【観たら住みたくなるディスプレイ 私の不動産投資】 [不動産投資]
見せ方ひとつで見た人の心に響くかどうかが変わります。
私は投資用マンションの入居者募集時には自分でディスプレイをして自分が提供するマンションのお部屋の良さをアピールしています。
【投資マンションで早期入居を促すディスプレイとは?】
【入居促進マンションのディスプレイ POPの作り方 私の不動産投資】
この2つの記事でPOPについてお伝えしてきました。
今回は私が実践しているその他のディスプレイ術をご紹介します。
間取図の用意 「メジャーと筆記用具も併せて使って下さい」
間取図にコンセントや電話線のジャック、テレビアンテナコンセントなどの位置を記したものを用意しています。お一人様一枚づつお持ち頂けるように沢山印刷して置いておきます。
狭いワンルームでは置ける家具に制限があります。
壁の幅や窓の位置、そういったものがネックになったりもします。
その場で気になった寸法を測って書き記せるようにメモ用紙より少し気が利いてるものとして間取り図が役に立つかなぁと思って用意しました。
大き目のメジャーも一緒に置いておきます。
ボールペンやマジックも置いておきます。
何かに役立つかもしれないと電卓も一応置いてみています。
間取り図の裏面には物件名や住所などの基本情報と物件のメリットなどをさりげなく記載しておきます。
持って帰ってもらえるかわかりませんが、一旦家に帰って『検討』する様なケースでは少なくとも物件の存在すら思い出してもらえない物件から脱却できるのではないかと考えています。
テーブルと椅子 「座ってみて下さい」
前回は箱型の椅子(ふたを開けると子供のおもちゃ箱になるようなタイプ)を用意しましたが、今回は思い切ってホームセンターで小さなテーブルとパイプ椅子を購入して置いてみました。上記の間取り図や筆記用具などをこのテーブルの上に置いておきます。
『椅子に座って、座った時の印象を確かめてみませんか?』
なんてPOPでご案内しています。
このテーブルと椅子のディスプレイの目的は2つです。
ひとつはどれも似通った印象の薄いワンルームマンションで『テーブルの置いてあった部屋』として印象を強く残してもらうためです。
もうひとつの目的はもし座ってもらえるようなことになれば、それだけ『滞在時間が延びる』ということを期待しています。
以前の記事にも書きましたが、賃貸物件の内見など、ものの5分しか見ない、そんなことも珍しくないようです。
1分でも長い内見時間にしてもらうための『きっかけ』になればという期待から、このようなディスプレイをしています。
折りたたみ式とは言え、持ち込むのは大変ですが少しでも効果が期待できるのなら苦になりません。
「バルコニーだって外に出て観て下さいな」 サンダルを用意
POPで『ちょっと奥行のあるバルコニー』をアピールしていることをお伝えしましたが、このPOPは『実際に外に出てもらう』ことが最大の目的です。その時に少しでもその行動の『ハードルが下がるように』用意しているのがバルコニー用サンダルです。
最初はカバーも用意していましたが、屋根がありますのでよほど強い風雨にさらされなければサンダルが汚れてしまうこともないので今はそのまま置いています。
不動産屋さんの営業マンも一緒に出てもらって案内してもらっても良いですし、親御さんなどの同行者がいるかもしれませんので2足用意しています。
私は玄関に用意しているスリッパも3つにしています。
賃貸管理を任せている不動産業者さんも1つだけスリッパは用意してくれていますが、同行者の存在を考えたら1つではやはり『気が利いて』はいないと考えるからです。
日当たりが悪いのをリカバリーするためにしていること
私の部屋は薄暗いというほどではありませんが、決して『日当たり良好!』って感じでもありません。それを補うために行っているのがこれです。
内見のとき玄関を入ってまず最初に行うのが、『ブレーカーを上げる』という作業です。
ブレーカーを上げたと同時にに全ての電源が一気に入って照明も付くようにスイッチを全てONにしています。
私の部屋のブレーカーは戸棚の扉のようなものの中に入っています。
この扉を開けたところに内見で同行してきた不動産屋さんの営業マンの方宛てに小さなPOPを貼り付けています。
この小POPにて「退室時にはスイッチを全てONにして帰って頂く」ことをお願いしてあります。
営業マン宛てに「大事なお客様を当マンションにご案内してくれた」お礼と共に…。
この方法で入室時にいっぺんに照明が灯るので薄暗い部屋を見られることが避けられます。
内見では印象はとても大事です。
ウィークポイントはこの様にして『緩和』することは可能だと思います。
内見は実は貴重な換気の機会でもある
この「ブレイカーで一気にすべてのスイッチを入れる」仕組みは副産物としてキッチンとバスルームの換気扇も回るということが挙げられます。『空き部屋』というのはとかく空気がこもりがちです。
内見という『人が入った』機会は貴重です。
換気扇も自動的にスイッチが入りますので内見すると自動的に換気もやってもらえます。
前述の『バルコニーに出てもらう』のも窓を開けて換気の機会があるということです。
お礼の言葉を添えて…
雑貨店で可愛い写真立てを用意しました。「数ある物件の中から自分の部屋に足を運んで頂いた」お礼の言葉とゆっくり見学して不明点はなんなりとご質問して頂くよう、大家としての言葉をお伝えしています。
もしかしたら…、
こんな大家のホスピタリティに共感して頂ける方がいるかもしれない…、そんな風に思っています。
アピールできることは徹底的にアピールする姿勢で臨む
先日のPOPに関する記事にopas10さんがいみじくもコメントを下さいましたが、私は転職活動における面接でのアピールで培った「アピールできることは徹底的にアピール」することを不動産投資における部屋のディスプレイで応用しています。どんな些細なことでも実践しなければ絵に描いた餅、四の五の言わずまず実践!
