【申請しないともらえないかも?『子育て世帯臨時特例給付金』とは?】 [暮らしのお金]
【申請しないともらえないかも?『子育て世帯臨時特例給付金』とは?】
子育て支援として支給される給付金があるのですが、最も大切なことは『自分で申請しないと支給を受けられない可能性がある』ということです。
既にこの申請手続きを利用してオレオレ詐欺的な悪質な手口も発生しているようです。
手続きはお住まいの市役所等でご確認を!
既にこの申請手続きを利用してオレオレ詐欺的な悪質な手口も発生しているようです。
手続きはお住まいの市役所等でご確認を!
この記事の目次
子育て世帯臨時特例給付金とは
それではまずはこの 『子育て世帯臨時特例給付金』 の概要をお伝えします。平成26年4月から消費税率が8%に引き上げることから、子育て世帯を支援する目的で給付される、ということです。
以下の給付の詳細をご覧になったら恐らく『馬鹿馬鹿しい』と思うしかない気がしますが、趣旨はそういう事の様です。
支給対象者は?
基準日(平成26年1月1日)における平成26年1月分の 児童手当の受給者 で、平成25年の所得が児童手当の所得制限に満たない方を基本とするそうです。気になる支給額は一体いくら?
びっくりしないで下さいね。ズバリ!
1万円です!
ぽっきりです。
しかも1回こっきりです。
そりゃあ、もらえないよりはもらえた方がいいですが、消費税率はずっと上がったまま、いや、来年の10月には10%に上がるというのに1万円ぽっきりを支給して子育て世帯を経済的に支援するという…。
冗談みたいな施策ですが、政府は大真面目なようですね。
子育て世帯臨時特例給付金の申請手続き
支給対象者は原則として、基準日(平成26年1月1日)時点の住所地の市町村に支給の申請をすることとされています。申請を受け付けた市町村は受給審査をしたのちに決定された方に支給を行う、ということです。
ですが…、
私は自分の住まいの市町村のホームページでこの給付金の申請手続きについて確認したところ、
私が住んでいる市の公式サイトの掲載内容
平成25年12月5日に閣議決定された「子育て世帯臨時特例給付金」については、「臨時福祉給付金」同様、まだ市民の皆様へご連絡や給付を行う段階ではありません。今後、具体的な給付の方法等が決まり次第、速やかにお知らせいたします。
などと書かれていました。
市町村によって対象者への告知方法もまちまちになるかもしれません。
以前に比べると「市民に有利な行政の施策」に関して『本人が気づかないと恩恵にあずかれない』 ということは無くなってきたとは思いますが、一応気を付けておく必要があるかもしれません。
対象者の方は、まずは今すぐ お住まいの市町村のホームページにアクセスして、サイト内検索で『子育て世帯臨時特例給付金』を検索して手続きに関して確認しましょう!
既に出ている『子育て世帯臨時特例給付金』 詐欺
振り込め詐欺の亜流だと思いますが、この手の詐欺は本当に次から次に新手が出てきます。各市町村のサイトでこの給付金の案内のページを閲覧すると注意喚起がされている市町村が多いことに気づきます。
この給付金の手続きを語って、以下の様な操作への誘導を行っているようです。
- ATMの操作を誘導して何らかの名目で振り込みをさせる
- 手数料名目で金額を振り込ませる
- 金融機関口座などの個人情報を提示させる
連絡があった時点で直接市役所や警察などにご相談した方が良いでしょう。
子育て世帯臨時特例給付金の予算は?
手続きに全く関係ありませんが、参考までに厚生労働省の公式サイトに掲載されている予算に関することをお伝えします。この給付に関して1,473億円を計上しているそうです。
その内訳はというと…
給付金そのものの予算が1,271億円
事務経費が202億円
一家で1万円もらうという給付に202億円もの経費をかけてやるそうです。
何だか税金って叩けば自然に出てくるもの、そんな勘違いをしているのではないかとびっくりしてしまいます。
こういう施策を考える人って、もう浮世離れしちゃっているんでしょうか…。
そりゃあ、どこの家だって1万円もらえるならそれはもちろん家計には助かりますが、やれ申請受付業務やら受給審査やらなんやら経費をかけてやるくらいなら、単純に、『〇月分の児童手当を1万円多く支給する』 でいいじゃないですか…。
市役所だって昔に比べたらきっと余剰人員を置けず忙しい毎日を送っているでしょうから、余計な仕事が増えたら大変なんだろうし…。
皆さんはどう思いますか?
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