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【高円寺でアパート暮らしが始まった 「風呂なし・トイレ共同・築不明」】 [懐かしの話]

アパートの鍵

社会人になって初めての一人暮らしは会社の寮でしたが、すぐにその会社は辞めてしまい寮を出なければならなくなりました。

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高円寺のアパートを探していましたが、とにかくお金が無かったので不動産屋さんに駆け込むなり、

「一番安いの下さいっ!」

って、リクエストしました。

最初は「安め」の家賃の物件のチラシを出してきましたが、私は「安い物件」を紹介して欲しくて「安め」の物件には興味がありませんでしたので全く反応しません。


不動産屋さん
「そうですねぇ、これなんかどうですか?」


「ん?家賃2万5千円!いいねぇ」

不動産屋さん
「お風呂ないんですがいいですか?トイレも共同なんですけど…」


「全然問題無いです」

不動産屋さん
「そうですか♪ それなら駅から5分ですし、とっても便利ですよ。銭湯も歩いてすぐですしコインランドリーもありますよ」


「いいですね。」

寮は男二人で6畳一間で、洗濯機も10人に1台で取り合いでしたから、夢のようです。


「ちなみに築何年くらいですか?」

不動産屋さん
「えっと…(パラパラと書類をめくりながら)えっと…」

「築不明です!」


「え?」

不動産屋さん
「(上目遣いで恐る恐る)ダメでしょうか?」


「いやいや全然大丈夫ですよ。(ちょっと顔をひきつらせて)高円寺で駅近でこの家賃、無いですよね」

不動産屋さん
「そうです、そうです、私、この前、見に行きましたが、6畳でも江戸間で広いんですよ。じゃあ、見に行きますか?」


「は、はい、お願いします…」

おんぼろアパート

案内された路地裏の木造アパートは、ツタが壁じゅう一面に生い茂り確かに見た目だけでは、築年数を推定するのは困難です。

ただ言えるのは私より長生きしていることは確かです。

中はこぎれいでしたので家賃の安さに惹かれてここに住むことにしました。

不動産屋さんのお兄さんは内見の間中、しきりに、

江戸間ですから広いですよね。カモイもあって、結構便利なんですよ。」

と、アピールし続けていましたっけ…

ちなみに江戸間とは畳のサイズを表わしていて京間とかいろいろあるのですが、この営業マンは団地サイズと言われるアパートに良く適用されるサイズとの比較で「広さ」をアピールしています。

江戸間では畳1畳が約1.55㎡ですが、団地サイズでは約1.45㎡となります。

畳

まあ銭湯も好きですし、どうせ寝るだけですから、それほど古さも気ならず満足していました。

しかし、一つだけ困ることがありました…

続きはこちら

【ヒューズがしょっちゅう飛ぶお部屋 ~ツタの絡まるビックリハウス】


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