【メンターとの再会 ~経理管理職の転職3~】 [私の転職活動]
2009年1月から本格的に開始した4回目の転職活動。
今度は企業経理の管理職からの転職です。
当時のメールのデータを保存していたので今回はばっちり再現できるかと思ったのですが、OutlookExpressのバックアップデータを見ることができず細かなやり取りまでは再現ができないのが残念です。
管理用の一覧がありますので、これに基づいてお伝えしたいと思います。
時期があいまいなのですが、まだ退職の意思を固めていない時期だったので、おそらく2008年の12月初旬だったと思います。
会社の将来に不安を持ち転職準備としてネットで転職市場の動向などを調べ始めた頃、前回の転職のときにメンターとしてお世話になったキャリアアドバイザーの高見さんと連絡を取りました。
高見さんは私のことを覚えていてくれて多忙なスケジュールのなか、週末に時間をとって下さることになりました。
久しぶりに東京しごとセンターを訪問し、高見さんと再会しました。
そこで、会社の実情と転職の意思を伝えました。
高見さんは開口一番、
「はるさん、とにかく会社へ退職の意思表示をしないこと、これを絶対守ってください」
と、釘を刺されました。
「確かに給与カットなど厳しい状況であるかもしれないが、とにかく毎月定期的な収入があることは大きな支えになります。
定期収入があるのとないのとでは大違いです。
どんなことがあっても次の就職先が決まるまでは退職しないこと。
これが現在の転職活動の最も大事なことです。」
と、強く言われました。
「前回転職したときとは雇用環境がまるで違います。
圧倒的に求人数が少なく話がでても話が進んでいるうちに取りやめになる案件など企業も採用に非常に消極的になっていて、特に中高年の転職は厳しいの一言です。
そのことを踏まえて行動してください。」
ということでした。
私は厳しい状況であることは理解していたつもりでしたが、想像以上に厳しいことを実感しました。
私は高見さんのアドバイスに従って今まで通り勤務しながら転職活動をして、次の転職先が見つかったらその時の状況により転職するかどうかを判断することにしました。
高見さんは、
「とにかく早く動くことが大事です。
人材紹介会社の力を借りないといけません。
早い段階で1社に限定せず人材紹介会社への登録により企業を紹介してもらうのが得策です。
そして応募するか迷った場合は、必ず応募して下さい。
考えるのは合格してからにしましょう。」
前回のときにも増して、このことを強調されました。
私はこの時の面談の後、前回のようなハローワーク中心ではなく人材紹介会社中心の活動をすることにしました。
ハローワークと較べてネットでの情報検索、メールのやり取りや電話でのやり取りが中心になるため、平日でも有効に活動できるので勤務しながらの活動には向いていると思ったのです。
3月末が退職日になることを意識していましたので、1日1日が非常に貴重ななかでは活動休止日をゼロにするためには必要なことだと思いました。
それからは、まずネットで求人状況や人材紹介会社の物色をしていました。
毎日、帰宅後に夜中までいろいろな情報を集めました。
これから退職するまでは毎日睡眠は3時間くらいの日々が続きました。
ネットには、たくさんの人材紹介会社の案件を一覧で見られて、そこから人材紹介会社とアポイントが取れるサイトが沢山あります。
また、自分の求職情報を登録してスカウトを待つこともできます。
大手のリクナビなどは私までお鉢が回ってこないと思っていましたので、比較的マイナーで情報量が多いサイト1か所に絞って求人情報の収集活動をするかたわら、登録情報のブラッシュアップもしていました。
そして経理職の転職に強みを持つ、NM社と面談のアポイントを取り付けました。
記録を見ると2009年2月7日となっています。
ここからが4回目の転職における、外へ打って出た初めての行動となりました。
シリーズ
〔経理管理職の転職〕
〔経理管理職の転職〕
経理課長として勤務していた企業がリーマンショックの影響をもろに受け転職を余儀なくされ立ち向かった経理マンの転職の記録
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人材紹介会社の担当者次第でうまくいかないこともある…
人材紹介会社の担当者次第でうまくいかないこともある…
確かに買い手市場のこの時期、求職者に主導権がないので大抵のことは飲みますが、これから入る会社の給料を「セリにかけられるような真似」をされて「はいそうですか」とホイホイ応えられません。
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