思っています。

最近も割とネットをにぎわしている情報があるようですが、過激な意見をネットで披露する人たちを言葉を見ると…

「無責任さ」を感じてしまいます。

便利だけど使い方には気を付けたい…

私にとってのネットとはそんなものです。

私のブログも言葉が足らずにうまく伝わっていないことも多いかもしれません。

物事は多角的に情報収集してできる限り正確な情報に自分で修正して頂けたらと思います。

私が転職の記事を書くときに「~ではないでしょうか…」とか「~と思います。」という言い回しを多用しているのは、その辺に「含みを持たせる」様な意味合いがあります。

仕事では「思います」とか不確かな言い回しは部下に対して戒めたりもする私ですが、ネットの世界では、そんなに簡単に言い切った言い方はできません。

なぜなら、どのような人がどのような状況で私の言葉を受け取っているか、がよくわからないからです。

それでも「何か」が伝われば…と思い、こうして書いております。

最後までお読み頂き感謝です。<(_ _)>

Thanks001.jpg



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