【ハラスメント…予防してますか?】 [仕事]
先日、会社で「セクハラ・パワハラ」についての研修を受けました。
「セクハラを受けたらどうするか?」ではなくて、「セクハラ・パワハラをしないようにするには?」という管理職向けの研修です。
弁護士事務所の先生を講師にお招きしての講義です。
セクハラはすっかり言葉としても定着しましたが、今ではパワハラ以外にもドクター・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント、ジェンダー・ハラスメント、モラル・ハラスメント、キャンパス・ハラスメント、アルコール・ハラスメント、スモーク・ハラスメントと、いろいろあるようです。
さて、件の講義ですが最も注意を促されたのが「こちらの意志とか意図は関係なく受け取った側がどう感じるか?」が大事だという点です。
「ハラスメント」とは、「嫌がらせ」という意味ですが、嫌がらせなんてしたつもりはない!と言い張っても相手が「不快感を味わった」と言えばそれは嫌がらせになってしまうということでした。
「良かれと思ってやったんだ。」なんて言い訳は通用しないということです。
ご専門の方には異論もあるかもしれませんが講義ではそのように言われました。
セクハラは比較的わかりやすいし、社会でも浸透しているので、「体を触ったり」、「セクシャルな言葉を口にしたり」、「プライベートな付き合いを強要したり」したら、『アウト!』ってのは、ピンときます。
ただパワハラの場合は叱責、指導、親身な相談、叱咤などとの境界線があいまいな感じがします。
「馬鹿野郎!」みたいな罵声を浴びせるような比較的わかりやすいのはいいのですが、相手が嫌がらなかったからと言って酒席などへ誘ったことが、「立場を利用した強要」とみなされて『アウト』になることもあるということです。
しかもその行為をしたときには良好な関係があって問題にならなくても、後々に関係が悪化すると過去にされたことを引き合いに出されて、「ハラスメント」として訴えられるなんて例もあるから気を付けて下さい。
なんて感じでした。
またセクハラは女性が男性へ、パワハラは部下が上司へというケースもあるとのことです。
私は割とこういうことは保守的なので、あまりプライベートなことを部下に強要したりしませんし、女性に対しても差別的なことを言わないように気を付けているつもりですが、講義にあるようなことを全部そっくり守っていたら職場が異常に無機質な空間になってしまいそうです。
これは以前に観た管理職研修用のビデオでのことでしたが、部下の呼び方をある者には「~ちゃん」とちゃんづけ、ある者には「~さん」とさんづけにするだけで差別になるから駄目だというのも観ました。
理屈は分からないでもありませんが「キャラクター」によって、うまく「使い分ける」ことは必要だと思います。
講義でも結局のところ「程度問題」であり、「重要なのはお互いの信頼関係」です、なんて締めくくっちゃいました。
話を聞いている側も杓子定規に真に受けて全部が全部守る必要はないから、適当に使い分けてねってことなんでしょうが…。
私の今いる会社はコンプライアンスとか割と真面目にやっている方だと思うんですが、それでも「馬鹿野郎!」なんて大声で怒鳴っている人がいます。
もう血が頭に上っちゃうと止まらなくなるみたいで息が上がってたりするのを知ると、ちょっとヤバいんじゃない?なんて思ってしまいます。
パワハラってちょっと学校のいじめと似ているところがあるのかな?なんて思ったりもします。
役職・身分の高い人がやってしまうケースがあるのですが、なかなかそれを叱れる身分の人っていません。
社長とか経営トップしか言えないような立場の人もいます。
そんなときにきちんとその人たちが叱れるのかどうかってことなんじゃないかなって。
「ハラスメント防止規則」なんて作ってルールで管理するのではなく、(そんな会社あるのかな?)おかしなことをしているのに気付いたら、それをするべき立場の人がきちんと面倒がらずにたしなめるなり、叱る。
そういう人間関係が、管理職を束ねる人に備わっているかどうか、みたいな。
もちろん、ワンマン社長の様な会社では、その「トップ」が一番、やっちゃうような会社もあるでしょう。
でも、それはもうひとつのその会社の企業風土というか、企業文化というか…。
経営者を否定するのって会社の存在を否定するようなものですから、私ならそういうのが嫌なら会社辞めちゃうでしょうね。
(あくまでも「私ならそうする」ってだけで、それが正しいあり方だとは思いません)
ちなみに私、子どもの頃から父親に怒鳴られるのに慣れっこでしたし、学校でもいたずらをやってはびんたをくらったりして育ったせいもあり、会社で怒鳴られたり罵声を浴びせられたくらいでは辞めたいとは思わないたちですが…。
私は現在勤務中の会社も含め、5か所の職場を経験していますが、セクハラもパワハラもありありの会社は旅行会社時代でした。
そりゃあ、もう、言いたい放題でした。
今の会社だったらセクハラなんてもんじゃないでしょう。
でもとても楽しかったです。
みんな仲良かったし。
喧嘩もしたけど、仲良かったって感じでしょうか?
