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【ヒューズがしょっちゅう飛ぶお部屋 ~ツタの絡まるビックリハウス~ 】 [懐かしの話]

アパートに遊びに来てくれた先輩から「ビックリハウス」と馬鹿にされていた私の部屋。

壁中をツタが生い茂る築年数不明の格安アパートです。

ツタの絡まる部屋

決してこんなオシャレなところではありませんでした。(^^ゞ

どちらかと言うとこっちに近いような…

木造の窓

だって窓を開けても隣のアパートの壁が20センチ程で手が届きますから‥‥。

【高円寺でアパート暮らしが始まった 「風呂なし・トイレ共同・築不明」】

困っていたのは、しょっちゅう停電することでした。

原発事故があった当時、日本では夏場の電力需要がピークということで計画停電が心配されていましたが、当時の私のアパートではエアコンなど付いてる部屋はなく停電は冬場が旬でした。

このアパートはブレーカーがついておらず「電気ごたつ」や「電気ストーブ」の使用が始まり電力需要がピークを迎えるとヒューズが飛びます

そうすると誰かがヒューズを交換しなければなりません。

最初は大家さんから支給されたヒューズを持って真っ暗な玄関のヒューズを交換してましたが、寒いし億劫になってきます。

そんなときは真っ暗な部屋でコタツに入ってじぃ~っと息を潜め、他の部屋の住人が交換してくれるのを待ちます。

だんだんとみんなが息を潜めるようになり根比べの様相を呈してきます。

コタツもだんだんと寒くなり我慢出来ずに交換に行こうとするとヒューズが底を突いていたりします。

あまりに停電が頻繁なため支給されたヒューズはあっという間に底を突いてしまうんです。


裏の大家さんの家まで取りに行くのも寒いし面倒。

そこで思いついたのが「自作ヒューズ」です。

タバコの包装の銀紙を細長く折ってヒューズ代わりにしてました。

過大な電流が流れれば適度に焦げて断線します。

その後はタバコの銀紙は私の部屋にストックされました。

まさかバイクツーリングの応急処置のスキルがこんなときに役立つとは思いませんでした。

【FZ250 PHAZER ~旅の友…よりは生活の足~】

多分、良く燃えるであろうツタ屋敷でローストチキンにならなくて良かったです。

その後、娘とこのアパートを見に行きましたが、綺麗なアパートに建て替わってました。

今では私の懐かしい思い出のひとつです。



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