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【簿記のち消費税】 [会計・経理・税務]

私は簿記3級を取得しただけで会計事務所に就職しました。

今ほどは雇用環境が悪くなかったので採用してもらえたのかもしれません。

既に30歳になっていたのでラッキーだったかもしれません。

さて、本当に簿記3級の知識しか無かったのでまず面食らったのが試算表でした。

会計ソフトから出力される試算表は通常、貸借対照表、損益計算書に分かれていて、

前残、借方合計、貸方合計、残高の順に並んでますよね。

先輩に、

「試算表と内訳書の残を合わせといて」

なんて言われても、

「…?」

って感じです。

それでも、教われば、なるほどとすぐに意味は理解できましたが、

消費税の処理は難しかったですね。

簿記では消費税はほとんど語られていませんからね…

簡易課税、本則課税、個別対応方式…

覚えることが多かったです。

課税区分、事業区分も間違えること、しばしばでした。

預金利息は非課税、税金の支払いは不課税…

とにかく最初は、パターンを覚えていましたが、

アウェイである顧問先の経理担当者に初めて出くわすネタについて質問されると

なかなか自信を持って答えられず、宿題として持ち帰ってきて調べたりしてました。

経理の仕事が未経験で簿記を勉強された方で、

「実務ではどんな知識があると役立つの?」って疑問に思う方には、

消費税の実務知識を身につけることをお勧めします。

消費税の確定申告書のつくりと、課税の対象、課税区分を覚えて、

税込み経理、税抜き経理で、消費税の精算仕訳が起こせれば基礎は十分だと思います。

特に課税売上割合、個別対応方式による税額控除の仕組みなどを知っておくと

課税区分のバリエーションが増えてもアタフタしません。





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