もちろん水と油の関係の人ってのもいたし影口を言い合ったりもしてましたけど…。
でも、なんかあんまり細かいこと考えずにやってた方が人間的なつながりは深くなるのかな?って感じはします。
結束強かったですから。
会社はみんなバラバラになっても、いまだにつながりが強いのは、やっぱり旅行会社時代の人たちですね。
そうは言ってもこういったハラスメントで精神的に潰されてしまった人を何人か知っていますので守っていく仕組みは必要だとは思います。
私は「相性」みたいなものもあるような気がしますが、会社の人事は本人に選ぶ権利はあまりないですから、きちんとした配慮や相手への敬意みたいなものを持ちながら職場で過ごしていくことも大事だとは思いました。
なんか、社会人なりたての新人さんの研修レポートみたいになってしまいました…。
「セクハラを受けたらどうするか?」ではなくて、「セクハラ・パワハラをしないようにするには?」という管理職向けの研修です。
弁護士事務所の先生を講師にお招きしての講義です。
セクハラはすっかり言葉としても定着しましたが、今ではパワハラ以外にもドクター・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント、ジェンダー・ハラスメント、モラル・ハラスメント、キャンパス・ハラスメント、アルコール・ハラスメント、スモーク・ハラスメントと、いろいろあるようです。
さて、件の講義ですが最も注意を促されたのが「こちらの意志とか意図は関係なく受け取った側がどう感じるか?」が大事だという点です。
「ハラスメント」とは、「嫌がらせ」という意味ですが、嫌がらせなんてしたつもりはない!と言い張っても相手が「不快感を味わった」と言えばそれは嫌がらせになってしまうということでした。
「良かれと思ってやったんだ。」なんて言い訳は通用しないということです。
ご専門の方には異論もあるかもしれませんが講義ではそのように言われました。
セクハラは比較的わかりやすいし、社会でも浸透しているので、「体を触ったり」、「セクシャルな言葉を口にしたり」、「プライベートな付き合いを強要したり」したら、『アウト!』ってのは、ピンときます。
ただパワハラの場合は叱責、指導、親身な相談、叱咤などとの境界線があいまいな感じがします。
「馬鹿野郎!」みたいな罵声を浴びせるような比較的わかりやすいのはいいのですが、相手が嫌がらなかったからと言って酒席などへ誘ったことが、「立場を利用した強要」とみなされて『アウト』になることもあるということです。
しかもその行為をしたときには良好な関係があって問題にならなくても、後々に関係が悪化すると過去にされたことを引き合いに出されて、「ハラスメント」として訴えられるなんて例もあるから気を付けて下さい。
なんて感じでした。
またセクハラは女性が男性へ、パワハラは部下が上司へというケースもあるとのことです。
私は割とこういうことは保守的なので、あまりプライベートなことを部下に強要したりしませんし、女性に対しても差別的なことを言わないように気を付けているつもりですが、講義にあるようなことを全部そっくり守っていたら職場が異常に無機質な空間になってしまいそうです。
これは以前に観た管理職研修用のビデオでのことでしたが、部下の呼び方をある者には「~ちゃん」とちゃんづけ、ある者には「~さん」とさんづけにするだけで差別になるから駄目だというのも観ました。
理屈は分からないでもありませんが「キャラクター」によって、うまく「使い分ける」ことは必要だと思います。
講義でも結局のところ「程度問題」であり、「重要なのはお互いの信頼関係」です、なんて締めくくっちゃいました。
話を聞いている側も杓子定規に真に受けて全部が全部守る必要はないから、適当に使い分けてねってことなんでしょうが…。
私の今いる会社はコンプライアンスとか割と真面目にやっている方だと思うんですが、それでも「馬鹿野郎!」なんて大声で怒鳴っている人がいます。
もう血が頭に上っちゃうと止まらなくなるみたいで息が上がってたりするのを知ると、ちょっとヤバいんじゃない?なんて思ってしまいます。
