【フォアからどんなコースを狙っていけばいい? 「チョイうま卓球理論7」】 [スポーツ]
前回記事 【卓球の横の動き 『ストレート?』『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】 では、ストレートボールとクロスボールの違いやその特性につてお伝えし、パターン別にどの様なコースに返球すると有効かについてお伝えすることをお約束しました。
しかしながら…
それを語る前にひとつ知っておいておきたいことがありました。
打法によって自分の立ち位置が変わるということを念頭におかなければならないということです。
まずはそのお話をさせて頂きます。
<フォアハンド>
<バックハンド>
フォアハンドは打法の特性上、腕の長さを生かして打てるので自分の立ち位置より比較的離れた位置のボールを打ちやすいです。
これに対してバックハンドは体の正面や体に比較的近いところでないと打ちにくいという特徴があります。
ですから右にも左にも対応できるように構えなければなりません。
できるだけ広い守備範囲をカバーすることを考えれば、右に来たらフォアハンド、左にきたらバックハンドで打つことをを前提に考えることになります。
そこで先ほどの『立ち位置』ですが、フォアの方が立ち位置から離れて打つことができるので、左右対称の守備範囲をかばーしたかったら『気持ち』バック側に構えるといいですね。
この左右の『立ち位置の違い』を踏まえて前回からの『本題』に入りましょう!
↓ 前回記事はコチラ
【卓球の横の動き 『ストレート?』『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】
今回のパターンを図で表すとこんな感じです。
打球はストレートに飛んでくるボールです。
前回の記事でお伝えした通り、クロスボールは後ろで打てば打つほど台の中心から遠ざかっていきますが、ストレートボールはそういうことはありません。
フォア側ならよほどバック側に構えていない限り守備範囲ですから落ち着いて対処すれば追いつけないことが原因で空振りといったケースは少ないでしょう。
但し、ストレートボールは相手の打点から自分のコートへ最短距離で飛んできますので早い打点で早いボールを打たれて不意を突かれれば動けないまま『抜かれて』しまうパターンはありますが…。
さて、通常このパターンではフォアハンドで返球することが圧倒的に多いと思います。
どんな感じで返球するのが効果的でしょうか?
しかし、早い打点で早い打球を打ってきた場合など『戻り』が間に合わない場合があります。
当然こちらも早い打点で早い打球を打たれると時間的な余裕が少なくなりますが、それは相手にとっても同様です。
その場合には相手から遠い位置が有効です。
つまりは相手のフォア側への返球です。
どんなスポーツにも言えることですが、いわゆる『空いているスペースを狙う』というやつですね。
もし相手から早い打点で早いボールが返ってきたら、こちらも『ラケット当てる』ことを考えてできるだけ低い弾道で返せば相手のコートに届くタイミングも早くなり相手の態勢が整う前に移動距離を増やせるのでこちらが優位に攻められる可能性が広がります。
但し、クロスに返すには多少なりともフォア側からの『回り込み』が必要です。ラケットにフォア側に返す角度をつけるにも『回り込み』が必要となります。
差し込まれ気味のままフォアを狙うと『振り遅れ』、『フォア側への角度不足』で結局相手コートの真ん中あたりにバウンドして『ちょうど打ち頃のコース』になってしまいます。
自分自身が相手のボールに追いつくのに出遅れて『差し込まれ気味』であるなら、無理をせずに相手のバックを狙っていきましょう。
真ん中の『打ち頃コース』に比べれば、相手にとっては戻ろうとしたところに逆側にボールが飛んできて『逆を突かれた』格好になることも期待できます。
そんな場合はどんなコースを狙っていったらいいでしょう。
〔次の記事へ〕
⇒ 【「このコースに打ってみろ!」パターン別に解説してみました「チョイうま卓球理論8」】
【「打点」の高さを意識する】
【ネットからの距離が与える打球への影響と卓球の特性】
【「高さ」を意識して打球する コントロールがモノを言う】
【ピンポンが卓球に変わる 「回転(スピン)・下回転」を知る】
【ドライブの軌跡は? 「回転(スピン)・上回転」を知る】
【卓球の横の動き 『ストレート?』 『クロス?』の特性を知る】
【フォアからどんなコースを狙っていけばいい?】
【「このコースに打ってみろ!」パターン別に解説してみました】
会場の『国立代々木競技場 第一体育館』はこんな感じ
プレー中は静まりかえり固唾を呑んで見守ります
ニッポン!ニッポン!はやっぱりコレ!
ミスした時にため息はご法度です(笑)
下の記事は私と息子で観戦した世界卓球のレポートです。
卓球も世界レベルはみごたえ充分です!
⇒ 【『世界卓球』観戦記 スーパープレイと感動をもらった! 2014年 in 国立代々木体育館】
2014年世界卓球団体選手権東京大会/公式サイト
テレビ東京 世界卓球特設サイト
水谷隼 オフィシャルサイト 公式ホームページ
水谷隼 Amebaブログ
石川佳純オフィシャルウェブサイト
塩野真人の On your mark!
