【運動会の季節 全員ムカデと「手つなぎ徒競走」】 [スポーツ]
今日は娘の運動会でした。天気にも恵まれ無事行われました。
もう3年生ですから、最後の運動会。
娘の中学校では、「むかで競争」が恒例の種目になっています。
大抵運動会のクライマックスと言えばクラス対抗リレーとか騎馬戦とか、そういう「真剣勝負」な種目ですが何故か「むかで競争」がトリを務めます。
「むかで競争」って運動会でもどちらかと言えば、「笑いをとる」役目の種目です。
この中学の「むかで競争」は全学年のクラス対抗種目です。
1年生は1クラス6チームの「小むかで」のリレー、2年生は1クラス2チームの「中むかで」のリレー、そして3年生はクラス全員の「大むかで」です。
「むかで」も5人くらいなら笑いをとるだけで済みますが、30人以上の隊列ですと息が合わないと1歩も前には進みません。
実際、途中でもつれて足から引きずられて「市中引き回しの刑」みたいにもなりますし、場合によっては隊列が崩れてたくさんの人間がのしかかってくることもあるようです。
こんな感じですがこれは「小か中むかで」サイズですね。
「大むかで」はもっと長いんですね。
ノリとしてはテレビで流行った「30人31脚」レースみたいな感じでしょうか。
娘たちの学校ではどのクラスもこのクライマックス競技のため、何日も「朝練」をして本番に臨みます。
競技前にはクラスごとに円陣を組んで気合を入れます。
スタートするときには全員が声を出してリズムをとるための笛を吹く係りがいたり本当に全員競技です。
私たち観客も夢中で応援してしまいます。
夏休み明けのこの時期に運動会をやることでクラスがまとまる効果があるようです。
私はこういうので盛り上がるのって結構好きです。
基本お祭り好きなタイプですので。
娘に聞いてみると…
クラスは半々で盛り上がるタイプとちょっと冷めてる感じのタイプに分かれるようですが、どちらかというと女子の方が盛り上がってやっていたようです。
さて、もうひとつ娘の学校の運動会は特色があります。
それは、この「むかで競争」と「全員リレー」以外は、ほとんど「遊び競技」がなく陸上競技に特化している点です。
徒競走、ハードル競技、幅跳び、高跳び、リレーとすべて「記録」をとり大会新記録などの表彰がされます。
例えば、騎馬戦とか組体操と「オリンピックの陸上競技にはない競技はやらない!」みたいな感じです。
応援合戦もなければダンスもない。
でもみんな競技に一生懸命です。
担任の先生も気合を入れて全員リレーやむかで競争で伴走なんかしながら一生懸命です。
いろいろな要素が盛りだくさんの運動会もそれはそれで楽しいですが、こんな実直な?運動会も若者のひたむきさを感じられていいかなって思いました。
ところで、よく運動会ばなしで出てくる、
「徒競走を手をつないでゴールさせる」運動会が流行った
という話。
調べてみると…
ネットでは「『一種の都市伝説』だ」というのが定説のようですね。
⇒ 【口裂け女と麺会 〜都市伝説に挑戦〜】
確かにゴール後に順位を書いた旗の後ろに並ばせるなどをしないで順位を強調しないという傾向があったりするようですが、この有名な
「手をつないで」
というのはネット界でも流行したけど、実は伝聞調での書き込みばかりで、意外に「私の学校」とか「私の子供の学校では」という書き込みが少なく、デマとは言わないが、かなり少ない例をあたかも「大勢がそうだ」と思わせてしまった例の様です。
実際、私もよく知らなかったのでそう思っていました。
発端は読売新聞の記事で、
順位を強調しない学校側の対策の一例として「手つなぎ」の件を取り上げたことがちょっとやり過ぎだという反対意見として、取り上げられることが多くどんどん強調されていったことによるようです。
私自身このこと自体にも裏付けをとっていないのでどっちがどの程度正しいのか判断できないですが、少なくとも私は何となくどこかで聞いた、
『ある時期の運動会はそういうもんだ』
っていう「刷り込まれた情報」を鵜呑みにして、例えば飲み会の席などで、「競争に弱い世代」みたいな話題の時に、これ見よがしに引き合いに出したりしてしまっていると思います。
「こういうこと、気を付けよう」ってちょっと気付きを得た(え?今更ですか?スミマセン)、
運動会の話でした。
さて、来週は息子の運動会。
頑張れよ!