パワハラってちょっと学校のいじめと似ているところがあるのかな?なんて思ったりもします。
役職・身分の高い人がやってしまうケースがあるのですが、なかなかそれを叱れる身分の人っていません。
社長とか経営トップしか言えないような立場の人もいます。
そんなときにきちんとその人たちが叱れるのかどうかってことなんじゃないかなって。
「ハラスメント防止規則」なんて作ってルールで管理するのではなく、(そんな会社あるのかな?)おかしなことをしているのに気付いたら、それをするべき立場の人がきちんと面倒がらずにたしなめるなり、叱る。
そういう人間関係が、管理職を束ねる人に備わっているかどうか、みたいな。
もちろん、ワンマン社長の様な会社では、その「トップ」が一番、やっちゃうような会社もあるでしょう。
でも、それはもうひとつのその会社の企業風土というか、企業文化というか…。
経営者を否定するのって会社の存在を否定するようなものですから、私ならそういうのが嫌なら会社辞めちゃうでしょうね。
(あくまでも「私ならそうする」ってだけで、それが正しいあり方だとは思いません)
ちなみに私、子どもの頃から父親に怒鳴られるのに慣れっこでしたし、学校でもいたずらをやってはびんたをくらったりして育ったせいもあり、会社で怒鳴られたり罵声を浴びせられたくらいでは辞めたいとは思わないたちですが…。
私は現在勤務中の会社も含め、5か所の職場を経験していますが、セクハラもパワハラもありありの会社は旅行会社時代でした。
そりゃあ、もう、言いたい放題でした。
今の会社だったらセクハラなんてもんじゃないでしょう。
でもとても楽しかったです。
みんな仲良かったし。
喧嘩もしたけど、仲良かったって感じでしょうか?
もちろん水と油の関係の人ってのもいたし影口を言い合ったりもしてましたけど…。
でも、なんかあんまり細かいこと考えずにやってた方が人間的なつながりは深くなるのかな?って感じはします。
結束強かったですから。
会社はみんなバラバラになっても、いまだにつながりが強いのは、やっぱり旅行会社時代の人たちですね。
そうは言ってもこういったハラスメントで精神的に潰されてしまった人を何人か知っていますので守っていく仕組みは必要だとは思います。
私は「相性」みたいなものもあるような気がしますが、会社の人事は本人に選ぶ権利はあまりないですから、きちんとした配慮や相手への敬意みたいなものを持ちながら職場で過ごしていくことも大事だとは思いました。
なんか、社会人なりたての新人さんの研修レポートみたいになってしまいました…。
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(*´∇`)ノ こんばんは☆
ハラスメントの種類っていろいろあるんですね・・・(^^;
細かく考えたり悩んだりしたら、人とのお付き合いが
できなくなってしまいますね・・・(ーー;)
私は割と鈍感な方なので、後で、
うん??あれはもしかしてイヤミ?
とか、嫌がらせ?
なんてふと思うことも・・・(´∀`*)
世知辛い世の中になったものですヽ(;▽;)ノ
私は長年丸の内OLでバリバリやってきましたし、
同僚とも楽しくやってきたので、
セクハラなんて考える暇がなかったですヾ(*´∀`*)ノ
by くるめっち (2012-09-22 00:24)
くるめっちさん、コメントありがとうございます。
丸の内でOLバリバリだったんですね!さぞや時代の最先端を行っていたんでしょうね。颯爽と闊歩していたんでしょうね。今は再開発で、丸の内もおしゃれなショッピング通りができましたね。
私はちょっと前まで大手町勤務でしたが、再開発で移転しました。東京駅周りもどんどん変わっていきますね。
イメージとしては、やっぱり忙しすぎて細かなことを気にしている時代ではなかったのかな?って思います。今はいろいろと考えることが多いのが職場環境なのかなって…。これも時代の流れと言いますか…。経済状況も微妙に影響しているかと思ったりもします。
忙しくして、頑張っていれば、報われるっていうモデルが今は通用しなくなってきていますから…。
by はる (2012-09-22 02:24)