【とうとう来た合格ラッシュ! ~経理管理職の転職22~】 [私の転職活動]
めまぐるしいラッシュ…
4月3日に大本命のIT系ベンチャー企業・DH社からの不採用通知が届いて、自分のスキルの低さと転職活動の失敗に落ち込みながらも…
「前に進むしかない!」
と、来る決戦の日に向けて活動を続けていました。
4月8日は二次面接が2件あります。
健康ドリンク・FD社、そして第2希望の人材派遣会社・乙社です。
面接の「ハシゴ」です。
どちらも前回の面接の確認程度で、他との候補者との比較をするための面接という感じでした。
特に問題もなく、両方の面接を終了すると…
4月2日に一次面接を受けたリース会社MF社から一次面接通過の連絡が…
MF社とは二次面接が4月15日にセッティングされました。
と、さっき二次面接を受けたばかりの乙社の担当、TC社のTさんから「おめでとうございます!」のお電話!
とうとう、待ちに待った!! 『内定』です!!!
一気に『ラッシュ!』な感じです。
業務改革責任者の高橋取締役の右腕として即戦力を期待しているとのことです。
そんな最高潮に盛り上がった状態で本命の甲社の一次面接が4月9日にセッティングされています。
万全の態勢で臨みました。
面接相手は社長をはじめ、取締役、総務部長、経理部長とお偉方4名そろい踏みです。
それはそれは、多岐にわたる質問攻めな感じでした。
特に、税理士試験の受験継続を断念したことについて、執拗な質問を受けて、
「これは『圧迫面接』か…」
と、思うほどでした。
気難しそうな社長からは興味ななそうに質問を受けたりして、久しぶりに面接で「これはダメかもしれないな」と思いました。
なんか私の得意なパターン「共感」を得られた感触をまったく得られないまま終わりました。
基本的な質問には黄金の『想定問答集』により、ほぼ完ぺきなストーリーで受け答えできたとは思えたのですが、どうも「手応え」が感じられなかったのです。
面接終了後、乙社と同じ担当者のTC社・Tさんに状況を報告すると…
Tさんは、いつも通り段取り良く、既に先方の総務部長に状況確認がされていました。
「昨日に引き続き、非常にいい感触ですよ♪」というご回答。
…意外でした。
まあ、とにかく良い報告ですので結果を待つことにしました。
同時にTさんからは、乙社から「是非ともすぐに入社条件について話をしたい」と打診されていることを伝えられました。
そうです、企業は内定はなかなか出さなかったりしますが、一旦、内定を出すと一転して「すぐにでも来てほしい」と、一気に手のひらを返すことは珍しくありません。
Tさんから「甲社、乙社のどちらが本命か?」を問われました。
提示されていた給与は乙社の方が高かったのですが、企業の安定性などを考慮すると甲社が圧倒的に本命です。
しかも乙社には「隠密での求人活動」という特殊事情も若干気になるところでもあります。
また人材派遣会社はやっぱり躊躇してしまいます。
Tさんは私の意向を酌んでくれて、
「それでは両社の内定を同時にもらって比較して選択できるように甲社に内定の催促をしてみます。
安心してください!」
というありがたい提案です。
甲社は本命ですが、その結果を待っているうちに乙社の入社意思決定を迫られると厳しい状況です。
私としては給料面で申し分ない乙社は甲社がダメだった場合には是非とも入社をお願いしたいところだったからです。
正直言って、面接、内定のタイミングが逆だったら悩まなくてよかったのに…
などと、贅沢なことを考えました。
この時、心の底から、メンターの言う、
『入社するかどうかを悩むのは内定を取ってからにせよ』
という教えが身に染みました。
ここに来て一気に形勢は私に傾いてきました。
本命を待っている段階で、
「内定:1社」「二次面接回答待ち:1社」「二次面接予定:1社」
という、夢のような状態です。
私はTC社のTさんの吉報をそわそわしながら待つことにしました。
それでは、次回をお楽しみに…
シリーズ
〔経理管理職の転職〕
〔経理管理職の転職〕
経理課長として勤務していた企業がリーマンショックの影響をもろに受け転職を余儀なくされ立ち向かった経理マンの転職の記録
〔15〕
人材紹介会社の担当者次第でうまくいかないこともある…
人材紹介会社の担当者次第でうまくいかないこともある…
確かに買い手市場のこの時期、求職者に主導権がないので大抵のことは飲みますが、これから入る会社の給料を「セリにかけられるような真似」をされて「はいそうですか」とホイホイ応えられません。
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