【「初めての転職」 その心構えとは?】 [転職成功方程式]
学校を卒業して就職して以来、ずっとその会社に勤めていて、ベテランの域に達してから転職をする場合…
私のようにしょっちゅう勤務先が変わっている者とは様子も違うのではないでしょうか?
転職が特別なことでなくなったとはいえ、転職市場ではコロコロ職を変えている人よりは一つの会社に長く勤務している人の方がポイントが高いようです。
そういう意味では新卒で上場企業などへ就職した方はかなり有利な展開が期待できます。
人材紹介会社の方からも優良求職者として丁重な扱いをしてくれるかもしれません。
ただ、転職未経験で会社ではそれなりの地位だったりすると思わぬ落とし穴にはまる恐れもあります。
まずは「企業=現在の会社」という意識がどうしても強くなってしまうと思います。
企業文化とか企業風土というものはそれぞれの会社、千差万別です。
また、仕事のやり方ひとつとっても、また給料体系でも、ある会社の常識が別の会社では非常識だったりするものです。
ですから、「当然こうだ」という思い込みをせず確認作業をすることが必要ですし、人材紹介会社の方からの説明に対しても早飲み込みせず丁寧に傾聴することも大事だと思います。
特に優秀な知識・経験・ポジションからの転職で比較的優位に転職が進められるようなケースで条件面などについて自分の思い込みで細かく確認しないまま入社してしまうと、「こんなはじじゃなかった」なんてことになってしまいます。
また、これは転職活動ではなく転職した後の話ですが転職者で注意を要することは…
ことあるごとに「前の会社では~」ってフレーズを連発することです。
特に大きな会社から規模の小さい会社に就職したケースなどでは周りの人たちから浮いてしまう原因になってしまいかねません。
私も結構そういうフレーズを口にしてしまうこともあります。
注意していても出てしまうものですから、何にも意識していないと結構自分が思っている以上に周りに不快感を与えてしまっているかもしれないことに注意を払うべきでしょう。
私は二度の転職活動でお世話になったメンターの方から就職時に転職時の「~するなかれ集」みたいなのを餞別に頂きました。
とてもありがたかったです。
また、転職を二人三脚でサポートしてくださった人材紹介会社の方からは、提出書類、面接などいろいろとアドバイスをもらって乗り越えることができました。
【転職の面接における給料の交渉について】という記事でご紹介した急な健康診断の話なども近くですぐに診断書を発行してくれる病院を調べて教えてくれたり、本当に役立つ情報を提供してくれました。
初めて転職される方はどうして良いか不安な面もあるでしょうし、どうしてもひとりよがりな行動をとってしまう可能性が高いと思います。
公共の施設、人材紹介会社などサポートしてくれる場所や人が沢山ありますので、書籍やネットの情報だけでなくこうしたナマの第一線の現場のサポーターを味方につけて、悔いのない転職を果たしていただきたいと思います。
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タグ:転職活動