しかしながら…
それを語る前にひとつ知っておいておきたいことがありました。
打法によって自分の立ち位置が変わるということを念頭におかなければならないということです。
まずはそのお話をさせて頂きます。
「フォアハンド」「バックハンド」 それぞれの打法と立ち位置の関係
卓球の打法として右に来たボールはフォアハンド、体の正面もしくは左側に来たボールはバックハンドで打つと打ちやすいことはどなたでも体感していると思います。(※右利きの場合)<フォアハンド>
<バックハンド>
フォアハンドは打法の特性上、腕の長さを生かして打てるので自分の立ち位置より比較的離れた位置のボールを打ちやすいです。
これに対してバックハンドは体の正面や体に比較的近いところでないと打ちにくいという特徴があります。
特別な場合を除き台の左右の動きを抑えたいと思えば…
台の左右のどこに相手のボールが来るかはわかりません。ですから右にも左にも対応できるように構えなければなりません。
できるだけ広い守備範囲をカバーすることを考えれば、右に来たらフォアハンド、左にきたらバックハンドで打つことをを前提に考えることになります。
そこで先ほどの『立ち位置』ですが、フォアの方が立ち位置から離れて打つことができるので、左右対称の守備範囲をかばーしたかったら『気持ち』バック側に構えるといいですね。
この左右の『立ち位置の違い』を踏まえて前回からの『本題』に入りましょう!
【パターン1】(スタート地点:フォア)(相手の位置:バック)
前回の記事の続きです。 スタート地点、つまりは自分のコートに相手の打球がバウンドした位置がフォアで、相手の立ち位置がバック側だった場合です。↓ 前回記事はコチラ
【卓球の横の動き 『ストレート?』『クロス?』の特性を知る 「チョイうま卓球理論6」】
今回のパターンを図で表すとこんな感じです。
打球はストレートに飛んでくるボールです。
前回の記事でお伝えした通り、クロスボールは後ろで打てば打つほど台の中心から遠ざかっていきますが、ストレートボールはそういうことはありません。
フォア側ならよほどバック側に構えていない限り守備範囲ですから落ち着いて対処すれば追いつけないことが原因で空振りといったケースは少ないでしょう。
但し、ストレートボールは相手の打点から自分のコートへ最短距離で飛んできますので早い打点で早いボールを打たれて不意を突かれれば動けないまま『抜かれて』しまうパターンはありますが…。
さて、通常このパターンではフォアハンドで返球することが圧倒的に多いと思います。
どんな感じで返球するのが効果的でしょうか?
【パターン1‐1】相手がバック側にいる場合
ラリーの流れにもよりますが偏った位置にいる場合には台全体の守備範囲をカバーするために台の中央方向に移動して『定位置』を確保するのが一般的です。しかし、早い打点で早い打球を打ってきた場合など『戻り』が間に合わない場合があります。
当然こちらも早い打点で早い打球を打たれると時間的な余裕が少なくなりますが、それは相手にとっても同様です。
その場合には相手から遠い位置が有効です。
つまりは相手のフォア側への返球です。
どんなスポーツにも言えることですが、いわゆる『空いているスペースを狙う』というやつですね。
もし相手から早い打点で早いボールが返ってきたら、こちらも『ラケット当てる』ことを考えてできるだけ低い弾道で返せば相手のコートに届くタイミングも早くなり相手の態勢が整う前に移動距離を増やせるのでこちらが優位に攻められる可能性が広がります。
但し、クロスに返すには多少なりともフォア側からの『回り込み』が必要です。ラケットにフォア側に返す角度をつけるにも『回り込み』が必要となります。
差し込まれ気味のままフォアを狙うと『振り遅れ』、『フォア側への角度不足』で結局相手コートの真ん中あたりにバウンドして『ちょうど打ち頃のコース』になってしまいます。
自分自身が相手のボールに追いつくのに出遅れて『差し込まれ気味』であるなら、無理をせずに相手のバックを狙っていきましょう。
真ん中の『打ち頃コース』に比べれば、相手にとっては戻ろうとしたところに逆側にボールが飛んできて『逆を突かれた』格好になることも期待できます。
【パターン1‐2】相手が定位置にいる場合
相手が比較的遅いボールや深い位置の打点からの打球の場合、時間的に余裕があるのでこちらが返球しようとした時には既に守りの堅い『定位置』に戻ってしまっていることも多いです。そんな場合はどんなコースを狙っていったらいいでしょう。
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⇒ 【「このコースに打ってみろ!」パターン別に解説してみました「チョイうま卓球理論8」】
【「打点」の高さを意識する】
【ネットからの距離が与える打球への影響と卓球の特性】
【「高さ」を意識して打球する コントロールがモノを言う】
【ピンポンが卓球に変わる 「回転(スピン)・下回転」を知る】
【ドライブの軌跡は? 「回転(スピン)・上回転」を知る】
【卓球の横の動き 『ストレート?』 『クロス?』の特性を知る】
【フォアからどんなコースを狙っていけばいい?】
【「このコースに打ってみろ!」パターン別に解説してみました】
観戦スナップ集
~ 世界卓球 2014 in 国立代々木競技場 第一体育館
会場の『国立代々木競技場 第一体育館』はこんな感じ
プレー中は静まりかえり固唾を呑んで見守ります
ニッポン!ニッポン!はやっぱりコレ!
ミスした時にため息はご法度です(笑)
下の記事は私と息子で観戦した世界卓球のレポートです。
卓球も世界レベルはみごたえ充分です!
⇒ 【『世界卓球』観戦記 スーパープレイと感動をもらった! 2014年 in 国立代々木体育館】
2014年世界卓球団体選手権東京大会/公式サイト
テレビ東京 世界卓球特設サイト
水谷隼 オフィシャルサイト 公式ホームページ
水谷隼 Amebaブログ
石川佳純オフィシャルウェブサイト
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