それが私のモットーです。
相場を考慮して最適だと思う募集条件を決定して、
平凡な築古ワンルームマンションで有効と思われる安価なリノベーション策を決定して、
内見時に成約率向上に寄与するディスプレイを準備して、
臨んだ募集活動はどうだったのでしょうか?
いよいよ次回の記事でその顛末をお伝えします。
お楽しみに!
ワンルームマンション
入居付け実況中継!
入居付け実況中継!
私の投資用の区分所有ワンルームマンションで『退去』が発生しました。
私なりに入居を促進するための戦略・アイデアを実践しています。
写真なども交えて退去連絡から入居までを時系列にご紹介します。
このたび管理している不動産屋さんから悲しいお知らせがきました。
不動産屋さん「あの私どもで管理させて頂いております『たわごとマンション703号室』なんですが…」
はる「はい…」
不動産屋さん「この度、解約のご連絡がありましたので、そのご報告です。」
はる「えぇ!」(゜o゜)
私がチャレンジしている大家業、もうすぐ「初めての更新」を迎えるところで、大家さんが最も聞きたくない言葉「退去」となってしまいました。まぁ、当然大家業をしていれば付き物なわけで嘆いていても仕方ありません。この『悲報』が入ってからそれなりに『行動』をとってきました。
今回の私の募集活動における不動産業者さんとのお付き合いの仕方について具体的にご紹介したいと思います。
私は普段の賃貸管理を手数料を支払って不動産業者にお願いしています。
いよいよマンションのエントランスで待ち合わせをして部屋に突入!です(笑) 結構ドキドキしました。不動産投資のハウツー本ではいろいろなことが書かれているので多少のことでは動じないように覚悟して恐る恐る開けてくれたドアから中を覗き込みました。 『あれ?』
思いの外、これまでのご入居者様には綺麗に使って頂けてリフォーム費用も予算を下回りそうなので、プチリノベを張り切ってやろう!
ということでリフォーム担当の方と打ち合わせです。あれこれ相談した結果、私が行ったプチリノベをご紹介したいと思います。
大家業とは入居者があって初めて家賃という収入が得られる商売です。退去があった時、1日も早く『次の入居者』が決まることが何より大切です。
『適切な条件設定/迅速な販促活動』
⇒『内見の増加』
『物件の良さのアピール』
⇒『内見物件の成約率の向上』
という図式があると思います。
今回は、私がどんなふうにPOPを作成しているかをご紹介します。POPってビジネス文書とかではないので手作り感があった方が印象が良いのかもしれません。できればPOP用のマジックなどで書きたいところですが、私は字も綺麗ではありませんし、イラストも描けません。ですからもっぱらPCを使っています。
今回は私が実践しているその他のディスプレイ術をご紹介します。間取図にコンセントや電話線のジャック、テレビアンテナコンセントなどの位置を記したものを用意しています。お一人様一枚づつお持ち頂けるように沢山印刷して置いておきます。
私の投資用物件のワンルームマンションの入居者の退去の連絡があったのが10月の半ば。「1ヶ月後には退去」ということが悲しくも決まりました。まずは募集を開始しなければなりません。
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拙コメントのご紹介、どうもありがとうございます。アドバンテージを見つけて訴求する重要性は、シューカツでしみじみ感じました。
by opas10 (2014-01-03 16:41)
opas10さん、コメントありがとうございます。
私も転職活動を通して、自分をアピールする重要性を体感しました。
日本人は奥ゆかしさを美徳とする面を持っているので「自分のことを良く説明」することに潜在意識でブレーキがかかる面があるように感じます。管理職をしていると部下の評価作業などをしていてもそんなことを感じたりします。
でもこれからは『自分をプレゼンする力』ってますます重要になってくるのではないかと思いますね。
昨年は娘の高校入試の面接のトレーニングをしていてそんなことを子供にも伝える機会がありました。
いつも記事を読んで下さり感謝です!<(_ _)>
by はる (2014-01-03 16:58)