もう3年生ですから、最後の運動会。
娘の中学校では、「むかで競争」が恒例の種目になっています。
大抵運動会のクライマックスと言えばクラス対抗リレーとか騎馬戦とか、そういう「真剣勝負」な種目ですが何故か「むかで競争」がトリを務めます。
「むかで競争」って運動会でもどちらかと言えば、「笑いをとる」役目の種目です。
この中学の「むかで競争」は全学年のクラス対抗種目です。
1年生は1クラス6チームの「小むかで」のリレー、2年生は1クラス2チームの「中むかで」のリレー、そして3年生はクラス全員の「大むかで」です。
「むかで」も5人くらいなら笑いをとるだけで済みますが、30人以上の隊列ですと息が合わないと1歩も前には進みません。
実際、途中でもつれて足から引きずられて「市中引き回しの刑」みたいにもなりますし、場合によっては隊列が崩れてたくさんの人間がのしかかってくることもあるようです。
こんな感じですがこれは「小か中むかで」サイズですね。
「大むかで」はもっと長いんですね。
ノリとしてはテレビで流行った「30人31脚」レースみたいな感じでしょうか。
娘たちの学校ではどのクラスもこのクライマックス競技のため、何日も「朝練」をして本番に臨みます。
競技前にはクラスごとに円陣を組んで気合を入れます。
スタートするときには全員が声を出してリズムをとるための笛を吹く係りがいたり本当に全員競技です。
私たち観客も夢中で応援してしまいます。
夏休み明けのこの時期に運動会をやることでクラスがまとまる効果があるようです。
私はこういうので盛り上がるのって結構好きです。
基本お祭り好きなタイプですので。
娘に聞いてみると…
クラスは半々で盛り上がるタイプとちょっと冷めてる感じのタイプに分かれるようですが、どちらかというと女子の方が盛り上がってやっていたようです。
さて、もうひとつ娘の学校の運動会は特色があります。
それは、この「むかで競争」と「全員リレー」以外は、ほとんど「遊び競技」がなく陸上競技に特化している点です。
徒競走、ハードル競技、幅跳び、高跳び、リレーとすべて「記録」をとり大会新記録などの表彰がされます。
例えば、騎馬戦とか組体操と「オリンピックの陸上競技にはない競技はやらない!」みたいな感じです。
応援合戦もなければダンスもない。
でもみんな競技に一生懸命です。
担任の先生も気合を入れて全員リレーやむかで競争で伴走なんかしながら一生懸命です。
いろいろな要素が盛りだくさんの運動会もそれはそれで楽しいですが、こんな実直な?運動会も若者のひたむきさを感じられていいかなって思いました。
ところで、よく運動会ばなしで出てくる、
「徒競走を手をつないでゴールさせる」運動会が流行った
という話。
調べてみると…
ネットでは「『一種の都市伝説』だ」というのが定説のようですね。
⇒ 【口裂け女と麺会 〜都市伝説に挑戦〜】
確かにゴール後に順位を書いた旗の後ろに並ばせるなどをしないで順位を強調しないという傾向があったりするようですが、この有名な
「手をつないで」
というのはネット界でも流行したけど、実は伝聞調での書き込みばかりで、意外に「私の学校」とか「私の子供の学校では」という書き込みが少なく、デマとは言わないが、かなり少ない例をあたかも「大勢がそうだ」と思わせてしまった例の様です。
実際、私もよく知らなかったのでそう思っていました。
発端は読売新聞の記事で、
順位を強調しない学校側の対策の一例として「手つなぎ」の件を取り上げたことがちょっとやり過ぎだという反対意見として、取り上げられることが多くどんどん強調されていったことによるようです。
私自身このこと自体にも裏付けをとっていないのでどっちがどの程度正しいのか判断できないですが、少なくとも私は何となくどこかで聞いた、
『ある時期の運動会はそういうもんだ』
っていう「刷り込まれた情報」を鵜呑みにして、例えば飲み会の席などで、「競争に弱い世代」みたいな話題の時に、これ見よがしに引き合いに出したりしてしまっていると思います。
「こういうこと、気を付けよう」ってちょっと気付きを得た(え?今更ですか?スミマセン)、
運動会の話でした。
さて、来週は息子の運動会。
頑張れよ!
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おはようございます
運動会のシーズンですね
娘さんの運動会を楽しめてよかったですね
一時全員リレーというのが流行ったときもありますが
わたしは 徒競走のない運動会というのは 経験したことがありません
順位をつけないと競争…本当にあったのでしょうか?
by ハマコウ (2012-09-23 06:14)
ハマコウさん、コメントありがとうございます。
少なくとも私は確実性のある話(実際にそうした例を経験した人から直接聞くなど)は、一度もありませんね。
ネットなどでは報告例もあるようで、きっとゼロではなかったのかとも思いますが、少なくとも多数派ではないことだけは確実そうな感じはします。ただ、それも私の勝手な推測ですが…。
世の雰囲気として、一時期、「人と競争するよりも自分らしく」という風潮が強かったのと、その後の「ゆとり教育による学力低下」を結びつけるときのアイテムとして、「その時期の風潮がよくなかったんだ」という考え方が広く普及したことは大きい背景としてあるような気がします。
by はる (2012-09-23 15:57)
いわれてみれば手をつないでゴールする運動会って身近ではきかないですね。
おっしゃるように時代というか悪平等の風潮を象徴する
エピソードとしてうってつけなので
どんどんひろがっていったような気もします。
それにしても大ムカデ、圧倒されそうです。
by いっぷく (2012-09-24 03:49)
いっぷくさん、コメントありがとうございます
この話、「言われてみると…」って、感じですよね。
大ムカデ…すごいですよ!一度コケたら大変です
by はる (2012-09-24 07:40)